2025-11-07

オープンソースカンファレンス 2025 FukuokaにPyCon JP Associationが出展・発表します

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。

2025年11月22日(土)に福岡県福岡市で開催されるオープンソースカンファレンス 2025 Fukuokaに、PyCon JP Associationとしてブース出展とセミナー発表をするので、そのお知らせです。

Seaside-momochi-2

 PyCon JP Associationとしての出展は2019年以来のようです。当時は寺田さんが出展していたようです。

私は初めてのOSC(オープンソースカンファレンス) Fukuokaであり、福岡に行くこと自体も初めてです。当日は私がブースにいて夕方に発表もするので、ぜひPythonやPyConに興味のある方は来ていただければと思います。

イベント概要

イベント概要は以下の通りです。

セミナー発表の詳細は以下の通りです。主に初心者の方に向けて、Pythonのエラーとの付き合い方を話します。

前日(11月21日)には偶然にもPythonのイベント「Python Meetup Fukuoka #5」が開催されるので、参加予定です。Python Steering CouncilのメンバーであるDonghee氏が登壇されるとのことで、こちらも非常に楽しみにしています。

ではいずれかのイベントで福岡で会いましょう〜〜 

2025-11-04

PyCon JP Association 運営会議 #76を開催しました

鈴木たかのり@一般社団法人PyCon JP Association代表理事です。

PyCon JP Associationは2、3カ月に1回理事が集まって運営会議を行っています。

2025年10月21日(火)に開催した第75回運営会議について報告します。また次回運営会議についてもお知らせします。 

第76回運営会議

 

運営会議参加メンバー(Zoomでのリモート参加者もいます)

運営会議では、開催が終わったPyCon JP 2025の報告や、PyCon JP 2026の座長についての他、各種イベントの状況報告などが行われました。

議事録は以下を参照してください。

次回運営会議 

次回運営会議は2025年12月8日(月)に開催します。運営に興味のある方は、以下のconnpassページから登録してぜひ気軽に参加してください。

PyCon JP 2026 座長発表

一般社団法人PyCon JP Association 副代表理事の吉田です

PyCon JP 2026の座長、日程と会場が決まりましたのでお知らせします。
PyCon JP 2026は2名の共同座長、佐野浩士さんと鈴木たかのりさんによって開催します。

日程、会場、そして共同座長2名からのコメント、また主催メンバーの募集について、以下に記載します。

日程と会場 

PyCon JP 2026は2025と同じ広島で開催します。時期は少し早くなり8月後半です。ぜひスケジュールの確保をお願いします。

共同座長のプロフィールとコメント


佐野浩士、鈴木たかのり

佐野浩士

プロフィール:株式会社佐野設計事務所 代表取締役、静岡のPythonコミュニティ PyCon mini Shizuokaのコアスタッフ、Python駿河のスタッフ。他活動としてStartup Weekendオーガナイザー、個人プロジェクト「lab.sbsb」で3Dプリンター向けWEBサービスの開発など。

コメント:PyCon JPは10年ほど前に初めて参加し、その後スピーカーや主催メンバーも経験させてもらいました。PyCon mini ShizuokaもPyCon JP 2019のときに立ち上がった経緯もあり、このカンファレンスは想い出深いです。
PyCon JP 2026は、技術者との交流の場として大きな軸を持ちながらも、Pythonをこれから学んでみようと思う、未経験や初学者の方も来られる場所にもなればと思ってます。現在は共同座長、これからの主催メンバーと一緒に2026を考えていく段階です。運営側も楽しみながら活動できる環境作りを考えていきます。一緒に取り組んでくれる方をお待ちしてます。どうぞよろしくお願いします!

鈴木たかのり

プロフィール:一般社団法人PyCon JP Association代表理事、PyCon JPでは2011年1月のPyCon mini JPからスタッフとして活動。PyCon JP 2024共同座長。 他の主な活動は、Pythonボルダリング部(#kabepy) 部長、Python mini Hack-a-thon(#pyhack) 主催など。

コメント:これから共同座長2名や主催メンバーとなるみなさんと擦り合わせるところですが、全体としてはやることを減らしてイベントをコンパクト化したいと考えています。その半面、参加者に、より楽しんでもらえるような新たなチャレンジも盛り込みたいと考えています。
参加者が「また参加したい」「登壇したい」と思えるイベント、新しい人、機会と出会えるイベントとしたいと考えています。よろしくお願いしますー。

主催メンバー募集

PyCon JP 2026を一緒に作り上げる主催メンバーを募集します。まずは、イベントの方向性やチーム運営の方法を一緒に考えてくれる方を募集します。参加希望の方は以下のフォームから申し込みをお願いします。その後Slackへの招待してコミュニケーションを開始し、ある程度人数が集まった段階でキックオフミーティング(オンライン)を開催予定です。


2025-10-22

今年も東京で開催!「SciPyDataJapan 2026」

 科学技術とデータの未来をつなぐ、Pythonコミュニティによる新たなカンファレンス


2026年1月24日、東京都・御茶ノ水にて「SciPyDataJapan 2026」が開催されます。このカンファレンスは、科学技術計算に特化した「SciPy Conference」とデータサイエンスをテーマとする「PyDataカンファレンス」を融合させた、日本初の試みです。主催は、NumFOCUSおよび国内Pythonコミュニティで、幅広い分野のエキスパートが一堂に会する場となります。


カンファレンスの特徴

  1. 科学とデータの融合
    分析、モデリング、シミュレーションなど科学技術計算分野と、データサイエンスや機械学習に関するセッションが同時開催されます。参加者は、両分野の最新トピックを体験できます。


  1. 初心者からエキスパートまで楽しめる内容
    Python初心者向けのセッションから、専門家向けの高度な技術トークまで、幅広い層に対応したプログラムを用意しています。


  1. コミュニティ主導のイベント
    国内外のPythonユーザーが集まり、知識の共有だけでなく、交流を深める絶好の機会です。


イベント概要

  • 日時: 2026年01月24日(土曜日) 13:0
    0 ~ 18:30(受付開始:12:00)

  • 場所: 燈株式会社/Akari Inc. 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地御茶ノ水ソラシティ21階
    ※ランチは会場で提供しない予定です(昼食は各自で事前にとることになります)。

  • 主催: Pythonコミュニティ有志

  • スポンサー: NumFOCUS、燈株式会社/Akari Inc.

