2019年10月28日

一般社団法人PyCon JP 運営会議#32を開催しました

一般社団法人PyCon JPの副代表理事の鈴木たかのりです。
2019年10月16日に一般社団法人PyCon JP運営会議 #32を開催したので簡単にこのブログで報告います。
最後の方に次回運営会議の告知もあるので、興味がある方がぜひオブザーバー枠でご参加ください(リモート参加可能です)。

運営会議の様子(リモートにも4名います)

主に以下の内容について議論しました。
  • PyCon JP 2019の開催報告と残タスクの確認
  • PyCon JP 2020の座長について
  • 2019年度追加予算について
  • Python Boot Camp、Caravanの進捗報告
  • PyCamp、PyLadies caravan遠方支援の成果報告
  • 一般社団法人PyCon JPの英語名の変更について
詳細は以下の議事録を参照してください。

次回運営会議

次回運営会議は2019年12月4日(水)に開催します。興味のある方や一般社団法人PyCon JPの活動に意見や提案がある人は、ぜひ以下のリンクから参加登録して運営会議に参加してください。

2019年10月22日

PyCon JP 2020 座長決定

一般社団法人PyCon JP 代表理事 寺田です。

PyCon JP 2019のクロージングの時には未決定でした、来年のPyCon JP 2020の座長が決まりましたのでお知らせします。

座長: 西村ヨシロウさん (nishi)
西村さんは、PyCon JP 2017からスタッフとして、PyCon JP 2018では副座長として事務局で活動し、2019年度は一般社団法人PyCon JPの活動で特に地域連携を進めてくれています。

PyCon JP 2020 座長 西村ヨシロウさん (nishi)


10月初旬に本人からの立候補を受け、PyCon JP 2019スタッフからの意見をもらい、さらに一般社団法人PyCon JP運営ミーティングで理事全員の賛成により、西村さんに座長をお願いすることとしました。

PyCon JP 2020は、2020年8月28日、29日にPiO(東京都大田区)にて開催することが決まっています。今後は、座長西村さんを中心にチーム作りが行われる予定です。

2019年10月19日

10月12日、PyCon mini Hiroshima 2019 開催しました!

PyCon mini Hiroshima 2019 座長の西本(@nishimotz)です。

2019年10月12日に PyCon mini Hiroshima 2019 を開催しました。

公式サイト

PyCon mini Hiroshima 2019 集合写真

スケジュール


概要


台風19号の影響で、予定より遅れて10時20分の開始となりました。

登壇者の遅刻や欠席を懸念したのですが、全員にお越しいただくことができ、ほぼ予定通りの内容で18時に終了しました。

最終的に70人にご来場いただきました。懇親会の参加者は40人でした。
アンケートによると全体の2割くらいが広島県外からの参加者だったようです。

イベント翌日には、今年も何人かの方と「酒まつり」の酒蔵巡りを楽しみました。

会計報告は準備中です。後日、公式サイトにて行います。

ライブ配信と録画


ライブ配信は告知していませんでしたが、スタッフの個人的な機材とアカウントで実験的に配信を行いました。

午前

午後

後日、整理して公式サイトからリンクをする予定です。

基調講演


ransui さんの講演「ゲームとインタプリタ -DSL作成の愉しみ-」は、PyCon JP でおなじみ「明日の仕事に役立たない」という前置きながら、エンジニアとしてのスキルをもっと高めたいと感じた1時間でした。

ゲームの本質はロジック、ロジック記述には DSL (domain-specific language) が有効、インタプリタを実装するなら LISP がお手軽、じゃあ LISP インタプリタを実装してみよう。ゲームとDSLの開発はスキルアップに最適!

