2024-10-01

PyCon JP 2025は来年9月に広島での開催が決定!座長は西本卓也さん!

一般社団法人PyCon JP Association 理事の清水川です。

PyCon JP 2025 の会場と日程、また座長が決まりましたのでお知らせします。

会場と開催日

会場は、広島に決定しました!🎉🎉

PyCon JP 2025 の会場は広島!
👉 ⛩️  PyCon JP 2025 の会場は広島! 


日程と会場は以下のとおりです。
詳細が確定しだいこちらのblogにてお知らせしていきますので、続報をお待ちください。

座長

座長: 西本卓也 (にしもと たくや / Takuya Nishimoto)

西本さんは、PyCon JP 2024の主催メンバーとして、参加者管理チームのサブリーダーを担当し、主に受付周りを担当されました。受付で見かけた方も多いかと思います。PyCon JP 2025の座長に立候補いただき、理事全員で相談のうえ9月28日に決定しました。

PyCon JP 2025 座長 西本さん
PyCon JP 2025 座長 西本さん

西本さんから意気込みのコメントをいただきました。

西本 (nishimotz) です。2011年 PyCon mini JP での登壇、 PyCon JP 2012 併設イベントの運営、その後は私の地元で PyCon mini Hiroshima も開催してきました。Pythonで開発されている視覚障害者の支援技術 NVDA (NonVisual Desktop Access) の日本語対応の開発やコミュニティ活動も続けてきました。

PyCon JP 2024 が海外からも含めて多くの皆様にお楽しみいただけたことを見届けたばかりですが、これまでの経験を活かして、私の地元である広島で、多くの方にもっと楽しんでいただける PyCon JP を目指します。よろしくお願いします。

今後は西本さんを中心にチームの募集や色々な検討が行われることになります。新座長のもとで、より良いイベントとなることを期待しています。西本さん、よろしくお願いいたします。


ティザーサイト

ティザーサイトもオープンしました。こちらも随時更新していく予定です。

よろしくお願いします。

「Python Boot Camp in 宮崎」を開催しました!

こんにちは! Python Boot Camp 現地スタッフの濵砂です。

2024年9月21日(土)に宮崎県宮崎市の株式会社インタークロスにて「Python Boot Camp in 宮崎」を開催しました。宮崎県での Python Boot Camp の開催は初めてでした。

今回は参加者7名、講師1名、ティーチングアシスタント(TA)2名、現地スタッフ2名の総勢12名での開催となりました。

当日の事前ミーティング

当日はイベント開始の2時間前には集まって、講師・TA・現地スタッフでランチミーティングを行いました。場所は、チキン南蛮で有名な「おぐら 瀬頭店」でした。

講師・TA・現地スタッフ全員が同じメニューを頼んでいました笑


講師の寺田さんにイベントの段取りやチュートリアルで参加者がつまづきそうなポイントなどを共有していただき、参加者のサポートがうまくいくよう打ち合わせを進めました。

イベント会場の設営

ランチミーティングを終えてイベント会場に移動しました。
今回のイベント会場は「株式会社インタークロス」にご協力いただきました。
株式会社インタークロスは、就職活動や資格取得を後押しする人材総合サービスを提供する企業です。
株式会社インタークロス
会場提供いただいた株式会社インタークロス


参加者受け入れの準備を進めていきました。
会場に来た参加者を迷わせないために受付を設けます。

受付にイベントポスターを置いて、Python Boot Camp in 宮崎の会場だと分かりやすくします。
受付はこちら

イベントの参加人数や使用するOSを考慮して座席表を作成し、それをもとに椅子と机を配置しました。今回は参加者の人数を考慮してマイクとプロジェクターは使用せず、解像度の高いモニターと寺田さんの生の美声でチュートリアルを進行していただきました。