  • 参加費: 無料


参加登録について

参加登録が開始されています。参加費は無料です。公式ウェブサイトからお申し込みください。

サポートとスポンサー

「SciPyDataJapan 2026」は、オープンソースの持続可能な発展を支えるNumFOCUSのサポートを受け、国内のPythonコミュニティと協力して実施されます。また、スポンサー企業の募集もしております。公式ウェブサイトをご覧ください。

お問い合わせ

「SciPyDataJapan 2026」についてのお問い合わせや、スポンサーシップに関する情報は、公式ウェブサイトをご覧ください。


Pythonによる科学技術とデータサイエンスの融合にご興味のある方々のご参加を心よりお待ちしております!




2025-10-20

OSC2025 Kyotoにブース出展した話

 PyCon JP 2025 主催メンバーの 板清(@Huyu2239)です。


2025年8月3日(日)、京都府京都市で開催された Open Source Conference 2025 Kyoto(OSC京都)に、一般社団法人PyCon JP Associationとしてブース出展してきました。投稿が遅くなってしまいましたが、今回はこのイベントについてお話しします。

ブース展示

今回は塚本 佳康(@yoshi_corleone)さんと共にブース出展を行いました。

ブースに立つyoshiとHuyu
ブースに立つyoshiとHuyu

PyCon JP 2025, Python Boot Camp, PyLadies Caravan などの活動を紹介し、各種ステッカーとPyCon JP 2025のチラシを頒布。ブースには予想以上に多くの方が足を止めてくださり、Pythonについて熱く語り合う時間となりました。 

特に印象的だったのは、来場者の知識の深さです。スレッド処理や新しいバージョンで実装された機能など、普段あまり深く考えていなかった話題について質問を受け、改めて自身の浅学さを実感する場面が多々ありました。一方で、「Pythonを始めたばかりで、コミュニティに参加したい」という初学者の方もいらっしゃり、幅広い層との交流ができたことも大きな収穫です。

PyCon JP 2025が広島で開催されることをご存知の方もいらっしゃいましたが、キーノート登壇者の情報はまだ広まっていない様子でした。お二方の経歴や講演テーマをご紹介すると、「それは聞きたい!」「広島まで行く価値がありますね」と、多くの方に興味を持っていただけました。

LT会 

塚本さんのLT「カンファレンス開催してみた」では、開催しようとしたイベントにコロナ禍が直撃したエピソードが語られました。会場からは共感の声や笑いが起こり、OSCコミュニティの温かさを肌で感じる瞬間でした。

懇親会

懇親会は京都駅周辺のホテルにて、約70名の参加者とともに開催されました。普段は初対面の方との会話が得意ではない私ですが、お酒を片手にリラックスした雰囲気の中、さまざまなバックグラウンドを持つ方々と談笑できました。

セッションでは聞けない開発現場の苦労話、OSS活動の裏側、地方でのコミュニティ運営の工夫など、貴重な情報交換の場となりました。技術交流において、このようなインフォーマルな場が持つ価値の大きさを実感した時間です。

まとめ

OSC京都2025への参加を通じて、技術イベントがもたらす価値を改めて認識しました。多様な参加者との対話、最新技術動向への触れ合い、そしてコミュニティの温かさ。これらは日常の業務や独学だけでは決して得られない、かけがえのない体験です。

そして、このような素晴らしいイベントが2025年11月22日(土)に福岡で開催されます。(Open Source Conference 2025 Fukuoka Pythonユーザーはもちろん、オープンソースに興味のあるすべての方にとって、新たな出会いと学びの場となるでしょう。ぜひ多くの方にご参加いただき、一緒に技術コミュニティの輪を広げていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

2025-10-14

PyCon JP TV #57「PyCon JP 2025振り返り」を配信しました。次回 #58は2025年11月7日(金)配信、テーマは「地域コミュニティ座談会」

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。 

PyCon JP TV #57「PyCon JP 2025振り返り」を配信したのでその報告と、次回#58「地域コミュニティ座談会」の予告です。

次回は初の「公開生放送」!
次回PyCon JP TVでは、PyCon mini 東海 2025の非公式前夜祭として、初めての「公開生放送」を行います。時間が18時からと少し早いですが、ぜひ現地参加して一緒に盛り上げてください!!以下のconnpassから参加登録をお願いします。19:00以降は同会場で配信を続けながらピザとビールで懇親会をします。 

PyCon JP TVの配信予定Googleカレンダーはこちらです。配信日を忘れないようにカレンダーへの登録をお願いします。

PyCon JP TV #57: PyCon JP 2025振り返り

2025年10月のPyCon JP TVでは「PyCon JP 2025振り返り」と題して10月3日(金)に配信しました。視聴してくれたみなさん、コメントいただいたみなさん、ありがとうございました。

面白かったら高評価してくれたり、チャンネル登録してくれるとうれしいです。
動画はこちらです。


各種関連情報へのリンクなどは、以下のPyCon JP TVのWebページで確認できます。
Pythonニュースでは以下についてとりあげました。

メイントーク: PyCon JP 2025振り返り

メイントークでは、2025年9月26日〜28日に広島で開催されたPyCon JP 2025の様子を、写真を交えて振り返りました。

カンファレンス前日の準備から、28日の開発スプリントまで、現地の様子がイメージできたでしょうか?

PyCon JP TV #58 予告: 地域コミュニティ座談会

次回のPyCon JP TV #58は2025年11月7日(金)に18:00から配信予定です(いつもより早いのでご注意ください)。

メイントークのテーマは「地域コミュニティ座談会」です。PyCon mini 東海 2025の非公式前夜祭として、愛知、静岡、宮崎の各地域コミュニティを運営している方をゲストにお迎えして公開生放送で行います。

それでは、次回のPyCon JP TVでお会いしましょう。お便りもお待ちしています。「こんな内容を扱ってほしい」「パーソナリティーへの質問など」お気軽にご意見お寄せください!!

 

2025-10-03

PyCon JP 2025での寄付の報告

鈴木たかのり@PyCon JP Association代表理事です。

ブログ「PyCon JP 2025のPyCon JP Associationブースで寄付を受け付けます」でお知らせした通り、先日開催されたPyCon JP 2025の会期中に、PyCon JP Associationブースで寄付を受け付けていたので、その報告です。ブースで500円以上の寄付をした方は特性キラキラステッカーを受け取る権利があります。

というわけで、寄付総額は

寄付金額
54名の方から合計42,000円の寄付をいただきました!!

