2024-11-12

関西オープンフォーラム2024(KOF2024)で出展、発表しました

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。

一般社団法人PyCon JP Associationは11月8日(金)、9日(土)に大阪で開催された関西オープンフォーラム2024(KOF2024)に出展しました。2日目(11月9日)にはブース展示をし来場者のみなさんいPython Boot Camp、PyLadies Caravan、PyCon JPなどの宣伝を行いました。また、同日のセミナーでは「Python開発の変遷をPythonプロフェッショナルプログラミングの改定の歴史から知る」というタイトルで発表をしてきました。

会場への案内↑

ブース展示

ブースでは来場者の方に普段使用しているPythonバージョンについてのアンケートをとりました。Python 3.10以前を使っている方が思ったよりも多かったです。対話モードが便利なのでみなさんPython 3.13も使いましょう!!

ブースでは他にPythonステッカーを配布したり、Python関連書籍を見てもらったり、Python Boot CampやPyLadies Caravanについて紹介しました。今回をきっかけに開催に近づくといいなー、と思っています。

各イベントへの問い合わせは以下のフォームからお気軽にどうぞ!!

PyCon JP Associationブース

セミナー

セミナーでは「Python開発の変遷をPythonプロフェッショナルプログラミングの改定の歴史から知る」というちょっと長いタイトルで発表してきました。資料は以下のURLで参照できます。

発表の内容は、私が所属する会社「ビープラウド」のメンバーで執筆している書籍『Pythonプロフェッショナルプログラミング』を題材に、Pythonでのチーム開発がどのように変わってきたかを振り返るものです。自分でも「使ってみよう、やってみよう」と思う内容があったらうれしいです。

セミナーが終わった後に来場者の方でジャンケンをし、書籍『最短距離でゼロからしっかり学Python入門(必修編・実践編)』をプレゼントしました。ぜひこの書籍をきっかけにPythonでなにか作ってみてもらえるとうれしいです。

書籍をゲットしたお二人

 

懇親会

1日目(11月8日)は前夜祭としての招待講演と懇親会が開催されました。私は懇親会から参加しました。会場には50人以上の人がいて大賑わいでした。少し遅れて行ったので料理が残っているか少し心配でしたが、全然問題なく料理とビールにありつけました。ビュッフェ形式ですが料理にカレーライスがあって斬新だなと思いました。そしてそのカレーがおいしかったです。

懇親会のカレー


2024-11-02

PyCon JP 2024のアンケート結果を報告します

PyCon JP 2024 参加者管理チーム(PyCon JP 2025 座長)の西本です。
PyCon JP 2024 終了後に回答をいただいたアンケートの結果を報告します。
全体で187件の回答をいただきました。ありがとうございました。




参加者について


Q1. 年齢


最も多かったのは26-35歳で約41パーセント、次に多いのは36-45歳で約28パーセントでした。




Q2. お住まいの国または都道府県


多かった回答は関東圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)でした。

Q3. 職業


最も多かった回答は「ソフトウェア/インフラエンジニア(ウェブ、バックエンド、クラウドなど)」でした。



Q4. PyCon JP 2024を知ったきっかけやPyCon JP 2024の記事を見たメディアはなんですか? 


多かった回答は「友人や同僚」「PyCon JP スタッフから」「X (Twitter)」「他のイベント」でした。 

Q5. 主に利用しているPythonのバージョンを教えてください。


多かった回答は 3.12 と 3.11 でした。


Q6. 普段、どの分野でPythonを使っていますか?


多かった回答はWeb開発、個人的なツール作成、AI・機械学習でした。


Q7. Python以外で普段利用しているプログラミング言語を教えてください。


特に多かった回答は JavaScrpt / TypeScript でした。


Q8. Pythonで開発を行っている方に質問です。どんなフレームワークやライブラリを使っていますか?