会場スタッフさんの機転で高解像度のモニターを勧めていただきました

チュートリアル前半

当日の流れと講師・TA・現地スタッフの簡単な自己紹介を済ませて、早速チュートリアルを開始していきます。

チュートリアル前半は、Pythonの基礎について学びます。
OSや人数を考慮したテーブル配置になっています

おやつタイム

チュートリアルに要する時間は4時間を超えるので2回ほど休憩をとりました。
おやつには宮崎銘菓の青島せんべいと破れ饅頭をご用意させていただきました。

パイの実はPython ["パイ"ソン] に掛けまして…

チュートリアル後半

チュートリアル後半はファイル操作・環境構築・WebAPI・スクレイピングについて学びます。
ここからは特に入門者にとって難しい内容なので、講師・TA・現地スタッフがしっかりサポートします。
TA、現地スタッフで積極的にサポートしています
TA・現地スタッフが参加者を積極的にサポートしました

チュートリアル終了

はじめは緊張した雰囲気で始まったイベントも、講師の寺田さんやTAのお二人が和やかにチュートリアルを進めてくださり、リラックスした雰囲気で参加者は取り組むことができたと思いました。

参加者・講師・TA・現地スタッフの皆さんのおかげで大きなトラブルなどなく、イベントを無事に終了させることができました。

集合写真
集合写真✌️

懇親会

懇親会はの会場は「囲炉裏炉端焼き いろとりどり 宮崎店」でした。宮崎は焼酎文化ですが、こちらのお店は日本酒も多く取り揃えておりとても楽しめました。

単なる技術の話にとどまらず、参加者同士が新たなきっかけを見つける場としても大いに役立ちました。イベント全体を通して非常に有意義な締めくくりとなりました。

囲炉裏炉端焼き いろとりどり


イベントを終えて

当初は会場のアテなし、参加者の見込みなし、宮崎では初開催、現地スタッフはイベント運営経験なしと不安な状況で開催を決定したPython Boot Camp in 宮崎でしたが、たくさんの方々にご協力いただいたおかげで無事開催することができました。
宮崎では県内在住の初学者や学生が、Pythonに限らずIT技術に対する興味を育む機会はとても貴重です。イベント後の参加者アンケートでは、「中級編などがあれば参加したい!」と言ってくださる参加者もいらっしゃったので、開催して良かったと思えました。

最後になりますが、Python Boot Camp を企画して地方開催をサポートしている一般社団法人PyCon JP Association、講師の寺田さん、会場を提供、運営協力していただいた株式会社インタークロスの社員の方々、TAのお二人ありがとうございました。

Togetterまとめ

当日の様子は以下のTogetterにもまとめましたのでこちらもぜひご覧ください

Python Boot Camp 開催地スタッフ募集

PyCon JP Association では日本各地での初心者向け Python チュートリアルイベント 「Python Boot Camp ( #pycamp ) 」を開催しています!! 
現地で Python Boot Camp の開催をサポートをしてくださるスタッフの方を募集しています。
ご興味のある方は下記のフォームよりご連絡ください。

現地スタッフ申し込みフォーム

2024-09-30

PyCon JP TV #44「PyCon JP 2024の楽しみ方」を配信しました。次回 #45は2024年10月4日(金)配信、テーマは「PyCon JP 2024振り返り」

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。 

PyCon JP TV #44「PyCon JP 2024の楽しみ方」を配信したのでその報告と、次回#45「PyCon JP 2024振り返り」の予告です。

配信予定のGoogleカレンダーはこちらです。配信日を忘れないようにカレンダーへの登録をお願いします。

PyCon JP TV #44: PyCon JP 2024の楽しみ方

前回のPyCon JP TVでは「PyCon JP 2024の楽しみ方」と題し、2024年9月末に開催予定のPyCon JP 2024について紹介しました。
視聴してくれたみなさん、チャットで参加してくれたみなさんありがとうございます。見て面白かったら高評価してくれたり、チャンネル登録してくれるとうれしいです。
動画はこちらです。