寄付していただいたみなさんありがとうございます!!!

今回からSquareを利用してクレジットカード決済のみ対応としましたが、ブースから席を離れるときに現金の扱いを気にしなくてよくなったので、非常に運用がやりやすくなりました。

寄付金は遠方参加者の支援を中心に使わせていただきます。

「寄付しない?」とスプリントの各テーブルを回る寺田理事

寄付受付については以下のページも参照してください。

PyCon JP Association Meeting 2025を開催しました

 一般社団法人 PyCon JP Association 理事の清水川です。


PyCon JP 2025のランチタイムに開催した「PyCon JP Association 公開ミーティング」について、当日の様子を報告します。

一般社団法人PyCon JP Associationは毎年開催されるPyCon JPのイベントの中で、イベント参加者を対象にした公開ミーティングを開催しています。このミーティングは一般社団法人PyCon JP Associationの活動を広く知ってもらい、質問、アイディア、意見を交換することを目的としています。


イベント概要

  • 日時: 2025年9月27日(土)
  • 会場: PyCon JP 2025 広島国際会議場
  • PyCon JP Association 理事: 6名 (代表理事: 鈴木たかのり)

資料


当日は以下の議題について、報告と議論が行われました。
  • 理事あいさつ
  • PyCon JP Associationの紹介
  • 2024年の活動報告及び会計報告
  • 2025年の実施状況及び予算
  • 今後の計画とPyCon JP 2026について
  • PyCon JP Associationの運営全般
  • その他
  • 質疑応答


当日の様子

ミーティングはランチタイムに開催され、参加者の皆さんはリラックスした雰囲気の中でご参加いただけたんじゃないかと思います。参加してくれたみなさん、意見、質問をくれたみなさん、ありがとうございました。

ミーティングの様子

報告の詳細は、当日のスライド PyCon JP Association meeting 2025 をご参照ください。

報告の中でお伝えしたように、 PyCon JP 2026の座長を募集中 です。興味のある方は、募集期間は過ぎていますがフォームからお申し込み下さい。

質疑応答

質疑応答はSlidoを使って行い、参加者から多くの質問をいただきました。
以下、質問と回答を抜粋で掲載します。

イベントの開催地について

  • Q. なぜ広島で開催したのですか?
    • A. 詳しくは運営会議の議事録を見て欲しいが、もともと東京以外で開催したいと考えていた。Pythonのコミュニティがある地域じゃないと開催は難しいと思い、いくつかの地域のコミュニティメンバーにヒアリングを行い、やる気があった地域でかつ場所が確保できたため、広島で開催することとなった。(takanory

法人の運営、財務について

  • Q. 理事が認識している課題はなんですか?
    • A. PyCon JPの年次イベントについてですが、座長以下毎年の主催メンバーの多くが変わるため、外部とのやりとりなど安定的な対応が必要な部分が継続的に課題となります。特に今年は広島開催で多くの主催メンバーが変わりました。(yoshida
    • 理事があまり入れ替わっていないので、どうやって新しい理事に入ってもらうか(Jonas
  • Q. 一社の net assets (純資産) が年々増えているようですが、支出を増やすことは考えていますか? またどれくらいの net assets の水準をキープしたいなどの目標はありますか?
    • A. 資産を貯め続けても仕方が無いので、Pythonコミュニティーの発展に役立つことに還元して行きたいと思っています。とはいえ活動を動かす人手も足りていないので、運営メンバーを募集しています。一方で、ここ数年のイベント規模1回分を支えられるほどの資産は無いので、どこまで活動に使って良いのかという悩みがあります。(shimizukawa
  • Q. What is the typical time commitment for operating and board members? (運営メンバーや理事の典型的なコミットメント時間はどのくらいですか?)
    • A. 時期によるが月に数時間程度ではないか?PyCon JPの主催メンバーだと多いと週に10時間とか使うこともある(terada
  • Q. PSF補助金を分割したとのことですが、これまでの補助金はどこに含まれていますか
    • A. 元々、スポンサー収入に含まれていました。海外からの補助金は消費税の扱いがちがうので決算で名目を変更しています。これに合わせています(shimizukawa
  • Q. 若者への代替わりを積極的に推進するために、具体的に考えていることはありますか?
    • A. 若者に限ったことではないと思うが、代替わりは考えていきたい(takanory
    • A. 寺田は今期で退任することを決めている。若い人・新しい人に理事になってもらいたいと思っている。なお、退任するが関係性は保ち、PAOに活動の中心を移す予定(terada
  • Q. どこにむかっていきたいですか?
    • A. 昨年も意見が出た内容だと思う。理事内でいろいろとディスカッションしたが、新たなミッション・目標の設定は難しいという事になり、各理事ごとに今期の向かっていく方向を決めている(terada
    • A. まだ理事になって2期目だが、法務やPyLadies Caravanなどを中心に動こう考えていてそれなりに目標に向かって動けていると思う(maaya

法人の活動内容について

  • Q. Python Asiaとのコラボレーションに関する話を聞きたい
    • A. イベントへの積極参加は考えている (takanory
    • A. 他には決まっていないが、PAO側からも積極的な依頼をしていきたい (terada
  • Q. PythonBootCampが2025で1回なのは、開催希望が単純にないからですか?それとも別の理由でしょうか?
    • A. 単純に申し込みが1か所のみだったためです(ryu22e)
    • A. なにか別なイベントとかを考えた方がいいのかなーとか妄想しています(takanory

上記のようにたくさんの質問がよせられ、活発な意見交換ができました。改めて、ミーティングに参加してくださったみなさん、ご意見・ご質問をくださったみなさん、ありがとうございました。

運営メンバー募集中

PyCon JP Associationでは、継続的に 運営メンバーを募集 しています。Python Boot Campの運営、広報、法務、セキュリティ、イベント運営など、コミュニティを共に成長させていくための様々な役割があります。Pythonの専門家ではなくても、例えば情報管理や人事、事務、会計など、組織を運営していくにはむしろプログラミング以外の分野の助けが必要です。あるいは、そういった技能を組織運営に参加することで身に付けられるかもしれません。自身の得意な技能を使って日本のPythonコミュニティを支え、発展させていくためにできることはいろいろあります。ぜひ、運営メンバーとして一緒にやっていきましょう。

