2026-10-29

PyCon mini Tokyo with PythonAsia conference 日本語 Speaker 決定のお知らせ

PyCon mini Tokyo with PythonAsia conference 日本語プログラム担当です。

PyCon mini Tokyo with PythonAsia conference 日本語セッションの Speaker が決定しましたのでご紹介させていただきます。


稲田 直哉

大阪府立工業高等専門学校卒業 2004-2007 パナソニックAVCマルチメディアソフト株式会社 2007- KLab株式会社

2010年ごろからPythonドキュメントの日本語翻訳プロジェクトに関わりSphinx対応やPython3対応を行う。

2016年に実装したCompact Ordered Dict実装がPython 3.6に取り込まれコア開発者に。

その後CPythonの起動高速化や省メモリー化などに貢献する。

「エキスパートPythonプログラミング」(アスキードワンゴ)の初版から改訂4版まで翻訳。

Python 3.15からのUTF-8 Modeデフォルト化を実現(PEP686)。

- X (Twitter):@methane


山根 将司(kuzushiki)

セキュリティエンジニア。

これまでWebアプリケーションの脆弱性診断や脆弱性調査に携わり、Python標準ライブラリやPython製Webフレームワークを含む複数の脆弱性を報告。

現在はPSIRTとしてプロダクトのセキュリティに取り組むほか、社内システムや従業員環境を守るためのセキュリティ対策にも携わる。

セキュリティ・キャンプ全国大会2026講師。

- X (Twitter):@kuzu7shiki

- GitHub:kuzushiki


k-kamijo

株式会社DeltaX(塾選)エンジニア。

技術の基礎を理解する重要性を感じ、RDBMS「KeiPyDB」をPythonでスクラッチ実装。

次はTCP/IPかCPUか🤔

- X (Twitter):@kei16180339


ぴっかりん(青木亮祐)

航空測量会社で、位置情報を持つデータの解析や、新規サービスの企画・開発に取り組んでいます。

また、プライベートでも衛星データや3D都市モデルなどが好きで、Pythonなどを使って分析や可視化を楽しんでいます。

- X (Twitter):@ra0kley

- GitHub:raokiey


Takayuki Shimizukawa

株式会社Flying Duck CTO / 技術参謀、 株式会社ビープラウド IT Architect、一般社団法人PyCon JP Association会計理事。

2003年からPythonを使い始めた。

業務ではソフトウェアエンジニアとして自社サービスの開発に携わり、上から下まで幅広く担当。

個人ではPython mini Hack-a-thonやSphinx-Users.jpなどPython関連イベント運営のかたわら、カンファレンスや書籍、OSS開発を通じて技術情報を発信している。

著書/訳書:

- エキスパートPythonプログラミング 改訂4版(2023 アスキードワンゴ)

- 独学コンピューターサイエンティスト(2022年 日経BP社)

- Sphinxをはじめよう第3版(2022 オライリー・ジャパン)

- 自走プログラマー(2020年 技術評論社刊)

- 独学プログラマー(2018 日経BP社刊)


KAEDE NAKAYASHIKI(YASHIKIN)

2024年に株式会社オルターブースへ入社し、クラウドソリューション部に所属。

Azureを中心としたクラウドインフラ業務に携わる。

趣味ではIoT開発を楽しんでいる。

SORACOM UG 九州・PyLadies Fukuoka の運営メンバーとしても活動しており、勉強会やイベントの企画・運営を通じて技術を楽しみながら学べる場づくりに取り組んでいる。

- X (Twitter):@yashiki0520

- GitHub:naka520


おわりに

PyCon mini Tokyo with PythonAsia conference では主催メンバー及び当日ボランティアを募集しています。
ご興味のある方は以下リンクよりお問い合わせください。


【主催メンバー相談会のお知らせ】PyCon JP 2027を一緒に作ってみませんか?