各種関連情報へのリンクなどは、以下のPyCon JP TVのWebページで確認できます。 
Pythonニュースでは以下についてとりあげました。
  • Python国内イベント関連ニュース
    • 9月7日(土) PyCon JP Blog: Open Developers Conference(オープンデベロッパーズカンファレンス)2024に出展・発表します
    • 11月16日 PyCon mini 東海 2024 プロポーザル募集中
    • PyCon JP 2025の座長を募集します
    • 「Python Boot Camp in 宮崎」 開催決定のお知らせ
  • 海外Pythonイベント関連ニュース
    • 9月21日-22日 Talks | PyCon TW 2024
    • 10月25日-27日 https://2024-apac.pycon.id/
    • 12月6日-8日 PyLadiesCon 2024 https://conference.pyladies.com/ プロポーザル募集中(日本語も可)
  • その他ニュース
    • 2023 年 Python 開発者アンケートの結果

メイントーク: PyCon JP 2024楽しみ方

メイントークでは、2024年9月末に開催予定のPyCon JP 2024の楽しみ方を、パーソナリティ2人の視点で紹介しました。

キーノートスピーカー、トークの紹介だけでなく、スポンサーや食事などの情報についても紹介しました。

PyCon JP TV #45 予告: PyCon JP 2024振り返り

次回のPyCon JP TV #45は、2024年10月4日(金)に19:30から配信予定です。

メイントークのテーマは「PyCon JP 2024振り返り」です。

9月27日(金)〜29日(日)に東京で開催された日本最大のPythonイベント、PyCon JP 2024について、その内容を振り返ります。

パーソナリティー2人も共同座長として運営に携わっており、印象に残ったトーク、イベントなどについて紹介したいと思います。

それでは、次回のPyCon JP TVでお会いしましょう。お便りもお待ちしています。

「こんな内容を扱ってほしい」「パーソナリティーへの質問など」お気軽にご意見お寄せください!!


 

2024-09-26

PyCon JPにおける登壇者採択に関する件

 一般社団法人PyCon JP Association理事の寺田です。

現在、インターネット上で疑義が一部で取り沙汰されている状況を確認しており、それに対する声明を発表させていただきました。
その内容に対して、具体的な説明に欠けるとのお声をいただいております。

昨年の採択プロセスにおいては、先般より事実確認を進めておりました。先の声明において抽象的な表現にとどめたのは、匿名の個人による発信に関して出所を特定することができない中、個別の事実関係を公表することで誤って関係のない第三者に影響が及んだり、特定の個人を不当な形で追求するような事態が生じることを避けたいと考えたためです。結果として皆様に対する説明が不十分となり、ご不安を与えることになったことをお詫び申し上げます。

今後、事実調査結果をどのように公表するかどうかについて、一般社団法人PyCon JP Assosiationとしては慎重に検討しております。
公表することでコミュニティに対しての説明責任を果たし皆様の期待にお応えできることは認識している一方、いかに建設的な議論を生み出し今後の改善につなげるかというプロセスが重要だと考えています。そのため、このプロセスの準備と検討には十分な時間をかけ、慎重に進めていく必要があると考えています。
PyCon JP 2024の開催終了後、さらなる調査を進めると共に、まずはこれらの論点を整理し、適切な議論を進めるための環境づくりを含めた取り組みを進める予定です。

PyCon JP 2024の成功に向けて全力を尽くしてまいりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。

2024-09-24

PyCon JP 2024 Lightning Talks / PyCon JP 2024 ライトニングトーク

 English translation below. 

今年も例年通り、PyCon JP ではライトニングトークを開催します。ライトニングトークは、Pythonに興味がある人にとって興味深い内容であれば、どんなテーマでも構いません。時間制限は5分と短いですが、それ以外はあまりルールはありません。共有したいテーマがあれば、ぜひこの機会を活用してください。

「自分のテーマはライトニングトークにふさわしくないかも...」と思うかもしれませんが、きっとそんなことはありません。

例えば、「XXXというテーマについてはみんなもう知ってるんじゃないか」と思う方がいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫です。PyCon JPにはさまざまなバックグラウンドを持つ参加者が集まるため、あなたの専門分野で当たり前のことを知らない人も多くいます。そんな人にとっては、あなたのライトニングトークは専門外のことを多く学べる、貴重な機会になり得ます。

