PyCon JP Associationの鈴木たかのり(@takanory)です。私はPyCon APAC 2023のスタッフとしてコンテンツチーム(トークなど)でも活動していますが、オリジナルビールチームにも所属しています。
以下のブログでお知らせしたとおり、PyCon APAC 2023ではオリジナルビールを作成してパーティーでみなさんに振る舞います。
そんなオリジナルビールの仕込み(発酵の手前まで)が9月19日(火)に行われました。その作業を私と同じくPyCon JP Associationの寺田さん(@terapyon)とで手伝ってきたので、その様子をお知らせします(念のために書いておくと、今回の旅費などはすべて私費です)。
9月18日(月・祝) 佐渡島へ
仕込みは朝早く行われるため、前日のうちに佐渡島入りします。初めて乗るジェットフォイルは風もあまりないのか思ったよりも揺れずに、70分ほどで新潟港から佐渡の両津港に到着しました。
両津港からタクシーでt0ki.breweryに移動。オーナーでありヘッドブルワーである藤原さん(@wutali)と私たちは以前からのPython界隈での知り合いであり、やっと「念願のt0ki.breweryにこれた!!」とテンションが上がりました。
t0ki.breweryに到着!! |
この日はタップルームでビールを何杯か飲んだり、オリジナルビールに似たテイストの醸造中のビールを試飲させてもらいました。これがかなりおいしくて、オリジナルビールへの期待がさらに高まりました。
とりあえずビール |
その後はこの日の宿HOSTEL Perchに藤原さんの車で移動してチェックイン。その後、藤原さんと一緒に寿司を食べてから、HOSTEL Perchに戻って軽くビール。このHOSTEL Perchはロビーにビールが3タップと缶ビールもマニアックな物が豊富にあり、宿泊者と地元の人が飲んで交流しているようです。とはいえ明日は早いのでビールはそこそこで早めに就寝しました。
蛇の目寿司 🍣 |
9月10日(火) オリジナルビール仕込み
AM 7:30に宿の1Fで集合して車でt0ki.breweryに移動。8:00頃から仕込みがついに開始しました。手順としては以下のページがわかりやすいです。今日行う仕込みでは「粉砕」から「発酵」の手前までを行います。
最初は麦芽(モルト)の粉砕です。袋から取り出した麦芽をデカいコーヒーミルみたいなもので、砕いては袋に入れ直しと繰り返します。袋が重たいのでなかなかの重労働。
麦芽を粉砕中 |
その後粉砕された麦芽を釜に投入し、お湯で1時間くらい煮て糖化することによって、麦汁(ばくじゅう)を作ります。ここで一旦休憩して朝ご飯。
粉砕した麦芽を釜に投入 |
その後できあがった麦汁を濾過して(麦芽かすがそのままフィルターになる)となりの釜に移します。そして麦汁をさらに加熱して沸騰させます。
その間に麦芽かすを捨てるために釜から取り出します。これもなかなかの重労働でした。
麦芽かすを釜から取り出す |
麦汁にビールの香りの元となるホップを投入し、その後温度を下げていきます。温度が下がった麦汁を発酵用のタンクに移して、酵母を入れて仕込み作業は終了です。この時点で14:20くらいです。途中休憩を挟みつつ、約6.5時間の仕込み作業でした。
投入するホップを計量中 |
初めての経験でとてもビールの勉強になったし、楽しかったです。ですが、慣れない作業にとても疲れて、帰りの新幹線では2人ともぐったりして帰りました。
あとはビールのできあがりを待つばかり
このあとは酵母によって麦汁の中の糖分が発酵してアルコールになり、熟成しておいしいビールとなっていきます。この部分はヘッドブルワーの藤原さんにおまかせして、来月のパーティーでおいしいオリジナルビールができることを期待したいと思います!
藤原さんと筆者(たかのり) |
さて、この記事を読んだ皆さんはPyCon APAC 2023オリジナルビールを飲みたくてたまらないと思います。このビールはPyCon APAC 2023 2日目(10月28日)の夜に開催される、アフターパーティーに参加すると飲むことができます。また、パーティーには藤原さんも参加してビールをサーブするので、ぜひ交流してもらえればと思います。
アフターパーティーへ参加するには、以下のブログを参照して、イベントの参加チケットとパーティーのチケットを購入してください。
ぜひアフターパーティーに参加して、私と寺田さんが仕込みを手伝ったビールを一緒に飲んで盛り上がりましょう!!!
なお、前日の移動からビールの仕込みまでを以下のTogetterにまとめています。たくさんの写真や動画でイメージがより伝わると思うので、興味のある人は見てみてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