主な回答は以下の通りでした。
  • Webフレームワーク: Django, FastAPI, Flask  
  • データ分析・科学計算・機械学習・AI関連: Pandas, NumPy, Scikit-learn, TensorFlow, PyTorch, SciPy, Plotly, Streamlit, transformers, Langchain, Huggingface  
  • 開発ツール・ユーティリティ: Pydantic, SQLAlchemy, pytest, boto3, mypy, black, ruff, OpenCV

チケットについて


Q9. 本イベントは有料で開催されましたが、値段は適切だったと思いますか


「適正」と回答した方は71パーセントでした。一方で、「高すぎる」と感じた方も25パーセントを超えており、一定の割合で価格に不満を持った参加者がいたことが再確認されました。


Q11. どういう立場で参加しましたか


最も多い回答は「Personal または Student の自費による参加」でした。


イベントのコンテンツについて


Q12. 講演(Keynote/Talk/LT)の満足度を教えてください。


「満足」「だいたい満足」の合計が約80パーセントでした。



Q13. 講演について、感想、要望があれば教えてください


さまざまなテーマの講演があった、新しいアイディアや知識が得られた、タイムリーな話題だった、などの回答がありました。

Webサイトについて


Q14. PyCon JP 2024 Webサイトの満足度を教えてください


「満足」「だいたい満足」の合計が約77パーセントでした。



Q15. Webサイトについて感想、要望があれば教えてください


使いやすいというご意見があった一方で、会場情報の不足のご指摘、もっと早くスケジュールを公開してほしいというご要望もありました。

企画について


Q16. 参加された企画を教えてください


多かった回答はトーク、キーノート、スポンサーブース、お菓子・ドリンク、パーティ、LTなどでした。



Q17. 一番満足した企画を教えてください


多かった回答はトーク、キーノート、スポンサーブース、パーティでした。



Q18. 企画について、感想、要望があれば教えてください


スタンプラリーが楽しかった、基調講演を高く評価する、などのご意見がありました。一方で、会場やセッション内容の案内をもっと用意してほしい、などのご要望もありました。

パーティについて


Q19. カンファレンス1日目のパーティについて満足度を教えてください


「満足」と「だいたい満足」の合計が約63パーセントでした。



Q20. パーティについて、感想、要望があれば教えてください


スポンサーブースの隣での開催が面白かった、ビールがおいしかった、初めての人とも話ができた、といった肯定的なご意見があり、一方で、パーティのチケットを分けてほしい、会場が混雑していた、といったご指摘もありました。

スポンサー関連


Q22. どれぐらいの数のスポンサーブースを回りましたか


最も多かったのは「1から5」で約40パーセントでした。



Q23. スポンサー企業の出展内容には満足しましたか?


「満足」「だいたい満足」の合計が約77パーセントでした。



Q24. スポンサー企業の出展内容について良かった点・改善点があればお書きください


技術解説やクイズ企画などが好評でした。また多様な分野のビジネスを知る機会になったというご意見もありました。

Q25. スタンプラリーには満足しましたか


最も多かったのは「普通」で約52パーセントでした。



Q26. スタンプラリーについて良かった点・改善点があればお書きください


NFCを用いたスタンプラリーについて、利便性を評価する回答も、わかりにくい、うまく動作しなかった、というご指摘もありました。

Q27. スポンサーLTの内容には満足しましたか?


最も多かったのは「普通」で約42パーセントでした。



その他


Q31. カンファレンス会場の無線LANについて満足度を教えてください


「満足」「だいたい満足」の合計が約69パーセントでした。



Q32. 今後も、日本で開催されるPyConに参加したいと思いますか?


「はい」が97パーセントでした。

Q35. PyCon JP 2024 について、自由なご意見をお聞かせください


Pythonの学習意欲が高まった、いろいろな情報を収集できた、トラブルが少なかった、などの回答がありました。  
一方で、充電スペースの不足の指摘や、より高度な技術トピックを希望するご意見もありました。  
次回は広島で開催することを発表しましたが、これを歓迎する、応援する、といったご意見がありました。

最後に


参加者の皆様、アンケート回答ありがとうございました。

広島での PyCon JP 2025 開催で、皆様の貴重なフィードバックを活かし、さらに充実したイベントを目指して準備を進めていきます。

2024-10-31

関西オープンフォーラム2024(KOF2024)にPyCon JP Associationが出展します

 PyCon JP Association代表理事の鈴木たかのりです。

一般社団法人PyCon JP Associationは11月8日(金)、9日(土)に大阪で開催される関西オープンフォーラム2024(KOF2024)に出展します。ぜひお近くの方は現地に参加してブースやセミナーを見にきてください!!