主役のはずだった Python は単なる手段になってしまい、気づいたら私たちはもっと大事なことを考えさせられていました。

言語処理系の仕組み、ゲームの開発技法の歴史、などなど、途中で出てきた話題も幅広く、それらが無駄なく結末に繋がっていく構成も、満足度の高いものでした。

セッションの一部をご紹介


参加者からのアンケートで「よかった」という票が多かった(基調講演以外の)トークを、いくつかご報告します。

ノンプログラマーでも作れる3D図面自動設計


広島県府中市の家具メーカーが 3D CAD ソフトの Python プラグイン機能や Excel を活用して「書ける一行から書き続けて出来た事」のご紹介でした。
設計の自動化で会社の赤字を解消した、という経営面の成果、そして「Python は勉強せずに書き始めることができて簡単」という率直なご感想。
強く聴衆の印象に残るお話でした。


Pythonでアルゴレイヴの世界に足を踏み入れる


「アルゴレイヴ」とは「アルゴリズム+レイヴ」。「レイヴ」とはダンス音楽あるいはそのイベント。FoxDot というツールで Python から音と映像を操るライブコーディングの紹介と実演でした。
インタラクティブなデータ分析が得意な Python のポテンシャルは、音楽やアートの世界にも広がっていきそうです。
「こんな世界あるのか」「知らなかったけど面白い」など、多くの人が新鮮に感じていました。

【参考】
PyCon JP 2019 でも FoxDot のセッションがありました。
Pythonでライブをしよう!FoxDotを使った新時代のPython活用法

コードが GitHub で公開されました

講演者によるブログ


2020年スポーツの旅 - Pythonではじめるデータ分析×GISプログラミング⚾


帰ってきた「野球の人」。今回は野球の選手の話ではなく球団や球場のお話で、「メジャーリーグの年間移動距離と勝率に関連性があるか」など、わかりやすい仮説を実際に検証していただきながら、統計や地理情報の分析に役立つ Python のツールも紹介していただき、さらに「シンプルに楽しく野生の研究をしよう」というメッセージも込めていただきました。

ブログでご報告いただきました



ノベルティグッズ


ノベルティグッズとして、チョコレート、キーホルダー、ステッカーを配布しました。

チョコレート

キーホルダー


ステッカーと付箋




広島で4回開催してみて


今年 PyCon JP では「地域コミュニティ交流ミートアップ」が開催され、PyCon mini を広島で4回やってきたことが、「すごいですね」「ノウハウを知りたいです」と言われるようになりました。

ウェブサイト構築については私のブログに書きましたが、アクセシビリティの配慮など、いろいろな経験ができました。

PyCon mini Hiroshima 2019 のサイト制作


東京の Python コミュニティとのつながりを広島に作りたい、という気持ちで立ち上げた活動が、東京など広島県外から講演にきてくださる皆様、企業パトロンや個人パトロンの皆様、参加者の皆様に支えられて、ちょっとずつ進歩してきました。

今回、私が会場担当として無理なく開催できるようにと考えた結果、広島市立大学の施設をお借りしました。
共催としてご協力いただいた広島市立大学の関係者の皆様、ありがとうございました。

毎月の「すごい広島 with Python」というコミュニティ活動を母体に、広島で一緒に Python イベントをやろうというスタッフが今年も集まり、イベントを開催できました。

すごい広島

地方で PyCon mini イベントを開催する楽しみの一つは、続けているうちに素晴らしいチームができること、だと感じています。

PyCon mini Hiroshima 2019 チーム

このチームの皆さんが「次にやりたいこと」と向き合いつつ、東京以外のコミュニティとの交流も、もっと広げたいと思います。

2019年10月17日

PyCon JP 2019のレポートが掲載されるWEB+DB PRESSが2019年10月24日に発売


今年も大盛況のうちに幕を閉じたPyCon JP 2019。

そのPyCon JP 2019のカンファレンスレポートが技術評論社のWEB+DB PRESS 113号に掲載させれます。発売日は2019年10月24日。購入は技術評論社のWEBサイト、またはお近くの取り扱い店舗にてお問い合わせ下さい。



掲載予定のカンファレンスレポートでは、
  • 「独学プログラマーPython言語の基本から仕事のやり方まで」の著者であるCory Althoff氏の基調講演
  • 注目セッション「入門 自作検索エンジン」
  • 注目セッション「DjangoとJupyterで始めるPyData」

を取り上げております。

PyCon JP 2019スタッフである吉田健太氏が当日の様子をレポートしましたので、カンファレンスに参加された方も、参加できなかった方もぜひ購読してみて下さい。















2019年10月16日

PyCon JP 2019 スタッフ KPT振り返り会を開催しました!

