一般社団法人 PyCon JP Association 理事の清水川です。
PyCon JP 2025のランチタイムに開催した「PyCon JP Association 公開ミーティング」について、当日の様子を報告します。
一般社団法人PyCon JP Associationは毎年開催されるPyCon JPのイベントの中で、イベント参加者を対象にした公開ミーティングを開催しています。このミーティングは一般社団法人PyCon JP Associationの活動を広く知ってもらい、質問、アイディア、意見を交換することを目的としています。
イベント概要
- 日時: 2025年9月27日(土)
- 会場: PyCon JP 2025 広島国際会議場
- PyCon JP Association 理事: 6名 (代表理事: 鈴木たかのり)
資料
- 理事あいさつ
- PyCon JP Associationの紹介
- 2024年の活動報告及び会計報告
- 2025年の実施状況及び予算
- 今後の計画とPyCon JP 2026について
- PyCon JP Associationの運営全般
- その他
- 質疑応答
当日の様子
ミーティングはランチタイムに開催され、参加者の皆さんはリラックスした雰囲気の中でご参加いただけたんじゃないかと思います。参加してくれたみなさん、意見、質問をくれたみなさん、ありがとうございました。| ミーティングの様子 |
報告の詳細は、当日のスライド PyCon JP Association meeting 2025 をご参照ください。
報告の中でお伝えしたように、 PyCon JP 2026の座長を募集中 です。興味のある方は、募集期間は過ぎていますがフォームからお申し込み下さい。
上記のようにたくさんの質問がよせられ、活発な意見交換ができました。改めて、ミーティングに参加してくださったみなさん、ご意見・ご質問をくださったみなさん、ありがとうございました。
PyCon JP Associationには、日本のPythonコミュニティを盛り上げるため、アイディアを出してくれる方や、さまざまな活動を推進してくれる方が必要です。PyCon JP Associationがどんなことをやっているのか興味がある方は、2〜3ヶ月ごとに開催している運営会議に、ぜひ参加してみてください。
次回は2025年10月21日(火)に開催予定です。以下のリンクから、まずはオブザーバーとしてご参加ください。
過去の運営会議の議事録は全て公開しています。
質疑応答
質疑応答はSlidoを使って行い、参加者から多くの質問をいただきました。以下、質問と回答を抜粋で掲載します。
イベントの開催地について
- Q. なぜ広島で開催したのですか?
- A. 詳しくは運営会議の議事録を見て欲しいが、もともと東京以外で開催したいと考えていた。Pythonのコミュニティがある地域じゃないと開催は難しいと思い、いくつかの地域のコミュニティメンバーにヒアリングを行い、やる気があった地域でかつ場所が確保できたため、広島で開催することとなった。(takanory
法人の運営、財務について
- Q. 理事が認識している課題はなんですか?
- A. PyCon JPの年次イベントについてですが、座長以下毎年の主催メンバーの多くが変わるため、外部とのやりとりなど安定的な対応が必要な部分が継続的に課題となります。特に今年は広島開催で多くの主催メンバーが変わりました。(yoshida
- 理事があまり入れ替わっていないので、どうやって新しい理事に入ってもらうか(Jonas
- Q. 一社の net assets (純資産) が年々増えているようですが、支出を増やすことは考えていますか? またどれくらいの net assets の水準をキープしたいなどの目標はありますか?
- A. 資産を貯め続けても仕方が無いので、Pythonコミュニティーの発展に役立つことに還元して行きたいと思っています。とはいえ活動を動かす人手も足りていないので、運営メンバーを募集しています。一方で、ここ数年のイベント規模1回分を支えられるほどの資産は無いので、どこまで活動に使って良いのかという悩みがあります。(shimizukawa
- Q. What is the typical time commitment for operating and board members? (運営メンバーや理事の典型的なコミットメント時間はどのくらいですか?)
- A. 時期によるが月に数時間程度ではないか?PyCon JPの主催メンバーだと多いと週に10時間とか使うこともある(terada
- Q. PSF補助金を分割したとのことですが、これまでの補助金はどこに含まれていますか
- A. 元々、スポンサー収入に含まれていました。海外からの補助金は消費税の扱いがちがうので決算で名目を変更しています。これに合わせています(shimizukawa
- Q. 若者への代替わりを積極的に推進するために、具体的に考えていることはありますか?
- A. 若者に限ったことではないと思うが、代替わりは考えていきたい(takanory
- A. 寺田は今期で退任することを決めている。若い人・新しい人に理事になってもらいたいと思っている。なお、退任するが関係性は保ち、PAOに活動の中心を移す予定(terada
- Q. どこにむかっていきたいですか?
- A. 昨年も意見が出た内容だと思う。理事内でいろいろとディスカッションしたが、新たなミッション・目標の設定は難しいという事になり、各理事ごとに今期の向かっていく方向を決めている(terada
- A. まだ理事になって2期目だが、法務やPyLadies Caravanなどを中心に動こう考えていてそれなりに目標に向かって動けていると思う(maaya
法人の活動内容について
- Q. Python Asiaとのコラボレーションに関する話を聞きたい
- A. イベントへの積極参加は考えている (takanory
- A. 他には決まっていないが、PAO側からも積極的な依頼をしていきたい (terada
- Q. PythonBootCampが2025で1回なのは、開催希望が単純にないからですか?それとも別の理由でしょうか?
- A. 単純に申し込みが1か所のみだったためです(ryu22e)
- A. なにか別なイベントとかを考えた方がいいのかなーとか妄想しています(takanory
運営メンバー募集中
PyCon JP Associationでは、継続的に 運営メンバーを募集 しています。Python Boot Campの運営、広報、法務、セキュリティ、イベント運営など、コミュニティを共に成長させていくための様々な役割があります。Pythonの専門家ではなくても、例えば情報管理や人事、事務、会計など、組織を運営していくにはむしろプログラミング以外の分野の助けが必要です。あるいは、そういった技能を組織運営に参加することで身に付けられるかもしれません。自身の得意な技能を使って日本のPythonコミュニティを支え、発展させていくためにできることはいろいろあります。ぜひ、運営メンバーとして一緒にやっていきましょう。PyCon JP Associationには、日本のPythonコミュニティを盛り上げるため、アイディアを出してくれる方や、さまざまな活動を推進してくれる方が必要です。PyCon JP Associationがどんなことをやっているのか興味がある方は、2〜3ヶ月ごとに開催している運営会議に、ぜひ参加してみてください。
次回は2025年10月21日(火)に開催予定です。以下のリンクから、まずはオブザーバーとしてご参加ください。
過去の運営会議の議事録は全て公開しています。
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