2025-09-08

【PyCon JP初開催】D&Iパネルディスカッション

こんにちは!PyCon JP 2025で Diversity & Inclusionパネルディスカッション(以下 D&Iパネル)の企画を担当している槇野未来(みき)です。
PyCon JP 2025では、初めてとなる D&I パネルを開催します!

PyCon JP初の取り組み

PyCon USでは近年テーマを絞ったD&Iパネルが行われ、他のPython関係カンファレンスでも同様の取り組みが行われることがあります。 PyCon JP の中で公式に D&I パネルを実施するのは今回が初めてです。

D&Iとは?

D&Iの「D」はダイバーシティ、つまり「多様性」を意味し、性別・年齢・国籍・宗教の違い・障がいの有無などさまざまな属性を持つ人々が共存している状態をいいます。

D&Iの「I」はインクルージョン、つまり「包摂」を意味します。多様な人々を単に「受け入れる」だけでなく、それぞれが尊重され、共に活かしていくあり方をいいます。

今回のテーマは「女性+α」

「ダイバーシティってよく聞くけど、自分に関係あるの?」
そう思う方にも、気軽に立ち寄っていただけたら嬉しいです。

東京/地方、エンジニア/非エンジニアなど、異なる背景を持つ登壇者たち。
彼女たちが直面してきた課題や壁、そしてそれをどう乗り越えてきたかを共有します。

今回は「女性+α」という切り口で、リアルな視点や経験を“知ること”から始めます。

登壇者紹介:

荒俣 静香 氏(パネリスト)
大学卒業後、3年の病院勤務を経て、マツダ株式会社に入社。産業保健師として、保健指導やメンタル相談など従業員の心身の健康増進活動に従事。2024年デジタル技術を活用した業務効率化や変革を実現するための社内活動「AI道場」に参加。Pythonの「パ」の字も知らなかった保健師が、若手メンバーと共に24万件のデータ分析を1年で実行できるように。広島市在住。夫と大学生の息子2人の4人家族。趣味は洋裁と登山。

岡山 涼 氏(パネリスト) 
名古屋にて大学院生をしながらエンジニアと日本語教師もしている。Pythonには職業訓練で出会い、2023年に初めてPyConに参加し、コミュニティに惚れる。その後、名古屋で鯱.pyというコミュニティを運営中。2024年に引き続き、PyCon mini 東海 2025でも座長を務める。

Patricia Cortez氏(パネリスト)
Women in Software Engineering Japan のディレクター。
エンジニア兼研究者としてバックエンド開発、RAG向け生成AI、データ処理、クラウドなどの分野で経験があり、顧客のDX推進を支援するアプリ開発に取り組んでいる。日本国内外の複数企業で勤務経験を持つ。趣味は Unity Engine を使った AR/VR 開発のほか、旅行や街の名所探訪、新しい料理の試食や美味しいコーヒー探し。

石田 真彩 氏(モデレーター)
PyCon JP Association 理事 / PyLadies Tokyo スタッフ 。
Ops Engineer としてCI/CD, ドキュメント公開自動化などのワークフロー処理やモニタリング処理の可視化、バッチシステムの実行効率化などを軸にして仕事をする。その過程でPyLadies Tokyo meetup #1に参加し、初めてPythonに触れる。現在はMicrosoft社にてMigrate&Modernize Global Black Beltとして従事。座右の銘は「人生アドリブ」。 


開催概要

D&Iパネルは以下の日程・場所で開催します。
当日は、会場からの質問にも答えながら対話を深めていきたいです。

日時:2025年9月27日(土)10:20-10:50(30分)
会場:広島国際会議場 フェニックスホール
タイムテーブルはこちら:PyCon JP 2025 公式サイト


あつまれPythonのピース!


D&Iは、特別な誰かのための話ではありません。 「自分には関係ないかも」と思った方にこそ、ぜひ参加していただきたいセッションです。
「参加してみたら思わぬ学びがあった」
そんな感想が生まれる場になることを願って、心よりお待ちしています!

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