PyCon JP 2019スタッフの牛窪です。

10/3(水)にPyCon JP 2019 スタッフ KPT振り返り会を開催しました!

今回の会場は弊社株式会社サポーターズの会議室をお借りしました!

ぜひ弊社の勉強会にも遊びに来てください!

当日は約30名ほどのメンバーが参加し、お寿司やお酒を嗜みつつ振り返り会がスタートしました。



今回はPyCon JP 2019の振り返りとして以下を話し合いました。

  • PyCon JP 2019スタッフ全体での振り返り
  • PyCon JP 2019参加者のアンケート結果の共有
  • チーム単位での振り返り




PyCon JP 2019開催後の最後の全体MTGということで、和気あいあいかつ真剣に今後のPyCon JPに向けてどう運営を改善していくか話し合いました。

また、余った参加者ノベルティの配布も行われました(笑
私は(3XL等の)Tシャツを5枚ほど持ち帰りました



今回の振り返りを通じて、来年のPyCon JP 2020に向けてのモチベーションがより一層高まったと思います!

その他、PyCon JP 2019に関する情報は 公式Webサイト公式Twitterアカウント をチェックしてみてください!!

2019年10月7日

PyCamp Caravan: [島根] オープンソースカンファレンス 2019 Shimane に参加してきました

Python Boot Camp 講師の清水川です。

先日、9月28日(土)に オープンソースカンファレンス(OSC)島根 に「Python Boot Camp Caravan(PyCamp Caravan)」メンバーとして出展してきました。当日の様子をお伝えします。
出雲空港で出雲っぽいモニュメントがお出迎え
オープンソースカンファレンス(略: OSC)は、オープンソースの今を伝えるイベントです。会場となった松江テルサでは、ブース部屋が1つ、トークセッション部屋が1つでの開催でした。

OSC島根の一日

9時半に会場に到着しました。
OSC は 松江テルサ 4Fで開催
準備中のブースエリア
20分くらいで「Python Boot Camp Caravan(PyCamp Caravan)」小道具をセットアップしました。小道具は事前にPyCampスタッフが会場宛てに発送してくれていたので、それらを並べて、持参したノートPCと本を並べました。

PyCamp Caravan小道具をセットアップ

ノートPCに映しているのは、PyCampを紹介するスライドです。WindowsのキオスクモードでGoogleスライドを自動再生しています。不在時に紹介できるように、ブースのセットアップ後に用意しました。
座るとこんな感じ


10:00 開始

開始直後に、愛媛県職員の方がブースに興味を持って立ち寄ってくれました。プログラミングの需要はどこでも高まっているんだなあと感じましたが、愛媛から島根って隣県ってわけじゃないしそんなに近くないよね!?
聞いてみると、「IT勉強会を振興したいので、PyCampに興味があって聞きに来ました」と、事前に調べて話を聞きに来てくれたみたいです。愛媛ではすでにPyCamp開催済みということも把握されていたので、2回目の開催もいくつか実績ありますよ、とお伝えしました。
ブースエリアの様子
午前中にはもう1名、OSCのスタッフTシャツを着た島根県職員の方が興味を持ってくれていました。席を離れているあいだに、作っておいた紹介スライドを見てくれていたので、声をかけてPyCampについて説明しました。

説明した内容は次のようなものでした。

「PyCampはいくつかの地域でまだ開催できていないんです」
「山陰は、開催できていない地域の1つで、誘致してくれる主催者を探してます」
「主催してくれる現地の方がいれば、主に関東にいる講師を派遣して開催できます」
「開催にかかる費用は一般社団法人PyCon JPが負担します」