こんにちは。PyCon JP 2027主催メンバーのくさばです。

今回、沼津開催と聞き生まれ育った土地に貢献したくて参加することとしました。

PyCon JP 2027 主催メンバー相談会

PyCon JP 2027 主催メンバー相談会とはPyCon JP 2027の活動に興味のある方に向けた、気軽に質問や相談ができる会です。

こんな方におすすめ

  • PyCon JP 2027の運営に興味がある方

  • Pythonコミュニティに関わってみたい方

  • イベント運営に関わってみたい方

  • 自分に合った関わり方をしてみたい方

当日の内容

項目

内容

PyCon JP 2027について

2027に向けた準備状況や、これから一緒に考えていきたいことを紹介します。

何をするの?

仕事や役割の例、普段の活動の進め方を紹介します。

経験談

参加したきっかけや、活動を通して楽しかったこと、困ったときにどうしたかをお話しします。

質問・相談タイム

気になっていることや、やってみたいことを自由にお聞かせください。

今後の参加方法のご案内

参加するための流れや、次の機会をご案内します。

主催メンバーへの参加を決めてない方も、お気軽に参加ください。

一緒にPyCon JPをつくる楽しさを知る最初にきっかけになればうれしいです。

お申し込み方法

以下表のconnpassリンクからお申し込みください。

11月から2月まで毎月1回開催します

日時

内容

申込み

11月11日(水)22:00~

プログラム・Webの活動を知る 昨年、プログラムやWebを担当したメンバーが、活動内容や経験をお話しします。

connpass

12月16日(水) 22:00~

参加者管理の活動を知る 昨年の参加者管理チームのメンバーが、活動内容や経験をお話しします。

connpass

1月13日 22:00~

PR・会場の活動を知る 昨年のPRチーム・会場チームのメンバーが、活動内容や経験をお話しします。

connpass

2月10日 22:00~

テーマは決まり次第お知らせします

connpass

一緒に、素晴らしいPyCon JP 2027を作り上げていきましょう。



2026-10-26

PyLadies Fukuoka Meetup #1 開催レポート

みなさん、こんにちは!
PyLadies Fukuoka 運営のmaloです。

2026年10月24日(土)に、PyLadies Fukuoka として初めてのイベント「PyLadies Fukuoka Meetup #1」をエンジニアカフェ(福岡市赤煉瓦文化館)で開催しました。
当日は運営を含めて14名の方にご参加いただきました。ありがとうございました!

Meetup #1 の会場の様子

開催概要

  • イベント名: PyLadies Fukuoka Meetup #1
  • 開催日: 2026年10月24日(土)13:00〜16:00
  • 会場: エンジニアカフェ(福岡市赤煉瓦文化館)
  • 参加者: 14名(運営6名を含む)
  • 後援: 一般社団法人PyCon JP Association
  • connpass: https://pyladies-fukuoka.connpass.com/event/404638/

イベント内容


PyLadies Fukuoka について

最初に、PyLadies Fukuoka の紹介をしました。
2026年2月の PyLadies Caravan 福岡をきっかけに、職種も経験もさまざまなメンバーで立ち上がったコミュニティです。
気軽に集まれる場所から人と人がつながり、学びや挑戦の輪が福岡に広がっていくことを目指しています!

PyLadies Fukuoka の紹介

LT

2名の方に LT をしていただきました。

「Python でできるあれこれ」 やしきんさん
IoT 関連のことや、Python でできることをお話しいただきました!

やしきんさんの LT

「Python コミュニティ活動と私の近況」 selinaさん
PyLadies や世界各地のコミュニティイベントへの参加など、Python を通して世界中の方々とつながっているお話をしていただきました!

selinaさんの LT

座談会

後半の約90分は、5~6人ずつのグループに分かれて、お菓子や飲み物を片手にゆるっと座談会をしました。
休憩中に「話したいお題」を付箋に書いてもらい、グループごとにお題を選んで話しました。

出てきたお題の一部:

  • Python を使ってやってみたいこと、夢
  • Python の勉強方法
  • Python でやってみたこと

最後は全グループ共通のお題「PyLadies Fukuoka でやりたいこと」で話してもらいました。
いただいたアイデアは、これからのイベントづくりに活かしていきます!




