2021-04-28

連載企画 PyCon JP 2021 スタッフ紹介ブログ 「転生したらPyConJP staff だった」 #2〜勇者「あああい」爆誕〜

前回のあらすじ

時は21世紀の上半期、NeoTokyoにあるSpeedRice大学に通うYosiyukiはプログラミングで1発当ててやろうと奮起した。Yoshiyukiはステップも軽やかにViterVally区に向かい、Umida電機でOrange社の最新機種MakudoBook Proを購入。そして意気揚々と家に戻り、Makudoの電源を入れた。そして無謀にも始めにターミナルを起動。理由は、そっちの方がプログラマーっぽいからだった。だがしかし!!Makudoのディスプレイに映ったのは、彼の予想をはるかに上回るものであった・・・!!



こんにちは!!PyCon JP 2021 爽やか担当スタッフのmasamoriです。みなさん、モンハンやっていますか?僕は何回やっても卵を基地まで持って帰れなかったのでやめました。一生懸命卵を運んでるのに、蚊に刺されていつも落としていました。何なんですかあれ。ドラゴンと剣で戦ってるくせに蚊に刺されたぐらいで落とすって。「はじめてのおつかい」シリーズだったら「あれあれぇ〜?いつもより緊張してるのかなぁ?いつもできてるよねぇ?もう一踏ん張り、がんばれぇ〜!」なんてナレーションが入ってもおかしくないぐらいですよ。


さて、スタッフ紹介企画2回目の今回は、我らが座長nikkieさんの紹介となります!!この方抜きにはPyCon JP 2021は始まらないと言っても過言ではないでしょう!!それでは早速、インタビューをしたいと思います!


nikkieさん
nikkieさん

ま(まさもり):よろしくおねがいします!!


n(nikkie):はいよろしくお願いします。




ま:お名前と出身を教えてください。


n:名前はnikkie(にっきー)と言います。

出身はですね長野県なんですよ私も。長野県の中部の塩尻というところの出身です。



ま:今のお仕事は?


n:今の仕事はデータサイエンティストをしています。データサイエンティストは2019年からやっています。割と最近です。その前はサーバサイドのエンジニアをしてました。





ま:サーバサイドではどんなことをしていましたか?


n:サーバサイドは PHP を使ってましたね。受託開発をしていまして、サーバサイドに限らずSwiftで iOS アプリ書いたりとか Kotlin で Android アプリ書いたりとか色々やっていました。



ま:なるほど、ではPythonを書き始めたのはいつ頃ですか?

n:そもそも趣味で始めたんですよね、Pythonは。サーバーサイドのエンジニアをやっている頃からですね。データサイエンティストになってからはPython毎日書いてます。楽しいですね。



ま:お話を聞いているとコードを書くことがnikkieさんの趣味のようなものだと感じますが、趣味はありますか?


n:趣味はアニメを見ることですね。最近のは色々あるんですけれど、ちょうど今クールの変わり目だから新しいのが色々始まるなーって感じなんで、楽しみです。あんまり暇なときないんですけど毎日ちょっとずつ見てるって感じですね。リフレッシュのために。



ま:PyCon JPに関わるようになった経緯を教えてください。


n:PyCon JPは2018年に一般参加者として参加しました。それでですね、知ったきっかけというか、最初の印象があまり良くなかったんですよ(笑)2018年のLTの募集枠に応募しまして、でも2週間とか1ヶ月とか期限過ぎても連絡なかったんですよ。で、私は受託開発の現場で、「約束した期日には遅れてはならぬ」って固く教えられてたので「ちょっと信じらんない」と思ったんですね(笑)でも、実際PyCon JPに参加してみたらイベントとしてはすごいよくて。ただ、どうやら人が足りてないようだぞっていう風にわかったんですね。なのでそこから手伝ってみようって思いまして、それがきっかけです。




ま:ちなみにそのLTの結果はどうだったんですか?


n:落ちました(笑)あの何も別に逆恨みとかしてないですよ?(笑)ただ私が良くなかったなって言ってるのは、この日までに連絡しますということが守られなかったということで。



ま:なるほど、逆恨みしてなくてよかったです(笑)


n:全然してないです(笑)私はPythonを独学で始めました。色々なコミュニティで教えてもらってきたんですね。コミュニティでお世話になって今の私があると思っているので、多少なりともコミュニティに何かお返しできれば、ということでPyCon JPのスタッフを始めました。



ま:今はスタッフとしてどんな活動をされていますか?


n:今は座長をしています。チェアですね、英語で言うと。



ま:座長の役割とはなんですか?


n:どういう役割なんでしょうね?(笑)とにかく、PyConJP Associationから委託された責任者って感じですね。



ま:座長は立候補制だったと思うのですが、立候補をしようと思ったきっかけはなんですか?


n:次の座長の立候補者を募った時に誰も手をあげなかったみたいなんですよ(笑)そこでPyCon JP 2020 座長のnishiさんが主だった方に声をかけていたようで、そのうちの一人が私だったんです。それで、「PyCon JP 2021やるなら手伝おうかな。誰か座長に立候補しないかな」と思っていたんですけど、誰も立候補しないならじゃあやってみようか、って感じですね。自信があったとか、全くそんなことはないです(笑)今も迷いながら模索しながら座長をやっているという感じです。



ま:なるほど。実際に座長として活動をしてみて、いかがですか?