昼休み

松江テルサのからくり時計
昼休憩中に、いくつかブースを廻りました。サイボウズさんのブースでは、「次に学びたいプログラミング言語」というボードに参加者がシールを貼っていました。Python圧倒的!あれ、Rubyは?と思っていたら、「松江ではRubyはもう学んでいるから"次の言語"に挙がらないんですよ」とのこと。まじかよ松江すごいな。
次に学びたいプログラミング言語(サイボウズさんのブース)
午後

午後は、OSCのスタンプラリーの効果もあってか、何名かの方がブースに来てくれました。高専生が何組かブースに来てくれたので「PyCampを誘致してくれる主催者を募集している」と伝えると、「Pythonには興味があるのでPyCampが開催されたら参加したい」という反応でした。そこで、すでに大学生が主催してくれた実績もあること、学生の方がPythonを学びたい人にリーチしやすい環境にいること、などを伝えました。


他に、「松江テルサ別館はオープンソース向け勉強会なら無料で貸してくれる」という情報を教えてくれた方や、「出雲で勉強会をやっているので開催に興味がある」といった方がいました。今後のPyCamp島根開催に期待です。


14:30 トークセッション

Python言語最新情報 〜モダンな文法を知ってPythonを使いこなそう〜」というタイトルで、Pythonを紹介してきました。
トークセッションの部屋の様子
セッションへの参加者数は30名くらいでした。スライドの最初の方でいくつか質問をして手を挙げてもらったところ、以下のような感じでした。

  • プログラム書いたことある人: 8割(約24名)
  • Python書いたことある人: 6割(約18名)
  • Python2書いたことある人: 1割(4名)
  • Python3書いたことある人: 3割(10名)(...残り8名どこいった)

OSCイベント参加者の6割がPythonを書いたことがあり、私がよくOSCに参加していた10年前に比べるとPython人口がだいぶ増えたんだなあ・・ということが実感できました。

質疑応答では2つの質問をいただきました。

  • 質問1: 紹介されたバージョン毎のPEP対応状況などはどこから情報集めてきたんですか?
    • 回答1: Pythonの公式ドキュメントにリリースノートがあって、そこにPEP番号も全て並記されています
  • 質問2: @ 演算子は内積を取るための演算子なんですか?
    • 回答2: @ 演算子自体の使い道は利用者に任されていて、オペレーターオーバーロードによって動作を定義できます。numpyは内積演算子に使っている、という感じです。

懇親会

懇親会場は、一畑百貨店 6階のイチバタダイニングを貸し切り。OSC会場から駅のロータリーを挟んで反対側、徒歩5分くらいの場所です。
1時間くらい間が開くので、私は近くのホテルに一旦荷物を置いてから開始10分前くらいに行きました。
締めの挨拶

懇親会の参加者は、高専生と大学生がとても多かった印象です。私は松江に知り合いがいないので知らない人の輪に飛び込んでいくのはハードルが高かったですが、1人知り合いを見つけてそこから紹介してもらうことで、何人かの方とお話しできました。今回、PyCon JPの名刺を忘れてしまったので会社の名刺を使ったんですが、PyCamp誘致してほしい立場としてはちょっと失敗したなーと反省です。

Ruby県島根でも、Python需要があって、PyCampを誘致したい、開催されたら参加したい、という声がいくつもあったのが印象的でした。

今後のPyCamp Caravan

次回のPyCamp Caravanは、福岡です。
11/8(土)に行われるオープンソースカンファレンス2019 Fukuoka(OSC福岡)に出展することが決定しています。ぜひお越しください!