関西オープンフォーラム2024
 イベントの開催概要は以下の通りです。

  • 公式サイト: https://www.k-of.jp/2024/
  • 会場: 大阪南港ATC ITM棟 10F + 6F PCルーム
  • 日付: 2024年11月8日(金)、9日(土)
  • 内容: 招待講演、ステージ企画、セミナー企画、ブース展示企画など
  • 参加費: 無料

ブース展示企画

11月9日(土)はブース展示を行います。ブースでは以下の様なPyCon JP Associationの活動について紹介したり、PythonやPythonコミュニティ関連の相談に乗りたいと考えています。ぜひお気軽にお立ち寄りください。

  • 使用しているPythonバージョンのアンケート
  • PyCon JP 2025の案内
  • Python Boot Campの紹介、現地スタッフ募集
  • PyLadies Caravanの紹介、現地スタッフ募集
  • Python関連書籍の紹介
  • Pythonステッカーの配布

セミナー企画

また、11月9日(土)の11:00からショーケース1で「Python開発の変遷をPythonプロフェッショナルプログラミングの改訂の歴史から知る」と題して発表を行います。

書籍「Pythonプロフェッショナルプログラミング」の改訂の歴史をベースに、Pythonでのチーム開発の変遷を追っていきます。Pythonでの開発や、多言語でもチーム開発に興味のある方はぜひ聞きに来てください。トークの詳細は以下のページを参照してください。

関西オープンフォーラムの参加は私としては初めてです。どんな雰囲気のイベントなのかとても楽しみです!前日の懇親会も楽しみ!!
 
 

PyCon JP TV #45「PyCon JP 2024振り返り」を配信しました。次回 #46は2024年11月1日(金)配信、テーマは「PyCon APAC 2024振り返り」

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。 

PyCon JP TV #45「PyCon JP 2024振り返り」を配信したのでその報告と、次回#45「PyCon APAC 2024振り返り」の予告です。

配信予定のGoogleカレンダーはこちらです。配信日を忘れないようにカレンダーへの登録をお願いします。

PyCon JP TV #45: PyCon JP 2024振り返り

前回のPyCon JP TVでは「PyCon JP 2024振り返り」と題し、2024年9月末に開催されたPyCon JP 2024でどんなことがあったかを、パーソナリティ2人の目線で紹介しました。
視聴してくれたみなさん、チャットで参加してくれたみなさんありがとうございます。見て面白かったら高評価してくれたり、チャンネル登録してくれるとうれしいです。
動画はこちらです。


各種関連情報へのリンクなどは、以下のPyCon JP TVのWebページで確認できます。 Pythonニュースでは以下についてとりあげました。
  • PyCon JP関連ニュース
    • PyCon JP 2025が来年9月に広島で開催決定、座長は西本卓也さん
  • Python国内イベント関連ニュース
    • 「Python Boot Camp in 宮崎」の開催報告
    • 「PyLadies Tokyo10周年記念パーティ/10th Anniversary Party」のお知らせ
    • PyCon mini 東海 2024 チケット発売中
    • DjangoCongress JP 2025 トーク募集中
  • 海外Pythonイベント関連ニュース
    • 9月21日-22日 PyCon Taiwan 2024
    • 10月25日-27日 PyCon APAC 2024(インドネシア、ジョグジャカルタ)
    • 12月6日-8日 PyLadiesCon 2024 プロポーザル募集中
  • その他Pythonニュース
    • Service Awards given by the PSF: what are they and how they differ
    • Python 3.13.0のリリース候補3がリリース
    • Python 3.13 and the Latest Trends: A Developer's Guide to 2025

メイントーク: PyCon JP 2024振り返り

メイントークでは、2024年9月末に開催されたPyCon JP 2024の様子を、キーノートや招待講演などの注目トークを中心に、パーソナリティ2人の視点で紹介しました。

キーノートスピーカー、トークの紹介だけでなく、スポンサーや食事などの情報についても紹介しました。

PyCon JP TV #46 予告: PyCon APAC 2024振り返り

次回のPyCon JP TV #46は、2024年11月1日(金)に19:30から配信予定です。

メイントークのテーマは「PyCon APAC 2024振り返り」です。

10月26日(土)〜27日(日)にインドネシアのジョグジャカルタで開催されたアジア太平洋地域のPythonイベント、PyCon APAC 2024について、その内容を振り返ります。

パーソナリティー2人も個人的に参加したので、キーノートや現地の様子など印象に残ったことを紹介したいと思います。

それでは、次回のPyCon JP TVでお会いしましょう。お便りもお待ちしています。

「こんな内容を扱ってほしい」「パーソナリティーへの質問など」お気軽にご意見お寄せください!!


