2022-09-20

PyCon JP 2022 キーノートスピーカーについてのお知らせ

皆さん、こんにちは! PyCon JP 2022 スタッフの seigot です。 今回は、PyCon JP 2022のキーノートスピーカーについてお知らせします! PyCon JP 2022のキーノートスピーカーは以下の方々に決定しました! なお、両日共に日英の同時通訳音声も聞くことができます(現地参加のみ)


1日目: Mark Shannon氏

2日目: 西内 啓(にしうち ひろむ)氏


それでは、簡単にお二人のプロフィールを紹介します。


Mark Shannon氏

Mark Shannon

2005年からPythonを使い始め、2010年からCPythonにコントリビュートしています。
静的解析ツールの開発に長い間携わっていた後、ここ数年はPythonの高速化に取り組んでいます。
私の学術的および商業的な研究は、Pythonのコンパイラ、仮想マシン、静的解析に重点を置いています。私の博士号は、動的言語用の仮想マシンの構築に関するものでした。412, 590, 626, 659 など、さまざまな PEP の著者でもあります。
現在は、Microsoftの資金提供による "Faster CPython"チームの技術リーダーとして働いています。


Mark Shannon氏は、学生時代からPythonのような動的プログラミング言語の仮想マシンやコンパイラに深く関わってこられました。

Python 3.11では、Farster CPython: CPython 高速化計画をリードされています。

Pythonの性能向上という課題にどのように向き合ってこられたかを知る興味深い場となりそうです。


Farster CPython: CPython 高速化計画

https://github.com/faster-cpython/ideas/blob/main/FasterCPythonDark.pdf


西内 啓(にしうち ひろむ)氏

西内 啓 / Hiromu Nishiuchi

東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、2014年11月より株式会社データビークルを創業。
自身のノウハウを活かした拡張アナリティクスツール「dataDiver」などの開発・販売と、官民のデータ活用プロジェクト支援に従事。著書に累計50万部を突破した『統計学が最強の学問である』シリーズのほか、『統計学が日本を救う』(中央公論新社)など。
2020年より内閣府EBPM(Evidence Based Plicy Making: 科学的根拠に基づく政策立案政策立案)アドバイザリーボードメンバーも務める。



西内氏は、数多くのデータ活用プロジェクトに参画されており、統計学に関する本も多数出版されておられます。

本講演では、データ活用における数々のご経験に基づいた貴重なお話を伺える場となりそうです。



今年のPyCon JPにも、キーノートには素晴らしい方々に登壇いただけることになり、私自身も本講演を聞くことが非常に楽しみです。

来たる 10月14日(金)〜16日(日) に開催予定のPyCon JP 2022 をお楽しみに!


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