PyCon JP Associationには、日本のPythonコミュニティを盛り上げるため、アイディアを出してくれる方や、さまざまな活動を推進してくれる方が必要です。PyCon JP Associationがどんなことをやっているのか興味がある方は、2〜3ヶ月ごとに開催している運営会議に、ぜひ参加してみてください。

次回は2025年10月21日(火)に開催予定です。以下のリンクから、まずはオブザーバーとしてご参加ください。
過去の運営会議の議事録は全て公開しています。

2025-09-29

PyCon JP TV #56「PyCon JP 2025の楽しみ方」を配信しました。次回 #57は2025年10月3日(金)配信、テーマは「PyCon JP 2025振り返り」

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。 

PyCon JP TV #56「PyCon JP 2025の楽しみ方」を配信したのでその報告と、次回#57「PyCon JP 2025振り返り」の予告です。

PyCon JP TVの配信予定Googleカレンダーはこちらです。配信日を忘れないようにカレンダーへの登録をお願いします。

PyCon JP TV #56: PyCon JP 2025の楽しみ方

2025年9月のPyCon JP TVでは「PyCon JP 2025の楽しみ方」と題して9月5日(金)に配信しました。視聴してくれたみなさん、コメントいただいたみなさん、ありがとうございました。

面白かったら高評価してくれたり、チャンネル登録してくれるとうれしいです。
動画はこちらです。


各種関連情報へのリンクなどは、以下のPyCon JP TVのWebページで確認できます。
Pythonニュースでは以下についてとりあげました。

メイントーク: PyCon JP 2025の楽しみ方

メイントークでは、2025年9月末に開催予定のPyCon JP 2025の楽しみ方を、パーソナリティ2人の視点でお伝えしました。

初めて広島(東京以外)で開催されるPyCon JP 2025です。会場の様子やタイムテーブルなど、現地でイベントをより楽しむための情報はお伝えできたでしょうか?

PyCon JP TV #57 予告: PyCon JP 2025振り返り

次回のPyCon JP TV #56は2025年10月3日(金)に19:30から配信予定です。

メイントークのテーマは「PyCon JP 2025振り返り」です。広島で開催されるPyCon JP 2025の現地の様子を、写真を交えて振り返ります。

それでは、次回のPyCon JP TVでお会いしましょう。お便りもお待ちしています。「こんな内容を扱ってほしい」「パーソナリティーへの質問など」お気軽にご意見お寄せください!!

 

2025-09-28

PyCon JP 2025 LTへのたくさんの応募、ありがとうございました! Thank you for all the Lightning Talk submissions for PyCon JP 2025!

English follows Japanese.

PyCon JP 2025 プログラムチームの nikkie です。  
カンファレンス 2 日間、本当にお疲れさまでした。この記事はスプリントデーに書いています。

たくさんの応募に感謝

今年のライトニングトークには、本当にたくさんの応募をいただきました。スタッフ一同、心より感謝しています。

  • Day 1: 22 本
  • Day 2: 36 本

厳正なる抽選の結果、
Day 1は7名の方に、Day 2はスポンサー LT 2名を含む8名の方にご登壇いただきました。  

会場を大いに盛り上げてくださった皆さま、本当にありがとうございました!

厳しい採択率でした

LT はプロポーザル採択と同じか、それ以上に狭き門となりました。
採択されなかった方も、ぜひブログや勉強会などでアウトプットしていただけると嬉しいです。
多くの方の知見や経験が共有されることを願っています。

次回に向けて

PyCon JP 2025 は幕を閉じましたが、2026 に向けて公式ブログでの発信は続きます。  
ぜひ公式 X アカウントとあわせてフォローし、次回にご期待ください。


2025-09-26

PyCon mini 東海 2025のチケットを発売開始!

 皆様、こんにちは。

名古屋はだんだんと季節が秋めいてきました。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。


このブログを執筆しているPyCon mini 東海 2025の座長りょうは、本日からのPyCon JP 2025が控えていること・会場が広島ということもあり、朝晩の涼しさもあり、なんだか浮き足立っているような、ワクワクのような、ちょっとそわそわした感じです。

PyCon JPに参加される方とはPyCon JP 2025の方でもお会いできれば嬉しいです。

なお、PyCon mini 東海 2025としてはポスター発表に、私は2日目のD&I(Diversity & Inclusion)パネルディスカッション (Panel Discussion)に登壇させていただきます。ずっとドキドキですが、会場にいらっしゃる方は暖かく応援していただけると嬉しいです。(ぜひ、声もかけてくれると嬉しいです。オレンジ色のTシャツを着ています。)

と、PyCon JP 2025での私たちの出番の宣伝ばかりのようになってしまいましたが、

今回ブログを書いていますのはPyCon mini 東海 2025のチケットを発売開始したためです。

今年は昨年よりチケット代を少しお値下げをさせていただきました!!!!!!

PyCon mini 東海 2025 connpass

PyCon mini 東海 2025 懇親会 connpass


今年のPyCon mini 東海 2025 でも厳選に厳選を重ねたトーク7本・ハンズオンワークショップ3本を採択させていただきました。
タイムテーブルはこちら


今年のキーノートは 村橋究理基さんです。


お写真!

プロフィールは以下のとおりです。
愛知県一宮市(旧尾西市)出身。1990年生まれ。 愛知県立津島高校を卒業後、2010年に北海道大学に入学。 理学部地球科学科、 大学院理学院 宇宙理学専攻と進学し、 数値シミュレーションを用いた火星気象に関する研究に取り組んでいたが、 博士課程に7年半も在籍し、トータルで14年近くの学生生活を過ごす。 オーバードクターしつつベンチャー企業などに勤め、 業務の中で地球の気象データや地図データの処理などのためにPythonを活用。 博士の学位取得後2024年3月より松江工業高等専門学校 情報工学科の助教に着任。 着任直後からオープンソースカンファレンス島根の実行委員長を務めるなど、 ITエンジニアコミュニティに積極的に参加している。Twitter (@mkuriki_) がたまにバズる。



開催概要は以下のとおりです。

会場:中日ホール&カンファレンス(昨年できたばかりのとっても綺麗な会場です)
        名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル6F(地下鉄栄駅直結、名古屋駅より約5分、アクセスもバッチリ!)