2019年10月4日

地域コミュニティ交流ミートアップとPyCon JP Committee Meetingを開催しました

鈴木たかのり(一般社団法人PyCon JP副代表理事)です。

一般社団法人PyCon JP では年1回のイベントPyCon JPの開催以外に、Python Boot Campの主催や地域PyConや各種コミュニティの支援など、日本国内にPythonを広げるためのさまざまな活動を行っています。

2019年9月に開催されたPyCon JP 2019に参加する方々と意見交換やアイデアをもらうために、以下の2つのミーティングを開催しました。このブログではそれぞれのミーティングについて簡単に報告したいと思います。
  • 地域コミュニティ交流ミートアップ(9月16日に開催)
  • PyCon JP Committee Meeting(9月17日に開催)

 

地域コミュニティ交流ミートアップ 


地域コミュニティ交流ミートアップは今年はじめて開催したミーティングです。
PyCon JP 2019には日本各地から参加している人がいます。せっかくの機会なので各地域のコミュニティメンバー同士で情報交換をしたり、新しいつながりを作ることを目的として開催されました。

人が集まるかドキドキでしたが、蓋を開けてみれば北は北海道から南は九州沖縄まで、まさに日本中のPython関連コミュニティのメンバーが集まって有意義な時間を過ごすことができました。
車座になって交流
 みなさんの自己紹介などで語られた課題などもベースに、以下のようなトピックで情報交換を行いました。
  • 会場の確保、コミュニティの継続性、お金の管理、発表の集め方、参加者の多様性、イベントの告知
また、私たちからの問いかけとして「PyCon miniの開催可能性」と「PyCon JPの東京以外での開催」についても意見をもらいました。詳細は以下のスライドと議事メモを参照してください。

参加メンバーで記念撮影

PyCon JP Committee Meeting

PyCon JP Committee Meetingは一般社団法人PyCon JPの一年間の活動を報告し、今後の活動方針について広く意見をもらう場としてPyCon JPイベントの中で毎年開催しています。

今年は理事、社員メンバー以外に26名もの参加がありました。初参加の方も非常に多かったです。参加してくれたみなさんありがとうございます。

Committee Meetingに初参加のみなさん(多い!!!)
内容としては以下のようなトピックについて報告をおこない、参加者のみなさんから意見や質問をもらって議論を進めました。
  • 2018年の活動報告と会計報告
  • 2019年の実施状況
  • 今後の計画(PyCon JP 2020)
真剣に議論をする参加者のみなさん

ミーティングの詳細については以下のスライドと議事録を参照してください。

一般社団法人PyCon JP運営会議

一般社団法人PyCon JPは、日本でPythonを継続的に広める一助として活動を継続しています。
「自分も一般社団法人PyCon JPの活動に参加したい!」「アイデアがあるので相談にのってほしい!」という方はぜひ「運営会議」に参加してみてください。
運営会議は2、3カ月に一回定期的に開催しており、リモート参加も可能です。次回運営会議は10月16日(水)に開催予定です。以下のURLから参加できます。
また、過去の運営会議の議事録は全て公開されており、以下のリンクから参照できます。



PyLadies Okinawa Meetup#3 DjangoでWeb開発!を開催しました

こんにちは。PyLadies Okinawaオーガナイザーのshiromaです。
9月28日 (土) に3回目のPyLadies Okinawa Meetupを開催しました。
前回に引き続き、PyConJPさんのご支援で託児室を設置しての開催です。今回もかわいいお子さんを連れてのご参加、ありがとうございました!

Django Girls チュートリアルでWeb開発を学ぶ!


今回の勉強会では、初心者を中心とした参加者の皆さんでDjango Girls チュートリアルをもくもくと進めつつ、適宜メンターへ質問をする形式で進めました。

Djangoとはなんぞや?

第1回、第2回のPyLadies Okinawa Meetup参加者さんはすでにDjangoやGit/GitHubの環境が整っており、セットアップは比較的スムーズに進みました。

Django Girlsさんのチュートリアルはとにかく丁寧でわかりやすい!
しかしやはりプログラミング初心者の方にはハマりどころがいくつかあり、メンターさん大活躍でした。ありがとうございます!
メンターさんがいると心強いです

とくに質問が多かった「仮想環境」について、ホワイトボードを使った説明も。
これで皆さんのPC環境が綺麗に保たれますね!
便利で頼もしい仮想環境
自分の書いたコードがwebブラウザ上で素敵なブログになっていく様子は、なかなか良いものでしたね!
初心者にはボリュームたっぷりのDjango Girlsチュートリアルに四苦八苦しつつも、何名かは無事完走できました。お疲れさまです!