おわりに

初めてのイベント開催でしたが、みなさんのおかげで素敵な時間になりました。
次回は1月に開催予定です。connpass のグループをフォローしてお待ちください!
https://pyladies-fukuoka.connpass.com/

2026-10-19

PyCon mini Tokyo with PythonAsia conference スポンサー募集開始のお知らせ

みなさん、こんにちは!PyCon mini Tokyo with PythonAsia conference スポンサー担当の山根です。


イベントロゴ


このたび、2026年12月12日(土) に開催する「PyCon mini Tokyo with PythonAsia conference」のスポンサー募集を開始しました🎉


本イベントは、日本とアジアの Python コミュニティが渋谷に集う、1日限りの国際カンファレンスです。PyCon JP Association と Python Asia Organization(PAO)の協力のもと、日本語の講演に加えて海外からも英語スピーカーを招き、コミュニティ同士の交流を目的に開催します。


キーノートには、Seth Larson 氏(Python Software Foundation / Security Developer in Residence) と Mike Fiedler 氏(PyPI / Safety and Security Engineer) の登壇を予定しています。


会場は GMO INTERNET GROUP 様にご提供いただき、特別協賛としてご参画いただけることになりました。Python エンジニアと直接つながれるこの場を、ぜひスポンサーのみなさまと一緒に盛り上げられたら嬉しいです。

イベント概要


  • 開催日時:2026年12月12日(土)10:00〜19:00
  • 会場:GMO Yours(渋谷フクラス 16F/東京都渋谷区道玄坂1-2-3)
  • 想定参加者数:200名(想定)
  • 形式:2トラック(トーク+ブース交流)
  • 主催:一般社団法人 PyCon JP Association(共催:Python Asia Organization/PAO)
  • イベントページ:connpass イベントページ


会場で出会えるのは、こんな人たち


  • Python に興味・関心のある現役エンジニア・学生
  • Web / データ・AI / インフラ・SRE / 機械学習 を中心とした職種のみなさん
  • 最新技術のキャッチアップ、採用・転職、技術コミュニティとの接点を求める方々
  • 日本国内だけでなく、アジア各国の Python コミュニティとつながりたい方々


現役エンジニア 想定200名 と、朝から夜まで(10:00〜19:00)じっくり交流できる場です。


スポンサーになる3つのメリット


1. 優秀な Python エンジニアへダイレクトに訴求できる — 東京開催により PyCon JP 関連の優秀な現役 Python エンジニアが多数参加。自社技術・プロダクト・採用情報をダイレクトにアピールできます。

2. コミュニティ貢献により、技術ブランドと業界内の信頼性向上が期待できる — Python コミュニティを支える先進企業としての存在感を示し、技術面での認知度と高い社会的信頼を獲得できます。

3. 経験豊富なシニア層との質の高い接点が得られる — セキュリティのスペシャリストによる基調講演を目当てに、キャリア豊富なシニアエンジニア層が多く来場。ブースでのデモや商談を通じて、質の高いフィードバックや案件獲得につながります。


スポンサープラン


  • Gold(13枠, 状況によって増減あり):税込200,000円。スポンサーブースあり。
  • Venture(4枠):税込70,000円。スポンサーブースあり。スタートアップ企業向けプラン。
  • Silver(枠制限なし):税込50,000円。スポンサーブースなし。


Web サイト・現地でのロゴ掲載は全プランに付きます。ブース仕様・招待券・Gold スポンサー割引・Venture の対象条件など、プランの詳細は募集要項資料をご覧ください。