日時:2025年11月8日(土)


去年の様子


また、スポンサー企業様の募集期間も延長いたしました。
私共のカンファレンスを支援してもよいと仰ってくださる企業様がいらっしゃれば、ぜひ、お待ちしております。
スポンサー応募フォーム


そして、遠方よりいらっしゃる皆様に大切なお知らせです。

PyCon mini 東海2025 は今年も複数の大型イベントとぶつかってしまったため、愛知県が全体的に+岐阜もホテル等の宿泊施設の費用が値上がりしているとのことです。
お早めに宿泊施設を押さえていただくことをお勧めいたします。


では、本日からのPyCon JP 2025、そして11月8日のPyCon mini 東海 2025で皆さんにお会いできるのを心待ちにしています。




#PyConJP2025 & ルーム別ハッシュタグのご案内

PyCon JP 2025では、参加者のみなさんと一緒にSNSで盛り上がるために、カンファレンス全体のハッシュタグとルーム別のハッシュタグを用意しています。

セッションの感想や学びをシェアして、一緒にイベントを盛り上げましょう!

カンファレンス全体のハッシュタグ

#PyConJP2025

こちらはイベント全体に関するツイートにぜひご利用ください。会場の雰囲気や広島での体験など、自由に共有してください。

ルーム別ハッシュタグ

公式Webサイトの会場マップにも、ルームハッシュが記載されています。

フェニックスホール: #pyconjp_1
ダリア1: #pyconjp_2
ダリア2: #pyconjp_3
ラン: #pyconjp_4

また、公式アカウント @pyconjapan でも、各トーク開始前に上記ハッシュタグ付きでツイートします。ルームごとに投稿が集まることで、トークの内容でリアルタイムに盛り上がる「タイムライン」ができあがります。

どう使えばいい?

  • 聞いていて印象に残った言葉やスライドを共有
  • セッション中の気づきを投稿する
  • 他の参加者のツイートを見つけて交流する

カンファレンスの空気を、会場にいる人もオンラインの人も一緒に楽しめるように、みんなでハッシュタグを活用して、PyCon JP 2025を盛り上げていきましょう!✨

2025-09-25

PyCon JP 2025 カンファレンス配信のお知らせと視聴方法

PyCon JP 2025 配信のお知らせと視聴方法

PyCon JP 2025 主催メンバーの鶴丸です。

2025年9月26日(金)、27日(土)、28日(日)に広島国際会議場(広島市)にて PyCon JP 2025 を開催します。

本記事では、基調講演(キーノート)やカンファレンスセッションなどをオンライン配信すること、そしてその視聴方法についてご案内します。

配信を観覧できるのは、以下のチケットをお持ちの方です。

  • PyCon JP 2025 カンファレンス参加チケット をお持ちの方
  • pretix.eu にて配信チケットをご購入済みの方

視聴方法

PyCon JP 2025 カンファレンス参加チケットをお持ちの方

PyCon JP 2025 カンファレンス参加チケットを connpass でご購入いただいた方 は、追加料金なしで配信にアクセスできます。

当日、予期せぬ事情で現地参加が難しくなった場合や、移動時間・ご都合の関係で1日の最初から最後まで参加できない場合にも、ぜひご活用ください。

  1. connpass にアクセスし、「ダッシュボード」から「PyCon JP 2025」を選択する

     
  2. 「イベントページ」の右側の「受付票を見る」を選択する

  3. 受付番号とされる 7 ~ 8 桁の数字を控える

  4. pretix の 「PyCon JP 2025」イベントページにアクセスし、「Redeem a Voucher / バウチャーを利用する」のセクションで、先ほど控えた受付番号を入力し、バウチャーコードを利用する

  5. 商品確認されるので、「Add to cart / カートに入れる」を選択する

  6. 購入確認されるので、「Proceed with checkout」を選択する

  7. 「Checkout」セクションに遷移する。
    1. この時、必ずアカウントを作成してください!
    2. 以前 PyCon JP Association 以外で Pretix を利用したことのあるユーザも、Pretix ではテナントごとにアカウントを作成する必要があるため、同じアカウントではログインできません
  8. 「Attendee Name」の部分を適切にし、次に進みます

  9. 「Review Order」画面で、記載事項に問題がないことを確認する。問題なければ「Submit Registration」する
     
  10. 購入が完了する。「Watch」を押すと配信ページに遷移することができる

  11. 配信ページのヘッダー部分の、「視聴権利の取得」の方をクリックする。ページが更新されて、「再取得」になったことを確認する

  12. 配信を楽しむ

配信チケットを購入する場合

配信のみで参加する場合、pretix からチケットを購入することができます。なお、Tシャツなどノベルティは提供されません。

  1. Pretix の 「PyCon JP 2025」イベントページにアクセスし、Live Streaming Ticket に 100 円以上の数値を入力し、Add to cart を選択する

  2. 「Proceed with checkout」を選択する

  3. 「Checkout」セクションに遷移する。
    1. この時、必ずアカウントを作成してください!!
    2. 以前 PyCon JP Association 以外で Pretix を利用したことのあるユーザも、Pretix ではテナントごとにアカウントを作成する必要があるため、同じアカウントではログインできません
       
  4. 「Invoice Information」に領収書に表示させたい情報を入力し、Live Streaming Ticket に参加者としてのニックネーム・名前を入力する。その後、「Continue」を選択する

  5. 「Pay with PayPal」を選択する

  6. PayPal のアカウントへログインし、支払いを行う

  7. 注文確認が行われるので、誤りがないか確認した後、「Place binding order」を選択する

  8. 購入が完了する。「Watch」を押すと配信ページに遷移することができる

  9. 配信ページのヘッダー部分の、「視聴権利の取得」の方をクリックする。ページが更新されて、「再取得」になったことを確認する

  10. 配信を楽しむ

注意事項

  • この配信はベストエフォートで提供されます。万が一、想定以上のアクセス集中により視聴しづらい状況が発生した場合や、一時的に映像や音声が途切れる可能性があります。あらかじめご了承ください。また、その場合でも返金等は実施しません
  • Pretix に入力される情報は、一般社団法人 PyCon JP Association プライバシーポリシーに則り利用します
  • 配信を視聴する場合も、PyCon JP 2025 の行動規範に従ってください
  • この配信は、アーカイブされません
  • SNS 等を含むインターネット上への再配布・公開はご遠慮ください

余談: FastAPI、使っています!