そしてお母さんたちがDjangoでWeb開発を学ぶなか、今回も託児室ではクリエイティブな活動が行われていました。
$ tar -xf toybox

こちらもホワイトボードを駆使しています

今回は8名の参加者さん、2名のメンターさんにご参加いただきました。
長丁場のイベントでしたが、参加者さん同士でも助けあいながら和気あいあいとした勉強会になりました。
今回はメンターさんへもたくさん質問が飛び、良い会になったのではないかな〜と思っております。
次回のPyLadies Okinawaもぜひ楽しんでください!以上、イベント報告でした :)

2019年10月2日

PyConJP 2019 NOC Team活動報告

こんにちは、NOC Team です。
皆様、PyCon JP 2019 はお疲れ様でした。
実りのあるイベントになっていましたら幸いです。

今回のポストでは、PyCon JP 2019 で皆様に利用していただいた、
会場 Wi-Fi について NOC Team よりレポートします。

事前準備・構築

キックオフ(PyCon JP 2019 NOC Meeting)


やったこと
  • 自己紹介
  • タイムスケジュールの確認
  • 決める必要のあることの確認
    • SSID: PyConJP_2019
    • Pass: NewEra.py
    • その他、ログインパスワード等
  • ネットワークの設計(PHPカンファレンスから変える所、変えない所を決めたり)
  • ピザ+ビール

NOC Team のキックオフが開催されたのは
7月23日にサイバートラスト株式会社さんのオフィスにて。
この日はメンバー初顔合わせということもあり、少々緊張気味。

PyCon JP 2019 のテーマは「Python NewEra」ですが、
NOC Team のテーマは「1000人乗っても大丈夫なWi-Fi」。
どこかで聞いたことがあるようなフレーズをもじって使うのは
NOC Team のみならずともニヤリとするのはエンジニアの典型的な特性かもしれません。
なお、ここでどういう言葉をベースにするかで年齢がバレる(かも)

主な議題は二つ。
一つ目は、基本設計の確認、
二つ目は PyCon JP 2019 NOC Team 最大のテーマである
Wi-Fi 設計に必須のSSIDやパスワード等の決定です。
SSID については事前に Slack で SSID の候補が挙がっていましたが、
最終的に決まったのは「PyCon JP 2019」となりました。
Wi-Fiパスワードは「NewEra」にpythonコミュニティらしく.pyを付けた
「NewEra.py」が覚えやすく好ましいと言うことで最終的に採択されました。

ネットワークの基本構成では PHPカンファレンス と同じ会場で開催されるため
実績のある構成をベースに変更が必要な箇所、不要な箇所を中心に説明がなされました。

こちらも PyCon JP 2019 同様、
1000人を超える参加者を受け入れる為の
DHCP 配布アドレス、 DNS クエリをどのように裁くか?
ということが最大の検討ポイントであり、
それらを考慮した結果がインターネットの出口をクラウド上に設け、
PyCon JP 2019 会場とは VPN によって繋げる構成となっています。

よくある打ち合わせの図。間違いない、これは Pizza と Beer だ。

アーキテクチャ


今回のアーキテクチャを綺麗に書き起こされたのが下の図。
会場のフロア状況に合わせて pfSense <=> IX2105 をそれぞれ配置しています。

ホットステージ


NOC Team の本番は、仕込みから始まる。
ホットステージと呼ばれる準備作業では、
実際にネットワーク機材を利用して相互接続試験完了を目標に5日に渡り実施しました。
こればかりはリモートで行えないので場所を借りて集中的に構築。

ホットステージ会場自体は日中から作業は可能なのですが、
仕事や学校を終えてから参加する人も多いため、作業が深夜まで続くこともしばしば。
NOC エンジニアの1日は長い....。

今回の構成で利用した機材は、物理機材だけで
これだけの量をホットステージ中で用意することになり
各自役割分担の上、作業に取りかかりました。

  • Router
    • IX2105 x10
  • SW
    • Cisco Catalyst 3000 シリーズ x8
    • NETGEAR SW x8
  • PoE インジェクター x 数台
  • LAN ケーブル
    • 1,161m
    • 58本

当初の予定は4日間での構築!....でしたが残念ながら規模が大きくて4日間では終わりきらず。

Let’s extra stage !!