現地ブース込みの Gold・Venture プランは数に限りがあるため、早めのお申し込みがおすすめです。


応募方法・スケジュール


プランや特典、支払条件の詳細は、下記の募集要項資料にまとめています。内容をご確認のうえ、応募フォームよりお申し込みください。



当日までの流れ:応募 → スポンサー担当より確定連絡 → ロゴデータご入稿 → 当日出展


なお、お申し込みにあたっては PyCon JP 行動規範(Code of Conduct)および スポンサー協賛規約への同意をお願いしています。あわせてご確認ください。


おわりに


渋谷の会場で、たくさんの企業のみなさま・エンジニアのみなさまにお会いできるのを、運営一同とても楽しみにしています。みなさまからのご応募を心よりお待ちしております!


2026-10-15

PyLadies Fukuoka Meetup #1 開催のお知らせ

みなさん、こんにちは!
PyLadies Fukuoka 運営のmalo(池田)です。

2026年2月の PyLadies Caravan 福岡をきっかけに、福岡で PyLadies Fukuoka が立ち上がりました!
職種も経験もさまざまな7人のメンバーでスタートし、このたび初めてのイベント「PyLadies Fukuoka Meetup #1」を開催します。

詳細

  • イベント名: PyLadies Fukuoka Meetup #1
  • 開催日: 2026年10月24日(土)
  • 時間: 13:00〜16:00(開場・受付 13:00〜)
  • 会場: エンジニアカフェ(福岡市赤煉瓦文化館)
  • 対象: 女性の方(Python 初心者も大歓迎です)
  • 詳細は下記 connpass イベントページをご確認ください。

https://pyladies-fukuoka.connpass.com/event/404638/

イベントの内容

当日は、PyLadies Fukuoka の紹介、参加者によるLT、そしてみんなでおしゃべりする座談会を予定しています。

時間内容
13:00〜13:30開場・受付
13:30〜13:35オープニング
13:35〜13:40会場紹介
13:40〜13:50PyLadies Fukuoka について
13:50〜14:10LT × 2
14:10〜14:20休憩
14:20〜15:50座談会
15:50〜16:00クロージング


こんな方におすすめ!

「Python を触ってみたいけど、何から始めればいいか分からない」
「仕事で使っているけど、周りに話せる人がいない」
「福岡でエンジニア仲間を見つけたい」

そんな方も大歓迎です!初心者の方から現役エンジニアの方まで、気軽に集まれる場にしたいと思っています。

お申し込み

参加希望の方は、connpass のページよりお申し込みください。
申し込みページ: https://pyladies-fukuoka.connpass.com/event/404638/

参加枠に限りがありますので、お早めのお申し込みをおすすめします!

福岡のみなさんにお会いできるのを、運営一同楽しみにしています💕

2026-10-14

PyCon JP 2026 公式サイトを「主催メンバーみんなで更新できる」サイトにした話

こんにちは。PyCon JP 2026 広報チームの Nakamura です。

PyCon JP 2026 の公式サイト(https://2026.pycon.jp)は、今年あらたに作り直しました。一番こだわったのは、デザインや最新の技術ではなく 「Web 担当以外の主催メンバーが、自分でサイトを更新できること」 です。

この記事では、そのために入れた工夫を 3 つ紹介します。

なぜそこにこだわったのか

カンファレンスのサイトは、開催が近づくにつれて更新が一気に増えます。託児やランチの案内、会場やアクセスの情報、関連イベント、当日の過ごし方……。文章を書くのは各チームなのに、サイトに載せる作業が Web 担当に集まると、そこで渋滞します。

2025 年のサイトでも、本文は Markdown で書けるようになっていました。ただし Markdown ファイルはソースコードと同じ場所(GitHub)に置かれていたので、更新するには Git の操作と変更依頼(プルリクエスト)が必要でした。主催メンバー全員が Git に慣れているわけではないので、結局は Web 担当が代行することになります。