また、「XXXというテーマについて自分は専門家ではないから話せない」と心配かもしれませんが、実際にはあなたが思っている以上に詳しいはずです。しかも、5分以内であれば、エキスパートレベルの内容に踏み込むことなく、興味深い内容を共有できるでしょう。

「大勢の前で話すのが怖い」と感じる方もいらっしゃるでしょう。確かに緊張するかもしれませんが、これを素晴らしい挑戦の機会として捉えてみてください。PyCon JP には非常にフレンドリーな人たちが集まっており、皆があなたの発表を応援しています。実は、経験豊富なスピーカーであっても、人前で話すときは少なからず緊張するものです。

さて、これでライトニングトークに挑戦したくなってきたのではないでしょうか?最後に、どうすれば参加できるかご説明します。

カンファレンス初日に、受付のそばボックスが設置され、そのそばには紙とペンが用意されています。紙にトークのタイトル、1文での説明、名前、そしてメールアドレスを記入してボックスに入れてください。午後4時にトークが選ばれるので、メールを必ずチェックしましょう。もしあなたのトークが選ばれたら、メールの指示に従って確認を行います。そして、午後5時20分に20階の #pyconjp_1 ステージに、発表に必要なものを持ってきてください。

As usual, we will have Lightning Talks at this year's PyCon JP. Lightning Talks are five minute talks on any topic you’d like, as long as it will be of some interest to other Python people. While the time limit is strict, everything else about them is pretty casual. If you have a topic you would like to share, this is a great opportunity to do so. Sign ups are done at the conference itself, details are explained at the end of this blog post.

You might think your topic is not worth a Lightning Talk, but you are almost certainly incorrect.

You may think “everyone already knows about X”, but PyCon JP is attended by a diverse group of people from different backgrounds, so many will not have heard of the things that are common in your niche.

Maybe you’re worried that “I’m not an expert on X, so I can’t talk about it”, but you probably know more than you think. Also, since it’s only up to five minutes, you can probably share some interesting things without needing to go into “expert level” topics.

You might be scared to talk in front of so many people, and yes, it is intimidating, but it is an excellent opportunity to try to do so. We have very friendly people attend PyCon JP and we are all there to support you giving your talk. It’s also completely normal to be nervous when doing public speaking, everyone does, even very seasoned speakers.

I hope that by now I have convinced you that you should give a Lightning Talk, so how do you do that? On the first day of the conference, there will be a box near the Staff HQ next to Reception on the fourth floor with some slips of paper and pens next to it. Write your talk title, one sentence description, name and email on the slip of paper and put it in the box. Make sure to check your email at 4pm when talks will be selected. If your talk has been selected, confirm it according to the instructions in the email. Then, at 5:20pm, come to the stage in room #pyconjp_1 on the 20th floor with everything you need to give your talk.

2024-09-23

PyCon JPにおける登壇者採択に関する見解

 一般社団法人PyCon JP Association 理事の寺田です。

昨年のPyCon JP APAC 2023および来たるPyCon JP 2024(以下、「本イベント」といいます)の登壇者選定に関して、インターネット上で疑義が一部で取り沙汰されている状況を確認しております。

私たち一般社団法人PyCon JP Association(以下、「当法人」といいます)は、PyCon JP 2024において、参加者の皆様、企業スポンサー、Pythonコミュニティ、そして運営に携わる多くのボランティア主催メンバーを含むすべての関係者に対し、安心してカンファレンスにご参加いただける環境を提供したいと考えています。本イベントの登壇内容の選定に関するプロセスについて、当法人の見解をお伝えします。

 一般社団法人PyCon JP AssosiarionおよびPyCon JPについて

当法人は日本国内外の Python ユーザーのために、Python の普及及び開発支援を行う為に、継続的にカンファレンス(PyCon)を開くことを目的とした非営利組織です。Pythonユーザーが一堂に会し、互いに交流を深め、知識を分けあい、新たな可能性を見つけられる場所を継続的に提供し続けることが、当法人の存在意義です。

