2019-05-09

「Python Boot Camp in 福井」を開催しました!

こんにちは!「Python Boot Camp in 福井」現地スタッフのさえぐさです。

平成令和の10連休の1日目、2019年4月23日(土)に、AOSSA 地域交流プラザにて開催された、「Python Boot Camp in 福井」のレポートです!

Python Boot Campは一般社団法人 PyCon JP がPythonの普及を目指して全国各地で開催する初心者向けのチュートリアルです。今回、通算でなんと33回目となり、福井では初の開催でした。


開催時 AOSSAの1Fの総合案内

12名の参加者の皆様(一般8名、学生 4名)、講師1名、スタッフ1名を含めると合計14名での開催となりました。


イベント準備

当日は講師の清水川さんと私で、会場の設営、ランチミーティングを行いました。午前は同じ場所で、PyData.FukuiAIの勉強会がおこなわれ、プロジェクタやWifi等を設置してありました。PyCampの勉強会にあわせて会場のレイアウト・プロジェクタの場所、机を調整するなどしました。
清水川さんは福井駅ナカでソースカツ丼お弁当を持参、私は午前に購入したサンドイッチ類でランチミーティングとなりました。午前のイベントとの切り替えで、あまり時間がなくて、すみませんでした。

清水川講師のランチ

清水川さんには、合間に福井県内のPythonの活動とか、観光情報をお伝えしました。主に勝山市の恐竜博物館のまわり、JR福井駅付近など。他にもいろんなところ・おいしいものはあるのですが、車がないと不便なところが福井の特徴ですが、行先をきめるのにハピリン前の観光案内所を利用してもらうとパンフレットがたくさんあって良いかと思います!

イベントレポート


真剣な表情のみなさん

12時30分に開場をおこない、13時から開始しました。当日参加者の方に受付や案内をお手伝いして頂きました。(ありがとうございました!)

チュートリアルの前半は、テキストを中心にPythonの基礎について学びました。
テキストを中心に文法、重要なポイントを清水川講師が説明して、各自ノートPCで操作しながら進んでいきました。

ある程度のところまで進んだところで、fizzbuzzというサンプルプログラムを製作しました。fizzbuzzを説明するため、リアルタイムに人間がPythonプログラムになりきってやるのが面白かったです! 


FizzBuzz はい、あなたですよ!


・・と思っていましたが、本当は「英語圏の飲み会芸」だったものをプログラムに活用、ということが今ググってみてわかりました

疲れてきたところでおやつタイムとなりました!

福井の銘菓、五月ヶ瀬とシール (手ブレ)


おやつには福井の銘菓、五月ヶ瀬でした。手ブレ写真でごめんなさい。

Pythonの各種シールも清水川さんから配布されました!


後半はvenvを用いた仮想環境の設定後にモジュール(≒ライブラリ)のpip installをおこないました。pipそのものをアップデートするためのスクリプトでWindows特有のトラブルもありましたが、なんとかみなさん上手くいけたようです。

venv+pipは主にモジュールのインストールやバージョンを管理するのに便利な仕組みなのですが、自習では分かりにくいところもありますが、ハンズオンで体験すると良さがわかりますね!


時計は4時!

最後に「スクレイピング」や、「WEBベースのAPI呼び出し」に挑戦しました。この方法は最近「AI」でもよく使われる手法なのですが、Pythonを勉強すればなんでも簡単に出来る、応用方法もたくさんある、ということを実感できました。

途中で誰か分からないところや、トラブルがあれば、軽いフットワークで縦横無尽に駆け付ける清水川さんでした。



さいごに集合写真!

(写真撮影と受付でお手伝いしていただいた女性の方がご希望により含まれておりません、ありがとうございました)


皆様、ご参加ありがとうございました。お疲れ様でした。

懇親会


懇親会は駅近くの「八兆屋」にて開催しました。

参加者・講師・現地スタッフでPythonの話、ITや地域的な話など、様々な話題で大いに盛り上がりました。

JR福井駅のすぐ近くで開催したため、関西方面や、富山県、石川県からいらしてくれた方も多かったです。


ソースカツの味は昼のものとはかなり違ったそうです。


私のまわりの方々のお話では、AI/ IoT系のイベントは、「エライ人のトークもの」はたくさんあるけれど、課題解決のためのPythonをテーマにした具体的な勉強会や、話がきける、話ができる機会が福井(北陸)では少ないなぁ、といったこと、AIやPythonの勉強をしに遠くまでへ行っているよ、という内容などが印象深かったです。一方で、福井・石川・富山の北陸3県のPython愛好者のつながりも強く感じました。

今回のようにPyConJPさんの活動のようなものでいろんな地域の人がつながることで、盛り上がりになっていく感じもあります。また、PyDataもそんな活動かな、とも思います。
近い将来、PyCon.Hokurikuみたいなものが出来たらいいなぁ、とホノカに思いました。


お酒がでてきました。かぐや姫か!

北陸でPythonを活用したモロモロのいろいろな活動を盛り上げていけたらいいですね。

イベントを終えて


連休初日にもかかわらず、たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。

連休でなければ参加したい、という方も子育て層を中心に多かったですが、割と最後のほうで参加者が順調に増えたり、午前のPyData.Fukuiから飛び入りの人がいたりしまして、開催時には丁度いい人数となりました。

ただ、今回、TA(ティーチングアシスタント)の応募がなく、講師一人の負担も大きかったように感じました。福井県内では、Pythonを使ったお仕事や技術開発(AIやIoT)がさほど根付いていないのでは?なので好きな人や教えたい人がいないのでは?とも感じます。

Pythonは楽しい言語です、いろんなことが簡単にできれば、つい知らない人にも教えたくなります。次回はTAに応募したい人が増えるように、基本に立ち戻って草の根のPython活動を充実していこうと思いました。

Togetterまとめ


当日の様子は以下のTogetterにもまとめましたのでこちらもぜひご覧ください。
Togetterまとめ

Python Boot Camp 開催地スタッフ募集


PyCon JP では日本各地での初心者向け Python チュートリアルイベント
「Python Boot Camp ( #pycamp ) 」を開催しています!!
現地で Python Boot Camp の開催をサポートをしてくださるスタッフの方を募集しています。
ご興味のある方は下記のフォームよりご連絡ください。

現地スタッフ申し込みフォーム
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