こんにちは。PyCon JP 2018(前年)副座長のnishiです。
昨年9月に開催されたカンファレンスの収支レポートがまとまりましたので報告します。
他のイベント開催者の方々の参考になれば幸いです。
PyCon JP 2018は、参加者の皆さん・スポンサーの皆さん・そしてスタッフの皆さんにご協力いただきまして、無事黒字で終えることができました。
ありがとうございました。
なお、PyCon JP 2018のスタッフ活動はボランティアであり、収支データにもスタッフへの給料・報酬といった項目はありません。
また、黒字となった金額については、一般社団法人PyCon JPの会計を介して、「日本国内のPythonユーザのために、Pythonの普及及び開発支援」に利用されます。
収支概要
項目 | 金額[千円] (四捨五入) |
|
---|---|---|
売上 | チケット売上 | 10,395 |
スポンサー協賛収入 | 13,241 | |
小計 | 23,637 | |
支出 | 会場費 | 3,505 |
広告宣伝費(※1) | 13,953 | |
その他 | 1,694 | |
小計 | 19,151 | |
純損益 | 4,725 |
(※1) 科目上「広告宣伝費」となっていますが、内容は主に「パーティ費用、印刷物費用、ノベルティ費用」です。
詳細データは、こちらから参照可能です。
2018の予算管理・会計業務について
イベント運営を健全に毎年継続していくには、イベント単体で黒字であることが非常に重要です。しかし、カンファレンス準備には様々な不確定要素が存在し、収支に対して正負大きく作用します。
2018年は、最終黒字が想定より大きい金額となりました。
細かな予算組み、無駄コスト排除に対するスタッフの意識、丁寧な予算執行プロセスにより、想定外のコスト増を事前に対処し、赤字着地の危険性を低減できました。
一方、締切直前の駆け込みのスポンサー応募や、いくつかの見込みコストを回避・軽減できた点が、収支の黒字方向へ影響しました。
予算管理・会計業務の良かった点や改善点は、「振り返りミーティング」を通じて翌年のスタッフ活動に引き継いでいます。
最後に
今年も、PyCon JP 2019に向けてスタッフ活動が始まっています。
PyCon JPカンファレンスは、参加者・スポンサー企業・スタッフの皆さんで一緒に創り上げていくイベントですので、本年も是非ご参加のほどよろしくお願いいたします!
※2019スタッフも募集中です。募集についてはこちらをご参照ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