座長のシン・nikkie


n:そうですね。ちょっとこれはいくつか話せるなと思ってるんですけど、最初は座長は全体を見ていくんだろうなって思ってました。一人で何でもやるんじゃなくて他のスタッフの方の力を借りて、PyCon JPを全体で作ってくっていう感じだと思ったんですけど、私が手を出したがりなのでそこが難しいなっていうのがひとつですね。最近何とか自分が抱えていたタスクを切り離すことができて、スタッフのみなさんには本当に感謝しています。ただ、進めていきたい方法は色々あるんですけど、今のところ作業に色々時間を使いすぎてしまっていて全体像が描けていないということも感じています。



ま:これから座長としてやってみたいことはありますか?


n:konmari(こんまり)です!PyCon JPのkonmariをしたいです!



ま:konmari?笑


n:konmariっていうのはあの近藤麻理恵さんのことで、海外ではkonmariって言うと片付けをするみたいな意味で。つまり断捨離ですね。なんでかというと、現在PyCon JPの規模が大きくなりすぎていて、このままだとスタッフの手が回りきらないところがあると思うんですよ。だから、それをスタッフができる範囲でかつなるべく参加者をがっかりさせないような形でキュッと収めたいと思っています。参加者の期待値はなるべく維持したままというか、うまく調整はしたほうがいいとは思っていますが。それがやりたいことですね。



ま:nikkieさんが思い描く理想のPyCon JPというものはありますか?


n:うーん(笑)そうですね、私だけの意見で作るよりは皆さんの意見で作れるのがいいなと思っています。スタッフ全員が関わりながらでPyCon JPを作って、かつ無理はあまりしないというところを目指したいです。というのは、デスマーチってコミュニティのためにならないと思ってるんですよ。最近、コミュニティにヒーローはいらないって思うようになったんですね。一人の人間が頑張って運営されているコミュニティの状態って健全じゃないと思い始めているんですね。その人がいなくなったらこのコミュニティがどうなっちゃうかわからないじゃないですか。コミュニティってちょっとずつアイディアなりを出し合うものだと思うんですよね。だからスタッフを正直ちょっとだけでもいいからもっといろんな人に手伝ってほしいんですよ(笑)。PyCon JP 2021以降も継続できるような糸口を見つけられたらなって思ってます。結構欲張りですかね?(笑)


ま:なるほど(笑)ということは、今後はもっと多くのスタッフを巻き込んでいきたいということですか?


n:うーん、なんか矛盾してるかもしれませんが、スタッフというよりはコミュニティにいる人をもっと巻き込んでいきたいと思っています。PyCon JPをちょっと手伝ってみようかなみたいな人を増やしたいんですよね。本当にちょっとだけでも全然手伝えることあるよって感じなんですよ。例えば、スポンサーまわりとか、トークのプロポーザルレビューだけでもお手伝いしますとか、そんな感じで。これまでPyCon JP には参加するだけだった人がスタッフとしてもちょっと手伝うみたいな所に興味を持ってもらえたらっていう風に思っています。



ま:結構できることってありますよね。


n:そうですね、コードが書けるのであれば自動化とかいくらでもできますし。他にも、特定の作業にだけ関わってもらうのでも全然構いません。ひと月の間だけでもとか,そんな感じでも嬉しいです。そもそもですね、PyCon JPってあんま認知されてないみたいで(笑)。 Pythonを始めた方にとってみれば何それって感じらしくて(笑)でもティザーサイトできましたしね。ググれば出てくるようにはなりました。



ま:なんか、気軽に手をあげてほしいですよね。たくさんの方がいれば盛り上がると思います。では、最後に何か一言あればお願いします。

n:結構言ったぞっていう気がしているのですが(笑)PyCon JP 2021は10月の15日16日で現地の会場とオンライン開催というハイブリッドカンファレンスに挑戦しようと動いています。ただ、いかんせん昨今の社会状況だったり、スタッフも少ないので、実現できるかはまだ分かりません。去年PyCon JPに参加して良かったなとか、今年PyCon JP 2021があるなら参加してみたいなって思う方は、ちょっとだけでもいいので手伝っていただけると本当にありがたいです。みんなでお祭り楽しみたいので、一緒にPyCon JPを盛り上げてくだされば嬉しいです!!


お話を聞いていて、さすが座長だと思いました。私も、またやる気を出して頑張っていこうと決意を改めました。このような感じで、引き続きインタビューをしていこうと思います!ぜひ、続きもご覧いただければと思います!

次回はこちら。

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