この配信ページは FastAPI も利用して構築されています。

PyCon JP 2025 では基調講演(キーノート)に FastAPI の開発者 Sebastián Ramírez さんを招聘して講演いただく予定です。実際のプロダクトでも FastAPI が使われていると考えると、ワクワクしませんか?

当日参加される方も、配信で見られる方も、楽しみにお待ちしております。

PyCon JP 2025のPyCon JP Associationブースで寄付を受け付けます

 鈴木たかのり@一般社団法人PyCon JP Association代表理事です。

9月26日(金)からいよいよPyCon JP 2025が開催されます。会期中PyCon JP Associationブース(コスモス)で寄付を受け付けます。

500円以上の寄付をしていただくと、PyCon JP Supporter の証である「キラキラステッカー」を得られる権利が得られます。 

キラキラステッカー
今回から現金ではなくクレジットカード決済でのみ受付となります。

いただいた寄付金はPyCon JPの遠方参加者の支援などに使います。
みなさんの暖かいご支援を待ってます。

以下は参考までに、過去の記事や寄付金の実績です。

2025-09-24

PyCon JP 2025 タイムテーブルにポスターセッションを追加しました!

 こんにちは、PyCon JP 2025 広報担当です!

お待たせしました。PyCon JP 2025 のタイムテーブルにポスターセッションの紹介を公開しました。 タイムテーブルの右端の「ポスターセッション」をクリックしてください。

タイムテーブル

ポスターセッションとは、説明用のポスターが掲示されており、発表者がポスターの前に常駐する発表形式のセッションです。DAY1、DAY2とも、同じ内容で会場サクラで発表します。ご都合の良い時にぜひ、のぞいてみてください。発表者とじっくりお話できるのは、ポスターセッションならではと言えましょう。


IoTやAI、バイオ、ロケット工学、フレームワークdjangoと幅広い内容のセッションがあなたを待っています。


いくつかPythonコミュニティの活動の発表もあります。あなたにぴったりのPythonコミュニティとの出会いが待っているかもしれません。


開催地・広島での、「すごい広島」という、地方ならではの技術コミュニティの紹介もあります。周囲に交流できるエンジニアが少ないとお悩みの方は、ぜひ広島で10年以上続く技術コミュニティの運営から、ヒントをお持ち帰りください。


では広島でお会いしましょう!


チケットはまだまだ発売中です!
https://pyconjp.connpass.com/event/359523/


OSS哲学とAI時代の学び方、広島で交わる2つの物語 ── PyCon JP 2025基調講演紹介

いまのPythonを映す、2つのキーノート

2025年9月、広島で開催される PyCon JP 2025

26日と27日のそれぞれのカンファレンス最終セッションを飾るのは、Pythonコミュニティに大きな影響を与えてきた二人のキーノートスピーカーです。

9/26 Fri 17:55-18:55: Sebastián Ramírez 氏(FastAPI作者)
9/27 Sat 17:55-18:00: 大塚あみ 氏(エンジニア・研究者・作家、「#100日チャレンジ」著者)

それぞれが「Pythonのいま」を体現する存在として選ばれました。

Sebastián Ramírez 氏:FastAPIとオープンソースの哲学

世界中の開発者が愛用する次世代Webフレームワーク FastAPI の作者、Sebastián Ramírez 氏。

彼の講演「Behind the scenes of FastAPI and friends for developers and builders」では、FastAPIの成長と OpenAI や CERN などによる採用事例 が紹介されるだけでなく、その背景にある「シンプルさ」「ユーザー体験の重視」「問題解決を最優先にする姿勢」といった開発哲学が語られます。

さらに、オープンソース運営を通じて得られた知見──

  • 読みやすく役立つドキュメントの書き方
  • 複雑性を避ける工夫
  • 健全なコミュニティ文化の守り方
  • 持続可能な開発のあり方

など、世界中の開発者に役立つ視点が共有される予定です。
経験豊富なエンジニアはもちろん、これからOSSに関わりたい方にとっても大きな学びとなるでしょう。

大塚あみ 氏:生成AI時代の学び方・働き方を切り拓く

もう一人のキーノートは、生成AIとともに成長を続ける 大塚あみ 氏。

大学生時代に取り組んだ「100日間で100本のゲームやツールをつくる」という挑戦は、彼女を一躍注目の存在に押し上げました。

しかし、大塚さんの物語はそこで終わりではありません。今なお進化を続ける中で、彼女が示しているのは「生成AI時代に、私たちはどう学び、どう働くのか」という問いへのリアルな答えです。

今回のトーク「プログラミングの未来を駆ける! 〜2年間の挑戦が見せてくれた、プログラミングのこれから〜」では、

  • 生成AIと共に学ぶ新しいスタイル
  • 技術変化の中でキャリアや働き方をどう柔軟に変えていくか
  • これからの時代を力強く生き抜くためのヒント

といった視点が語られる予定です。

「AI時代をどう受け止め、どう活かすか」──これは、今を生きる私たち全員に関わる問いです。
大塚さんはその先駆者として、自らの経験から未来の学び方・働き方を共有してくれるでしょう。
参加者一人ひとりが、自分の歩みを見つめ直し、次の一歩を踏み出すための大きな刺激を受けられるはずです。

広島で見つける、自分の「Pythonのピース」

PyCon JP 2025 のテーマは 「あつまれPythonのピース」。

  • 新しいOSSの哲学に触れる人
  • AI世代の挑戦に刺激を受ける人
  • 初めてPythonに触れる人
  • すでにPythonを深く使いこなしている人

すべての参加者が、自分の「Pythonのピース」を見つけ、持ち帰ることができるはずです。

ぜひ広島で、この2つの物語に出会ってください。
そして、あなた自身の「Pythonの未来」を描いてみませんか?

👉 PyCon JP 2025 開催概要

  • 日程: 2025年9月26日(金)・27日(土)(28日はスプリント)
  • 会場: 広島国際会議場

チケット販売中!

PyCon JP 2025 の参加チケットは現在販売中です。

スプリント(9/28)にも参加しませんか?

カンファレンスの翌日には、広島国際会議場で スプリント を開催します。
開発者同士が直接集まり、短時間で一気にプロジェクトを進める貴重な機会です。
初心者から経験豊富な方まで歓迎しますので、ぜひご参加ください!