本イベントは、Pythonを使用するエンジニアや開発者が一堂に集まり、技術や経験を共有し、新たな交流や発見を生み出すことを目的としています。なお、本イベントは研究成果の妥当性を検討・議論することを主たる目的とするアカデミックな学会とは異なり、より多くの参加者に新たな知見や出会いを提供するコミュニティの場として運営しています。

登壇者の採択について

昨年のPyCon JP APAC 2023と同様、PyCon JP 2024においても、透明性と公正性を重視したプロセスで登壇者の選定を行っております。具体的な選定方法や背景については、こちらのブログ記事をご覧ください。

本イベントの登壇者採択に関係する役割分担は以下の通りです。

  • プログラムチーム (2023年はコンテンツチーム):本イベントボランティア主催メンバー(スタッフ)で構成され、登壇者募集や選定基準の策定を担当します。
  • 外部レビュアー:本イベント主催メンバー(スタッフ)外のコミュニティメンバーから選定され、多角的な視点で登壇内容を評価します。
  • プロポーザル採択会議:最終的に登壇内容の決定を行う場です。
  • プログラムチーム(2023年はコンテンツチーム)リーダー・座長:議論の取りまとめ役であり、最終的な意思決定を行います。

私たちが登壇者を選ぶ際、最も大切にしているのは「参加者の皆様に楽しんでいただけるか」という点です。
本イベントの登壇募集内容はPythonのユースケースの広がりとともに、Web開発、データサイエンス、IoT、機械学習等の幅広い分野に多岐にわたります。
Pythonに関する幅広いトピックに対応できるよう、多様な視点を取り入れながら議論を重ね、最適な発表内容を選定しています。その結果、必ずしも新規性や革新性が最重要視されるわけではなく、初心者向けに概要をわかりやすく解説する発表が採択されることもあります。

特定の企業や個人の優遇について

本イベントでは、特定の企業や個人を優遇するような選定は一切行っておりません。

採択プロセスにおいて特定のスポンサー企業や個人を優遇することは、本イベントの目的である「技術や経験を共有し、新たな交流や発見を生み出す」という観点に反するものであり、また、当法人の設立趣旨である「継続的にカンファレンスを開催する」という使命とも相容れない行為です。
さらに、このような不公正なプロセスが行われれば、スポンサー企業やコミュニティメンバーとの信頼関係が損なわれ、イベントの存続自体が危うくなる可能性があります。したがって、本イベントにおいては特定の企業や個人を優遇するようなインセンティブは全く存在しません。
私たちは、すべてのスポンサー企業や参加者との透明で公正な関係を維持し、コミュニティ全体が安心して参加できる場を提供するために、今後も公平な選定プロセスを追求してまいります。

プロセスの改善について

採択のプロセスについて、今後の改善余地があることも事実です。

例えば、本イベントに長年参加されている方が採択に有利な知見を持っていることを理解しています。これまでに何度も登壇経験のある方は、参加者が楽しめるコンテンツの温度感を把握しているため登壇が採択されやすい傾向がある一方で、初めて応募される方々にも公平に機会を提供することは重要です。

私たちは、多様な視点や新たなアイデアがコミュニティにとって重要であると考えています。そのため、登壇者の選定においては、過去の経験だけでなく、新規の応募者にも門戸を広げる努力を続けております。また、選定プロセスにおいてはできる限りバイアスを排除するため、複数登壇を防ぐための確認段階まで応募者の名前をマスキングするなど、できる限り公平性を確保するための対策を講じています。

採択のプロセスやオペレーションをより良いものにしていくためにはどうすれば良いのかについて、今後も採択プロセスの改善に努めてまいります。

Pythonコミュニティの多様性と当法人の挑戦

近年、Pythonのユーザー層は急速に広がりを見せ、Web開発、データサイエンス、IoT、機械学習といった幅広い分野にわたる多様な技術者や専門家が集うコミュニティとなりました。これは、私たちにとって非常に喜ばしいことであり、誇りに感じています。