「じゃあ WordPress のような既存の CMS を使えば?」という案も当然あり、ここは議論になりました。最終的に採用しなかった理由は 運用コスト です。カンファレンスの主催メンバーは全員が別に仕事を持っていて、サーバーやプラグインの更新をフルタイムで見張り続けることは現実的に難しい。できるだけ「動かし続けるための手間」が小さい構成にしたかったのです。

そこで、

  • 文章は Markdown で書く
  • ただし置き場所は GitHub ではなく Google ドライブ(主催メンバー全員が普段から使っている)
  • サイトは静的なファイルとして書き出して、Cloudflare Pages で公開する

という形にしました。公開しているのはただのファイルなので、アクセスが増えても重くなりませんし、プログラムやデータベースを常時動かすことに伴う手入れも要りません。

もちろん、これで安全が手に入るわけではありません。ソースコードを置いている GitHub や、本文を置いている Google ドライブ、各種サービスのアカウントが乗っ取られれば、そこからサイトを書き換えられます。守る対象が「常時動いているサーバー」から「主催メンバーが使っているアカウントと権限」に移るだけです。そのぶん、各サービスの権限設定や、サイト側から読み取る範囲の管理には気をつけました。

全体の流れはこうなっています。

スポンサーや主催メンバーの一覧は、各チームがもともと管理している Google スプレッドシートから取り込んでいます。ロゴや顔写真も Google ドライブです。シートには画像の ファイル名だけ 書いてもらい、同じ名前の画像をドライブに置けば表示される、という約束にしました。「どの画像がどの行に対応するか」の対応表を別に作らなくて済むようにするためです。

以下、工夫した 3 点を紹介します。


工夫 1: Markdown を置けばページができる

ドライブのフォルダに Markdown ファイルを置くと、それがそのままサイトのページになります。ページは 2 種類の作り方を用意しました。

よく使うのは、行動規範やアクセス案内のような「URL が決まっているページ」です。 開発側で「この URL はこのファイル名」という対応を 1 行だけ登録しておきます。あとは担当者がドライブに coc.ja.md と coc.en.md を置けば、日本語版と英語版のページができます。ページごとのプログラムは書きません。

もう一つは、お知らせ(ニュース)のように増えていくページです。 こちらはファイルを置くだけでページが増えます。ファイル名を 2026-04-12-launch.ja.md のようにすると、日付が公開日、残りの部分が URL になります。日付をファイル名に入れるルールにしたのは、ドライブでファイルを並べたときに日付順になり、書き忘れも起きないからです。

ページの見出しも、SNS でシェアされたときに出る説明文も、Markdown ファイルの先頭に書いた項目から作られます。つまり 担当者は文章を直すだけで、ページの見出しから SNS 用の説明文まで更新できます。

下書きはファイル名の先頭に draft. を付けるだけ

公開前に見た目を確認したいときは、ファイル名の先頭に draft. を付けます。

  • coc.ja.md … 本番
  • draft.coc.ja.md … 下書き

下書きは 検証環境にだけ表示され(「DRAFT」のバッジが付きます)、公式サイトには出ません。内容が固まったら、ドライブ上でファイル名から draft. を外すだけで公開 されます。

下書き用のフォルダを別に作る方法もありましたが、「移動し忘れる」「どっちが新しいのか分からなくなる」が起きやすいので、同じフォルダに並べて名前で区別する形にしました。

メニューは「文章があるページ」だけに出る

メニューには、まだ準備中のページも含めて最終形の項目を最初から全部登録してあります。ただし Markdown ファイルが用意されたページだけがメニューに出る 仕組みにしました。

おかげで、新しい案内ページを公開するときもメニューをいじる必要がありません。文章ができたら載る、できていなければ出ない。「リンクはあるのに中身が無い」も「ページはあるのにどこからも行けない」も起きません。