続々と生成されるAPたち。構築作業時は物量、熱量ともに高め。

Extra stage の甲斐あって準備作業は無事に完了。
最終日はネットワーク機器の設定のバックアップなどを取りつつ、
本番当日は効率よく展開できるように用途や位置毎に仕分けながら機材を梱包します。

山積みされた AP たち。これらが当日、各部屋に展開される予定です。
ルータとスイッチ達。 AP とともに PyCon JP 2019 のネットワークを担う重要な子達です。

設営

Day 0 (Sprint Day)

 NOC Team の設営は前日から始まる。
会場近くに手配した宿泊所に集結した精鋭によってくみ上げられた
NW 設備は無事にサテライト拠点として設営完了。
これにより安定した深夜メンテが可能になりました。
逆に言えばエンドレス構築が可能という罠。

これが趣味だけでなく本当に役立つ場面が発生するとは、誰も予想だに...
いえ、予想していました。寧ろ「絶対使うだろJK」的な。

「こんなこともあろうかと作っておいたぞ」(C) Futaba Network Service

NOC設営日・Tutorial Day 

 NOC Team にとっての本番。正常に動作することはもちろんのこと、
Tutorial で使われる会場は Tutorial 開催までに
ユーザが利用可能な状態になっていなければなりません。
開場時間と Tutorial の時間が決まっている以上、
設営に費やせる時間は限られています。


 また、開場と同時に全ての部屋が利用可能というわけでもないため、
何時からどこが設営か、ということも考慮しながら設営作業を行うため迅速な行動が求められます。

リーダ、およびベテラン勢の指示の下、ソルジャー達が走る走る
(実際は走りません。機材が重たいし危ないです。)

Tutorial までに設置可能なエリアほぼ全てに設置し終えたところで問題が発生。
「あれ? SW は?」
「図面にはあるのに機材が存在しない」

どうやら当初の想定から設計変更がなされたことが十分に伝わっておらず、
設計と実態に乖離が有った様子。地味にピンチ。
だがしかし、慌てるな。心配ご無用峰打ちでござる。

即座に余剰機器を確認しつつ、SW が有ることを想定して設置されたルータの設定等を確認。
この状況でどのような対応が可能か判断し、
新たな設定を投入することで無事に SW 無し構成ができあがりました。


Conference Day・運用・監視


NOC Team のもう一つの主業務、それが運用と監視。
予めテストをし監視を仕込んではいますが 1000 Client を超える接続を予めテストすることは不可能。
また人がどのように動き、どこに負荷が集中するか?というのも完全に予測することは不可能なので
こればかりはぶっつけ本番。
歴戦の猛者たちはこういう緊張感と戦いながら生き残ってきたのです(?)


監視・モニタリング作業はそれぞれ特性に応じて取捨選択。
今回、採用したプロダクトは Zabbix と Grafana と Prometheus 。
ただし、Prometheus は今回初採用となったことや急ごしらえで作ったこともあり
実運用や展示に使われることはありませんでした。
とはいえ、システムの負荷を確認するなどの結果が得られたので次回以降は
展示できるかもできません。

NOC Team が当日、暇を持て余しているのは正常稼働している証拠。
うむ、順調に伸びているな。大丈夫だ、まだ慌てる時間じゃない。

なお、今回、PyCon JP 2019 の3日間を通してのユニーククライアント、
トータルトラフィックは以下の通りでした。

1000 Client 乗っても大丈夫!のWiFi環境を構築したつもりが実際は1700 Client オーバー。
当日、急遽 AP の増設が必要にこそなりましたが大きなトラブルも無く
参加者の皆様に安定したネットワーク環境を提供できたのでは無いかと思っています。

