2022-02-07

PyCon Kyushu 2022 Kumamoto インタビュー動画公開

 一般社団法人PyCon JP Associationの寺田です。


動画公開

PyCon Kyushu 2022 Kumamotoが2022年1月22日(土)に熊本市で開催されました。


現地の様子を撮影し、「会場全体の様子」や「スタッフ、発表者、来場者のインタビュー」をまとめた約 19分の動画を公開しました。ぜひご覧いただければと思います。

 


PyCon Kyushu 2022 Kumamoto インタビュー

企画: @takanory
撮影・編集: @terapyon
テロップ・画像: @nana_marux
BGM選定: @takanory, @peacock0803sz

この記事では、なぜこのような動画を作り公開したのか、撮影や編集方法を綴りたいと思います。

モチベーション

2021年10月に開催された、PyCon JP 2021のときに、同様の動画を公開しました。(動画の詳細はBlogのエントリーにまとまっています。)この動画を見た方から、「現地の雰囲気がわかり良かった」、「記録として動画が残っていると後から見直しできていい」という大変嬉しい意見をいただきました。

さらに、昨年から毎月お届けしている、PyCon JP TVでイベント紹介する時に現地の様子がわかり説明しやすいということもあり、PyCon JP TVスタッフで相談しながらこの動画を仕上げました。

撮影方法や機材

撮影は、寺田一人で行いました。前回のPyCon JP 2021インタビューと同じようにワンオペで、レポーターからカメラマン、音声も一人で行いました。
 
機材は、カメラは前回同様にGo Pro Hero 9を使い、マイクはRODE WIRELESS GO IIという2chをモノラルにしてカメラに取り込み撮影しました。前回はビデオとオーディオを別撮りして編集時に重ねるということを行いましたが、思いの外大変な作業でした。今回はカメラにマイクを付けるという方針にし、それでも音声を的確にお伝えしたいので2個のマイクを使いました。レポーターの寺田はピンマイクをし、インタビューされる側にはワイヤレスマイクに専用のアタッチメントでマイクのような形になるものを使い音声を収録しました。
 

機材は以下の通りです。(基本的に寺田個人の物を使っています)

No.項目機材名員数備考
1カメラGoPro Hero 91
2カメラGoPro Maxレンズ
使わなかった
3カメラGoPro メディアモジュラー1
4カメラGoPro フレキシブルマウント1
5マイクRODE Wireless Go II1マイク2個付きセット
6マイクRODE ラベリアマイク1
7マイクRODE 3.5mmケーブル1
8付属品GoPro予備電池3
9付属品RODE用インタビューマイクバー1
10付属品マイクフラッグ1

 

編集やレビュー

編集には前回同様、DaVinci Resolve 17を用いました。最近動画の編集をする機会が増え、スムーズな編集ができたと思います。
それでも、5時間程度の編集時間が掛かりました。
 
今回は、複数の音声付き動画ファイルを連続に使い、必要な場所を切り出して、つなぎ合わせるという作業を行いました。この作業は比較的に簡単にすぐに終わりました。
 
場面ごとに単調な場所はスピードを早くするなど多少の工夫をした後、トランジションで画面の切り替えをスムーズにしました。
その後、テロップ入れとタイトル画像を入れるという作業を行いました。
 
この段階でPyCon JP TVスタッフに内部共有し、動画を確認してもらい、さらなる工夫やBGM入れ、音量調整を行い完成版となりました。 
 
時間がかかったのはテロップ入れ以降の作業です。タイトル画像を適切に入れたり、音量を調整したり、仕上げを行うのに費やした時間が全体の半分程度だったのではないかと思います。 

秘話

マイクフラッグ

企画を一緒に考えた、鈴木たかのりさんが、「テレビでインタビューで使っているマイクに付ける、番組名などが書かれた物があると良いよね? 」という話がでました。この写真のようなイメージのものです。
 

PyCon JP TV マイクフラッグ
ただ、これってなんていうものなのか?どうやって手に入れられるのか?最初はわかりませんでしたが、デザインを担当してくれているnana(@nana_marux)さんがAmazonで見つけてくれて、「マイクフラッグ」という名前らしく、安いものなら1000円程度で購入できることがわかり即購入しました。3面ある白い部分にポストイット型の粘着できるシールでロゴをはめて完成となりました。
 
当日は、これを持ってインタビューするのは気持ち的にも楽でしたし、PyCon JP TVを知ってもらうチャンスにもなったかと思います。

ウォーターマーク

動画の編集の仕上げに近づき、完成度が上がっていたたら、「テレビ局が右上や左上に出しているマークを入れたいよね。」という話が盛り上がりました。

急遽画像を作成していいただき、全編に渡ってウォーターマークが入っています。

インタビューの絵作り

インタビューアーが移動しながら、撮影しつつインタビューを撮ると、背景が綺麗かや画角の収まりがどうかという気配りができず難しかったです。安定した画作りをしていきたいなって思っています。
 
インタビュー風景

 

まとめ

リアルイベントでこのような取り組みは非常に楽しいです。完成品が残るということもありますが、現場で、インタビューを撮るということで知らない人にも声を掛けやすいですし、初対面の方にもアプローチしやすくとても楽しいです。

このような機会があればさらなるチャレンジをしてみたいと思います。

 


 

0 件のコメント:

コメントを投稿