結果

案内ページの数を 2025 年と比べると、6 ページから 27 ページに増えました(スポンサーや主催メンバーの一覧など、スプレッドシートから作っているページは除いた数です)。お知らせも、今年から Markdown で書けるようになりました。

ページを増やすのに Web 担当の作業が必要なくなったぶん、各チームが書きたいことを書けるようになった結果だと思っています。


工夫 2: 表示イメージを確認できるエディタを自作した

Markdown をドライブに置く方式には、ひとつ弱点があります。Google ドライブだけでは、サイトに載ったときの見た目が分からない のです。Markdown は記号で書式を表す書き方なので、ドライブ上では「## という記号が付いた文章」に見えるだけで、見出しの大きさや表の体裁は想像するしかありません。

そこで、ドライブ上の Markdown をブラウザで直接編集できるエディタを自作しました。 画面は左に文章、右にプレビューが出ます。

このエディタの一番のポイントは、プレビューが公式サイトとまったく同じデザインで表示されること です。見出しの大きさ、文字の色、表の枠線まで公式サイトと同じ部品を使っているので、「保存したらこう見える」がその場で分かります。 本文に貼った画像も、ボタンを押すとドライブから読み込んでプレビューに表示されます。

作りとしては、このエディタもサーバーを持っていません。ブラウザから Google にログインして、ブラウザが直接ドライブを読み書きします。公式サイト側とエディタ側が共有しているのは 「ドライブ上のファイル名のルール」だけ です。エディタが動かなくなってもサイトは問題なく公開でき、その逆も同じ。運用の手間を増やさないという最初の方針どおりです。

ほかに、誰かが同じファイルを同時に編集していたら警告して勝手に上書きしない、といった配慮も入れています。

反省:編集方法は一本化してよかった

当初は「人によって使いたいツールは違うだろう」と考えて、好きな方法で Markdown を編集できること を優先していました。手元のエディタで書いてドライブにアップロードしてもいいし、他のツールを使ってもいい、という前提です。

ところが実際に運用してみると、ほとんどの人が自作エディタだけを使っていました。 手元の Google ドライブをパソコンにマウントして Emacs や vi で直接編集していた人もいましたが、少数でした。ならば最初から「編集はこのエディタで」と一本化し、その前提で作り込んだほうが、案内も説明も単純になったはずです。選択肢を残したことが、かえって説明を増やしてしまいました。

一方で、エディタ自体の評判は良く、「便利になった」というフィードバックをもらえました。見た目を確認しながら書けることが、やはり効いていたようです。


工夫 3: サイトへの反映は Slack から

このサイトは、あらかじめ HTML ファイルを書き出しておく方式です。そのため ドライブで文章を直しただけでは、まだサイトは変わりません。 「組み立て直す」操作が必要です。

ここを Web 担当への依頼にしてしまうと、結局また渋滞します。そこで Slack のスラッシュコマンドで、主催メンバーの誰でもサイトの組み立てを実行できるようにしました。 Slack に /deploy と打つだけです。

主催メンバーのやりとりはもともと Slack に集まっているので、「サイトを更新したい」と思った場所から離れずに実行できます。新しい管理画面にログインしてもらう必要もありません。

/deploy は引数で行き先を指定できるようにしていて、主催メンバーだけが見る検証環境へ反映するか、公式サイトへ反映するかを選べます。誰が実行したかと、成功したかどうかも Slack に通知されるので、作業が重なっても状況が見えます。

仕組み自体は単純で、Slack からのリクエストを受け取る小さなプログラム(Python です)を用意し、それがサイトの組み立てを開始させているだけです。Slack からのリクエストであることを確認してから実行するようにしています。

これで、文章を書いた人が検証環境での確認から公開まで自分で完結できるようになりました。


まとめ

PyCon JP 2026 のサイトでは、

  1. Markdown を Google ドライブに置けばページになる ようにして、更新に Git も CMS も不要にし、Web 担当以外の主催メンバーみんなが使えるようにした
  2. 公式サイトと同じ見た目でプレビューできるエディタを自作 して、「載ったときの姿」を確認しながら書けるようにした
  3. 公開は Slack のコマンドから にして、書いた人が公開まで自分で完結できるようにした