以下に DHCP サーバや DNS サーバの稼働状況を記載しておきます。
これらは展示物としてもそうですが、記録を残しておくことが重要。
機器の台数見積もりや配置が予想と実態でどの程度、乖離があったか等を振り返り、
次回以降に活かしていきます。



障害対応など

事前に最も懸念されていた
「 AP を守れ(ケーブルを踏まれる、引っ張られる、倒される)」という事は起きることもなく、
参加者の方々には特に支障なくご利用頂けていたと考えていますが、
裏ではこんなことも起きていました。

  • syslog サーバの inode 枯渇
  • AP のキャパシティ不足による緊急増設
  • 朝、起動できない(起きれない NOC メンバー)


当初から syslog サーバには各種 NW 機器から syslog を受ける想定で
十分な容量を割り当てていたつもりでした。
しかし、いくつかの機器が予想とは異なる形でログを転送してきていることが発覚。
予想を大幅に上回る数のファイルが生成されたため
このままの状態では最後までログを受け続けられないことが判明。
初日完了後に即座に例のサテライト拠点でメンテナンスを行い、
inode を増やすことで2日目も乗り切れるようにしました。

AP も会場の定員を基準に設計していた為、
立ち見が出るほど人が集まった時にはキャパシティ不足が危ぶまれる事もありました。
溢れた方々が YouTubeで閲覧をしていたことも AP の負荷を押し上げる要因となり、
講演の合間を縫って AP 増設を行うなどの対応を実施。
機器を持ちケーブルを抱えながら会場を走っている
スタッフを見かけた方もいらっしゃったのでは無いでしょうか。

最後の「朝、起きられない」は敢えて書くほどでも無いほど定番です。
ましてや深夜メンテを行っているのですから当然ですね。 とはいえ、どのチームも連日早朝から深夜まで活動をしているので 自分の持ち場以外でも居る人がその場でカバー。
エンジニアには朝型と夜型、双方の特性を持った人が
バランス良くチームに参加していただけると穴が無くて良いです。

撤収

無事にカンファレンスを終えたら残るは片付け、撤収作業。
「おうちに帰るまでが遠足だ」の通り、まだまだ気を抜けない瞬間です。
設置時は有るべき場所に物が無いとその時点で気づくのですが、撤収時は短時間かつ
「無くなってもその場では発覚しない」為、往々にして物品が行方不明になりがち。

ケーブル1本でも大事な備品なのできちんと持ち帰る必要がありますが
時には AP や SW といった大物(?)機材まで無くなることがあるのが不思議。
恐らくそういう備品は、会場施設の忘れ物コーナーに人知れず置かれ、そして
持ち主不明のまま、処分されてしまうのでしょう。ああ、無情。

とはいえ、傘や服が大半を占めるであろうこの手の会場で
ポツンと Cisco スイッチが「忘れ物」として置かれていたら
さぞかしシュールな光景となるでしょう。

運用報告LT


そんなこんなで準備から片付けまで
終始、忙しい NOC Team ですが、 LT にも参加しておりました。
当日の発表のため、集計できていない物、
片付けの様子などをお話しすることはできませんでしたが、
LTの場においても我々の活動の一端を少しでもお伝えできていたならば幸いです。

NOCメンバーの募集

 PyCon JP では2020年度の PyCon JP で NOC Team として活動していただけるメンバーを募集します。
詳しくは後日(来年)、募集を行う予定ですがそれに先立ち、
以下のメンバーも募集しておりますので奮ってご参加いただければ幸いです。

PHPカンファレンス2019 会場ネットワーク構築スタッフ応募 締切:10月6日 (日)

なお、本活動に当たり機材提供をCONBUPHPカンファレンスさんから。
キックオフの会場はサイバートラスト株式会社さんに、
ホットステージの会場は株式会社ブロードバンドタワーさんにご提供いただきました。
ありがとうございました。