👉 スプリントの詳細はこちら


2025-09-23

PyCon JP 2025 スピーカーページを紹介! ~PyCon JP 初心者の視点を添えて~

こんにちは、PyCon JP 2025 広報担当です!PyCon JP 2025 開催がいよいよ今週となりました!

今回はPyCon JP 2025 公式ホームページから、当日開催されるトーク・ポスターを検索することができるスピーカーページをご紹介します!

このページを 「PyCon JP 初心者」でもある広報担当がご紹介します!当日初めて参加される皆さんと同様に私も初参加で緊張していますが、ぜひ予習するような気持ちでこの記事を見ていただけると嬉しいです!

スピーカーページへのアクセスはこちらから!

スピーカーページに行くと...

上のリンクから公式ホームページに移動すると、今年の 「#キーノート」のお二人に関するページに飛ぶことができます!

Python 製 Web フレームワーク FastAPI の作者として世界的に知られている Sebastián Ramírez さんの講演は 9/26 (金曜) 17:55 ~18:55 、”#100日チャレンジ” を完遂した大塚 あみさんの講演は 9/27 (土曜) 17:00 ~ 18:00 です! 新しいPythonの可能性を示したお二人の講演をお見逃しなく!

様々な項目に関する発表も!

スピーカーページの上の部分 (下スクリーンショットの赤で囲った部分) では、興味のある項目から当日の発表 を調べることができます! 更に、このページからポスター発表も調べることができます!

左から「#データサイエンス、AI」の項目から始まり、「#コミュニティ、教育」、「#ライブラリやサービスを作ってみた」など様々な視点からPythonに関するトークが調べられます!こんなに違う背景を持つみなさんがPythonをキーワードとして集まるこのPyCon JP 2025、とても楽しみです...!

赤い部分の項目を左にスクロールすると....

「#Webアプリケーション」、「#ライブラリやサービスを作ってみた」など他の項目を見ることができます!

例えば「#ライブラリやサービスを作ってみた」をクリックすると関連するトーク、ポスター一覧を見ることができます!

多様な背景を持つ方たちのトークが聞けるのが魅力!

この記事を書いている広報担当は現在大学院生で、「バイオインフォマティクス」という分野を専攻しています!今回、このような技術系のカンファレンスに参加するのは初めてです!

しかしながら、今自分がいる環境とまさにピースがぴったり合うような発表も沢山あります!

「Science」と 「Python」からの視点を持つトークがあるか調べてみると沢山あります! 「#データサイエンス、AI」などはまさにどんぴしゃですし、具体的なトーク例だと、1日目 (9/26) の「SciPy Conferenceから学ぶ、科学とPythonをつなぐコミュニティの作り方〜オープンサイエンスを支えるスプリント文化とコラボレーションの実践〜」(https://2025.pycon.jp/ja/timetable/talk/NYTXZR ) という発表などがあります!(※ 今まさに自分もオープンサイエンスを志向しながら研究しようと考えているのでこれは見に行かなくては!!と思っています!)

更に、「コミュニティ」という視点からのトークもピースがぴったり合うものがあります!実は私は過去にハッカソンを企画したことがあり (https://sites.google.com/view/biodxthon/biodxthon )、「イベントの開催って大変だな...」とか「 コミュニティの維持ってもしやめちゃくちゃ大変では...!?」と遅れながら気づきがあったのですが、今回の PyCon JP 2025 でも様々なコミュニティを運営している方のお話、ポスター発表を聞くことができるんです!例えば、ポスター発表では 「PyCon mini Shizuokaの活動紹介」(https://2025.pycon.jp/ja/timetable/talk/LF8VEK ) など地方コミュニティのお話を聞くことができます!

このように、あなたの持っているピースと必ず当てはまるトーク、ポスター発表が PyCon JP 2025 にはあります!ぜひこの週末は 広島国際会議場へ足を運んでください!

カンファレンスに関して

会期と会場

カンファレンスは 9/26(金)・9/27(土)、会場は 広島国際会議場 (平和記念公園内)。翌 9/28(日)は開発スプリントを予定しています。広島での観光もあわせてぜひ計画してみてください⛩️

🎫チケットまだまだ販売中です!

参加者の皆さんがいてこそ、PyCon JP 2025は完成します。ぜひあなたのピースを持ち寄って下さい。

ライトニングトーク(LT)などの当日参加可能な企画も用意しています!

カンファレンスチケットはこちらから:https://pyconjp.connpass.com/event/359523/ 

2025-09-22

PyCon JP 2025 でスプリントを開催します! - The developer & community sprints will be held in PyCon JP 2025!



 (English version is below)  


PyCon JP 2025の開催まで目前に迫ってきました!皆様チケットの準備はお済みでしょうか? PyCon JP 2025は、Day1 (9月26日) および Day2 (9月27日)にカンファレンスが行われ、Day3 (9月28日) にはスプリントと呼ばれるイベントを開催します。


本記事では、そんなスプリントの魅力をお伝えします!


スプリントとは

スプリントとは、オフラインで開催する短期集中型のソフトウェア開発ミートアップです。参加者は会場に集まり、丸一日自身の興味があるテーマ/プロジェクトについてオフラインで顔を突き合わせて開発します。テーマやプロジェクトが複数ある「もくもく会」のようなイメージです。カンファレンスのような開発者が一堂に集まる機会を活かし、ガッツリ進捗を出そう!というわけですね。

実施に必要な会場や開発に必要な環境(Wi-Fi、電源、テーブル、椅子等)は運営側が用意するため、皆さんは自身のPCさえ持ち込めば参加できます。


スプリントへの参加方法

リーダーとしての参加

リーダーはスプリントで取り組みたい開発テーマを提案し、スプリント全体をリードします。connpassでの参加登録の際に希望の開発テーマを登録してください。

一般参加者しての参加

特別なスキルが必要かと不安に思われる方もいるかもしれませんが、ご心配には及びません。スプリントリーダーがしっかりサポートしてくれるほか、毎年、初心者向けのタスクを用意しているチームもいくつかあります。また、スプリント中にチームを移動することも可能です。ぜひお気軽にご参加ください!


開発テーマについて

「興味があるテーマ/プロジェクト」とは言うものの、どんなテーマがあるの?と気になりますよね。今年度のテーマは現在募集中のため未確定なのですが、昨年開催されたPyCon JP 2024では、以下のようなテーマがありました。


  • Pythonチュートリアルイベントで使うテキストの改善

  • Bug fix of KALDI sales information system

  • Free threaded (disable gil)

  • New Sphinx-extensions!!