という形で、Web 担当以外のメンバーがサイトを更新できるようにしました。結果として案内ページは 6 ページから 27 ページに増え、「便利になった」という声ももらえました。

一方で、「好きなツールで編集できる」ようにした部分はほぼ使われず、最初からエディタに一本化しておけばよかったという反省も残りました。

こうして主催メンバーみんなで育ててきたサイトです。よかったら覗いてみてください。

PyCon JP 2026 公式サイト: https://2026.pycon.jp

来年以降のサイト作りの参考になればうれしいです。


2026-10-06

PyCon mini Tokyo with PythonAsia conference 日本語プログラムの作成規準について

 PyCon mini Tokyo with PythonAsia conference 日本語プログラム担当 安田です。

ここでは本イベントでのトークプログラムに関して紹介します。
トーク情報の更新やイベントチケットの詳細は connpass をご参照ください。

はじめに、本イベントは「初の PyCon mini Tokyo イベント ※」かつ「PyCon JP と Python Asia Organization が初めてコラボするイベント」で、 PyCon JP 2026 の Closing 時に開催が発表されました。
※ 2011 年に PyCon mini JP が品川で開催実績あり

様々な新しい取り組みが行われる中で、イベントの公開からイベント当日まで約 4 ヶ月という短い時間ですべての準備を完了させる必要があり、トークプログラムの決定も例外ではありませんでした。
さらに、プログラムの作成に関してはスピーカーの方々の準備期間を考慮するとより迅速に決定する必要があり、今回は主に以下の着眼点を基に招待講演の形でプログラムの作成を進めております。

  • セキュリティに関するトーク
    • 本イベントの Keynote Speaker である Seth Larson氏 及び Mike Fiedler氏 は共に Python エコシステムや PyPI のセキュリティに取り組まれています。
    • Keynote に関するセキュリティの内容を利用者目線からより具体的に掘り下げ、プログラミング言語を安全に利用するためのセキュリティ目線のトークを含めたいと思っております。
  • Python や関連機能, 実例など新たな出会いにつながる内容
    • 私たちは多くの方々へイベントに参加していただきたいと思っており、同時に参加してよかったと感じていただきたいと思っています。
    • Python は例年だと年に 1 度リリースが行われるため、その機能の裏側や主要ライブラリの紹介を通して多くの方々へ「Python の今」や「Python の裏側」に触れていただきたいと思っています。
    • また、異業種・異領域で Python が使われている現場や用例、用法の紹介を通し、 Python を軸としたコミュニティ交流につなげていただきたいほか、これから Python を使用したいと思っている方や初学者の方にも満足してもらえるよう、何気なく使用している Python の機能の裏側に触れるセッションも含めたいと思っております。
  • PyCon JP でのトークから抜粋
    • PyCon JP 2025 及び 2026 は広島で開催されました。
    • PyCon JP が東京に限らず日本の様々な地域で開催されることは多くの方々に Python に触れ、興味を持っていただく機会としてとても有意義だと考えますが、同時に首都圏在住の方の参加ハードルが上がってしまった事も事実です。
    • 本来であればすべてのトークを東京でも開催したいものの、時間やセッション数の都合から実現は難しいです。
    • そのため、 近年の PyCon トークの中からいくつかのトークを抜粋させていただく予定です。

本ブログ公開時及びチケット公開時に全プログラムを公開出来ていない状況ではあるものの、全ての参加者の方々にご満足いただけるよう担当一同プログラムを制作しておりますので当日はご期待ください。
※ トーク情報の更新やイベントチケットの詳細は connpass をご参照ください。


では 2026年 12月 12日 PyCon mini Tokyo with PythonAsia conference でお会いできることを楽しみにしております。