しかし、コミュニティがこのように急成長し、多様化していく中で、運営としても、そのスピードに適応し続けることは決して簡単なことではありません。私たちは、多くの新しい視点や多様な背景を持つメンバーを迎え入れることができる一方で、どのようにしてこのダイバーシティ(多様性)を維持しつつ、全員が居心地良く参加できるコミュニティを継続していくかという、インクルージョン(包括性)の課題に直面しています。

当法人は、権威的な存在ではなく、あくまでコミュニティの一員に過ぎません。このコミュニティをより良いものにしていくためには、参加者、スポンサー、そしてボランティア主催メンバーをはじめとするコミュニティの皆様からのご支援が必要不可欠です。皆様からの支援や建設的なご意見、ご提案には心から感謝申し上げます。

一方で、支援や意見が私たちの成長にとって大切であるのと同時に、個人攻撃や誹謗中傷、あるいはそれに類する行為は、私たちの目指すオープンで協力的なコミュニティの発展に反するものです。そのような行為は、私たちだけでなくコミュニティ全体を傷つけることにつながりますので、どうか控えていただきたいと強くお願い申し上げます。

私たちは皆様からの建設的な意見や提案を真摯に受け止め、コミュニティの成長に活かしたいと考えています。しかし、もし攻撃的な言動がエスカレートし、私たちやコミュニティの健全な運営が脅かされる場合には、残念ながら弁護士など専門家の協力を得て、法的措置を検討せざるを得ません。このような事態は避けたいと考えておりますので、皆様には引き続き、建設的なご意見でのご協力をお願い申し上げます。

私たちは、皆様と共にこのコミュニティをより良いものにしていきたいと願っており、これからも挑戦し続けます。今後とも、ご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2024-09-21

PyCon JP Associationの公開ミーティングをPyCon JP 2024のランチタイムにやるよ~~!

 こんにちは。 一般社団法人PyCon JP Associationのmaayaです。

PyCon JP 2024 の開催が近づいてきました。みなさん参加登録はお済ですか?もちろん済んでますよね。見て回るセッションは決まりましたか?楽しみですね~。そんなワクワクのPyCon JP 2024 のアクティビティの1つである 「PyCon JP Association の公開ミーティング」の開催お知らせです。


PyCon JP Associtaion 公開ミーティング 開催概要

  • 日時:2024年9月27日(金) 12:00-12:45 (day1 ランチタイム)
  • 場所:20F Track1

日時・場所についてはPyCon JP 2024 の公式サイトにも記載がございますのでご確認ください。

昨年の公開ミーティングの様子



PyCon JP Associationの公開ミーティングってなに?

一般社団法人PyCon JP Associationは日本国内でのPythonの普及を目的とした非営利組織です。PyCon JPの主催以外にも、Python Boot CampPyLadies Caravanの支援、地域イベントの支援などさまざまな事業を行っています。


通常は2、3カ月に1回運営会議を行っていますが、たくさんの方に活動を知ってもらうこと・いろいろな意見をもらうことを目的に、毎年PyCon JPの会期中に「公開ミーティング」という場を設け、PyCon JPの参加者のみなさんと直接ディスカッションする場として活用しています。


  • PyCon JP Associationってどんなことしているの?
  • 日本でPythonが普及するためにもっとこんなことがやってみるのはどう?
  • この団体のお金の管理はどうなっているの?
  • 私も一緒に活動してみたい!!
などなど、疑問に思っていることやアイデアをお持ちの方はぜひご参加ください~!もちろん「ちょっと覗いてみたい」といった好奇心だけで参加いただくのも大歓迎です。せっかくのランチタイム開催なので、おいしいお弁当を食べながら気軽に参加してくださいね。


それではPyCon JP 2024でみなさんとお会いできることを理事一同楽しみにしております!