 

2024-10-30

「オープンソースカンファレンス2024 Tokyo/Fall」でPyCon JP Associationのブース展示を行いました

こんにちは。Python Boot Campコアスタッフの筒井です。

10月26日に、オープンソースカンファレンス2024 Tokyo/Fall」でPyCon JP Associationのブース展示をしてきました。

ブースの様子
ブースの様子


ブースでは、PyCon JP Associationが主催または支援するイベント(PyCon JP、PyLadies Caravan、Python Boot Campなど)を紹介してきました。
Pythonコミュニティと普段関わりがない人に私たちの活動を知ってもらういい機会になりました。
また、来場者には、アンケートとして使用しているPythonのバージョンを答えてもらいました。以下が結果です。3.12を使っている人がかなり多いですね。話を聞いてみると、仕事でPythonを使っている人は古いバージョンを使っている傾向があるようでした。

使用しているPythonのバージョンについてアンケートの結果
使用しているPythonのバージョンについてアンケートの結果

イベント終了後は非公式懇親会がありました。会場は「つぼ八 浅草駅ビル店」。私は北海道出身なので、北海道発祥のつぼ八に久々に来れて、懐かしい気持ちになりました。

非公式懇親会の様子
非公式懇親会の様子

PyCon JP Associationでは、今後もオープンソースカンファレンスにブースを出展する予定です。どこかの会場でお会いすることがあれば、よろしくお願いします!


2024-10-29

PyLadies Tokyo 10周年記念パーティ開催レポート

みなさんこんにちは! PyLadies Tokyoスタッフのyuuukaです。

先日PyLadies Tokyo 10周年パーティを行う旨告知しましたが、10月20日に実施しましたので、開催レポートを投稿します。

 https://pyconjp.blogspot.com/2024/10/pyladies-tokyo-10.html

開催概要

  • イベント名:PyLadies Tokyo 10周年記念パーティ/10th Anniversary Party
  • 開催日時:2024年10月20日 14:00~17:00
  • 会場:HENNGE株式会社

詳細は下記Connpassイベントページをご確認ください。

https://pyladies-tokyo.connpass.com/event/332606/

パーティの様子

14時開始、17時に終了のイベントでした。
今回初めて参加するという方が4名もいらっしゃり、毎年パーティに参加してくださっている方や、5年ぶりに参加したという方もいました。
総勢27人が集まり、パーティを盛り上げてくれました。

普段は女性しか参加できないですが、毎年開催されるアニバーサリーパーティのみ男性も参加可能です。普段とはまた違った賑やかな雰囲気でした。

また、今回は10周年ということで特別なステッカーを作成しました。

PyLadies Tokyo 10周年記念ステッカー


会場提供のHENNGEさんのグッズと一緒に配布しました


14時に乾杯&画像で振り返るPyLadies Tokyo 10周年のスライドが流れました。
その後、ポストマンさん提供の素敵なケーキが登場しました。
どのケーキも美味しかったです!

豪華なケーキ


15時からはLT大会が始まりました。

LT大会の中盤あたりでPyLadies ○×クイズ大会を行いました。
スタッフがクイズを作成しており、クイズの問題はPyLadies Tokyoに関すること、過去のイベントで触れた内容を中心に出題しました。
難しすぎる、わからないと言う声が上がり、なんと6問目で優勝者が決まってしまいました。

優勝されたkananさん

その後、敗者復活戦で副賞をゲットした皆さんです!

敗者復活戦で副賞をゲットされた4名

その後はLT大会後半戦でした。

私はLTを発表する予定ではなかったのですが、最後に飛び込みLT枠が空いていたので、急遽10分で資料を作って発表しました。
自分が主催した社内勉強会についてのLTだったのですが、終わった後に、「このツールを使ったの良いね」など感想を言ってもらえて嬉しかったです。

こうして盛り上がった10周年パーティでしたが、今回の開催にあたり、PyCon JP Associationのコミュニティ支援を利用させていただき、10周年ステッカーの作成やドリンク代に充てることができました。
PyCon JP Associationの皆様、ありがとうございました!

