PyLadies Caravan運営のKANANです。日本各地の女性Pythonistaが繋がるきっかけづくりとして、全国の様々な場所でPyLadies Caravanイベントを開催しています。
2025年2回目のPyLadies Caravanは8月30日(土)に、なんと9月のPyCon JPが開催される広島市で開催しましたので、そのご報告をしたいと思います!
PyLadies Caravanについては、↓こちら↓の公式ページや過去投稿をご覧ください。
広島でのPyLadies Caravan開催は実は2回目。1回目の開催はCovid-19ロックダウン直前の2020年3月。5年ぶり、しかもPyCon JPが広島開催のタイミングで来ることができたのを嬉しく思います。会場は広島駅からバス10分くらいの「おりづるタワー」内にあるエソール広島さんの会議室をお借りしました。
今回、現地スタッフに手を挙げてくれたのは、PyCon JP 2025のSTAFFとしても活動されているMakinoさん。忙しい中で会場手配や告知・宣伝など進めてくださって頼もしい限りでした。そんなMakinoさんから、「広島に関連するデータを使いたい」、「できれば海ごみ等の環境データを使ってみたい」というご要望をいただき、広島の海ごみデータというテーマ起点でのセッション構成でお送りしました。PyLadies Caravanのイベントは、お菓子配りからはじまります。参加者全員がお菓子を持ち寄るスタイルで、おやつがたくさん!なんだかお洒落なお菓子が多い気がします。
お菓子を配り終わると運営のmaayaさんから、PyLadiesという団体やその日本のリージョンであるPyLadies Tokyo、そしてこのイベントPyLadies Caravanの取り組みについて紹介。そして自己紹介タイムに進みます。今回は運営含めて9名の参加でしたが、広島県外からもたくさん参加してくれてました。福岡や関西、静岡からも!Makinoさんが色々告知してくださったお陰です(だからお菓子が地方お土産で豪華だったんですね)
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| 各地から来てくれた参加者さんの自己紹介と持ち寄りお菓子♪ |
Session1:Pythonコトハジメ<データ分析編>@KANAN
Pythonってどんな言語なの?ってところからはじまるコトハジメです。今回は海岸に漂着した海ごみ量のデータを使って、データ分析のプロセスの一部であるデータ加工と簡単なグラフ描画にチャレンジです。
データを読み込んだ後、海岸に緯度経度や地域情報をくっつけたり、細かい粒度のデータを集計して概観がわかるデータに整形していきます。コード写経の連続でしたが、皆さん最後に集計したデータをグラフ描画することに成功!お疲れさまでした。
| Pandasとmatplotlibで加工&可視化 |
Session2:Streamlit で分析結果をWEB公開しよう@maaya
続いてはmaayaさんによるStreamlitのセッション。集計や可視化も自分だけが使うのではなく、定期的に他の人にも見てもらいたいって時はダッシュボードとして共有できると便利ですよね。今回はデータ可視化を簡単にWebアプリケーションとして作れるフレームワークStreamlitを使うと、どんなことができるのかを体験する内容です。
表形式のデータの表示やグラフ描画も1行でできて凄い。他にもチェックボックスやスライダー等も部品が用意されていて、数行でWeb画面に表示されていきます。
簡単にStreamlitでできることを体験した後は、海ごみマッピングチャレンジです。Session1で自分が集計・加工したデータをアップロードすると、集計結果が地図上にマッピングされる処理を作成。Web画面に地図がどーんっと表示されたときは、皆さんも「おぉ!」と歓声があがり盛り上がりました。
| Streamlitで簡単グラフ描画にチャレンジ |
さいごに
| おりづるタワーで集合写真 |

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