  • LlamaIndexによる Embedding 

  • Open Source LLM Survey

  • Design - PyCon HK survey form

  • PyLadies Tokyo HP maintenance

  • PEP 508 – Dependency specification for Python Software Packages : Environment Marker problem


また、先ほどお伝えした通り、リーダーで申し込む場合はご自身でスプリントで取り組みたい開発テーマを提案することもできます!テーマはPythonに関係があればどのようなものでも大丈夫です。自分が開発を進めたいと思う既存のプロジェクトを自由に選ぶことができ、そのプロジェクトのメンテナである必要もありません。もちろん、自身で新たなプロジェクトを立ち上げるのも大歓迎です。また、現在何らかのPythonコミュニティに所属している方は、そのコミュニティの活動の場として活用していただくこともできます。


提案された開発テーマは、今後こちらのスプレッドシートにて随時公開される予定です。参加に興味がある方はぜひご確認ください。


スプリントに参加する意義

参加者の皆さんは、スプリントを以下のような機会として活用することができます。

プロダクト/テーマに対する興味を同じくする人と繋がることができる

特定のプロダクトやツールをもっと使いこなしたい、仕組みを深く理解したいと思うことはありませんか?スプリントには、あなたと興味を同じくするメンバーであつまり、作業を進めていきます。その過程で、メンバー間で知見をシェアし合うことができます。この経験を通じて、スプリント以後も継続的に興味や知見を共有し合える仲間が得られるかもしれません。

興味があるプロジェクトについて、短時間で素早く進捗を出せる

スプリントへの参加は、開発プロジェクトの進捗という観点でも大きなメリットがあります。開発プロジェクトの多くは、オンラインでのコミュニケーションを通じて進めていくことが多いでしょう。この機会にオフラインで顔を突き合わせて開発を進めることで、開発上の悩みについて素早くサポートが得られたり、オンライン上では時間がかかるような深い議論をすることができます。

既存のPythonコミュニティの活動の場とする

読者の中には、Pythonコミュニティにすでに参加している、あるいは参加に興味がある方もいらっしゃると思います。スプリントで所属しているPythonコミュニティの活動を行うことで、コミュニティとして必要な作業の進捗を出せることはもちろん、コミュニティ活動に興味がある参加者が、お試しで活動する場とすることができます。スプリントを契機として、新しい仲間を見つけることができるかもしれません。



以上、スプリントの内容や意義をお伝えしました。読者の皆さんに、スプリントというイベントの魅力を少しでも感じていただけたら嬉しいです。


PyCon JP 2025 開発者&コミュニティSprintでは託児所を用意しておりませんのでご注意ください。

サマリー

  • 開催日: 2025年9月28日 (Day3)

  • 場所: 広島国際会議場(カンファレンスと同じ場所)

  • 申込方法: こちらのリンクよりお申し込みください

  • 対象: Pythonに興味のある方ならどなたでも(初心者歓迎)

  • 参加形式:

    • リーダーとして参加(開発テーマの提案・リード)

    • 一般参加者として参加(テーマに沿って開発に参加)

  • 費用: 無料(PyCon JP 2025 カンファレンス参加チケットをお持ちの方が対象)

  • 準備物: 開発に必要なノートPC(Wi-Fi・電源等は会場にて用意)

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PyCon JP 2025 is now less than a month away! Have you got your tickets ready?

While PyCon JP 2025 will hold its main conference on Day 1 (September 26) and Day 2 (September 27) at the International Conference Center Hiroshima, Day 3 (September 28) will feature an event called "Sprint" at the same venue as the conference.

Let's dive into what makes the Sprint so exciting!

What is a Sprint (Development Meetup)?

A Sprint is a short, intensive software development meetup held offline. Participants gather at the venue and spend a whole day working on themes or projects that interest them, face-to-face. Think of it as a tech meetup but with multiple themes and projects. It's a chance to make some serious progress by leveraging the opportunity of having developers all in one place, just like at a conference.

The organizers provide the venue and everything you need for development (Wi-Fi, power outlets, tables, chairs, etc.). All you need to bring is your PC!

Development Themes

You might be wondering, "What themes are there?" While this year's themes are still being decided, here are some examples from last year's PyCon JP 2024:

  • Pythonチュートリアルイベントで使うテキストの改善

  • Bug fix of KALDI sales information system

  • Free threaded (disable gil)

  • New Sphinx-extensions!!

  • LlamaIndexによる Embedding 

  • Open Source LLM Survey

  • Design - PyCon HK survey form

  • PyLadies Tokyo HP maintenance

  • PEP 508 – Dependency specification for Python Software Packages : Environment Marker problem

You can also propose your own development theme for the Sprint! Participants who propose themes are called "Sprint Leaders" and can register their desired development theme when signing up on Connpass.

Themes can be anything Python-related. You're free to choose any existing project you want to work on, and you don't need to be a maintainer of that project. Of course, starting a new project is also welcome. If you're currently part of a Python community, you can use this as an opportunity for community activities.

If you're interested in participating but not as a Sprint Leader, don't worry about needing special skills for the themes. Sprint Leaders will support your participation, and every year, some teams prepare tasks for beginners. You can also switch teams during the event. Feel free to join!

Proposed development themes will be published on this sheet.  If you're interested, be sure to check it out.

Why Participate in a Sprint?

Participants can use the Sprint as an opportunity to:

Connect with like-minded people

Ever wanted to master a specific product or tool, or understand its inner workings? At the Sprint, you'll work alongside members who share your interests. You can share knowledge and potentially find long-term peers to continue sharing interests and insights even after the Sprint.

Make quick progress on projects you're interested in

Participating in a Sprint can significantly boost your project's progress. While most development projects rely on online communication, this face-to-face opportunity allows for quick support on development issues and in-depth discussions that might take longer online.

Use it as a venue for existing Python community activities

If you're already part of a Python community or interested in joining one, the Sprint can be a place to carry out community activities. It's a chance to make progress on necessary community work and for potential new members to try out activities. You might even find new community members through the Sprint!

Please be careful that childcare isn’t available at this Sprint.

We hope this gives you a taste of what makes the Sprint special. We're currently accepting registrations for the PyCon JP 2025 conference here and for the Sprint here. We're looking forward to your participation!