PyLadies Tokyoでは、年内まだまだイベントがありますので、興味を持たれた方はぜひ遊びに来てくださいね。

直近のイベントの情報はこちらになります。

https://pyladies-tokyo.connpass.com/

来年のパーティも楽しみです。

PyLadies Tokyoとは

PyLadiesとはPythonが好きな女性を結ぶ国際的なコミュニティです。
Tokyo以外だとオーストラリアやアメリカ、ブラジル、インドなど、250以上の地域にあります。
Pythonが好きであれば初心者や熟練者を問わず、誰でも参加することができます。
その中でも、PyLadies Tokyoは日本で3つのチャプターのうちの1つです。
PyLadies Tokyoではほぼ毎月イベントを実施しており、今月で活動10周年を迎えました。

PyLadies Tokyo公式リンクはこちら
https://tokyo.pyladies.com/

PyLadiesの公式リンクはこちら
https://pyladies.com/



2024-10-22

PyCon JP 2024 Sprint Day を開催しました!

こんにちは!PyCon JP 2024スタッフのhkwsです。

PyCon JP 2024は、カンファレンスを9月27日から9月28日の二日に渡って開催し、9月29日にスプリントを開催しました。本記事では、そんな今年のスプリントの様子をお伝えします!

スプリントとは

スプリントとは、オフラインで開催する短期集中型の開発ミートアップのことです。参加者はPCを持って会場に集まり、丸一日自身の興味があるテーマ/プロジェクトに取り組みます。テーマやプロジェクトが複数ある「もくもく会」のようなイメージですね。

スプリントの魅力についてはこちらの記事でも解説しています。ぜひ読んでみてください。

スプリント中の様子

今年のスプリントは、渋谷のHENNGE株式会社オフィスにて開催しました。参加者は総勢70名ほどで、今年は例年と比べても海外からの参加者が多かったようです。

スプリントのオープニングでは、スプリントリーダーの方々に自身のテーマを解説していただきました。事前に応募されたスプリントテーマは2件ほどでしたが、当日飛び入りでスプリントテーマを持ち込んでくださる方が多く、最終的には10件以上のバラエティに飛んだテーマが集まりました。

オープニング後、取り組みたいテーマごとに参加者が集まり、開発を進めていきました。もくもくと作業をしながらも、オフラインだからこそできる対面のコミュニケーションを楽しんでいる様子でした。

12時ごろになると、HENNGE株式会社さんにご提供いただいたランチをいただきました。スプリントの事後アンケートでも「ご飯がおいしかった」との声があり、皆さん大満足だったようです。

その後、各テーマでの作業を再開し、夕方には各チームの取り組み成果を発表していただきました。

スプリントで得られた成果

今年のスプリントで参加者のみなさんが取り組んだテーマのうち、Webページ上での公開を許可いただいたのは以下の通りです。
  • Pythonチュートリアルイベントで使うテキストの改善
  • PyCon JP 2024残作業
  • Bug fix of KALDI sales information system
  • Free threaded (disable gil)
  • New Sphinx-extensions!!
  • LlamaIndexによる Embedding
  • Open Source LLM Survey
  • Design - PyCon HK survey form
  • PyLadies Tokyo HP maintenance
  • PEP 508 – Dependency specification for Python Software Packages : Environment Marker problem
  • Travel Tips slides
  • PyCon JP 2024の遠方支援精算とPSF向けレポートの基礎情報作成
  • Trio’s issues

一部のテーマについては、スプリント当日の成果発表で使用したスライドをこちらで公開しています。興味があるテーマがあれば、ぜひ内容を確認してみてください。

スプリントを終えて

参加者の皆さんがたくさんのテーマを持ち込み、積極的に取り組んでいただいたことで、活発で実りあるイベントとなりました。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!事後アンケートでも、「参加できてよかった」「刺激を受けた」といったコメントを頂いており、イベント運営の一人として、本当に開催してよかったと感じています。

この記事を通じて、一人でもスプリントに興味を持った方がいれば幸いです。すでに発表がある通り、次回のPyCon JP 2025は広島での開催になります。スプリントの開催可否や日程はまだ未定ですが、確定次第X公式ページで発信します。続報をお待ち下さい!