2025-07-07

OSC 2025 Shimane に参加、ブース出展しました

PyCon JP 2025 座長の西本(@nishimotz)です。 

2025年6月21日(土)に島根県松江市で開催されたオープンソースカンファレンス 2025 Shimane (OSC島根) に 、一般社団法人PyCon JP Associationとしてブース出展してきました。

島根から広島は意外と近い!

OSC は東京だけでなく、年間を通じて全国各地で開催されています。広島在住の私は、広島で開催される OSC には毎年顔を出していますが、2024年はちょうど PyCon JP と重なって参加できず、私自身にとって久しぶりの OSC でした。

もちろん PyCon JP 2025 (2025年9月26日〜28日、広島国際会議場)を、中国地方の皆さんに告知する機会だと考えて、参加させてもらいました。

広島から島根へのアクセスは良好です。広島バスセンターから松江駅前まで、高速バスで約3時間、しかも WiFi が完備されています。OSC 島根の会場は松江駅前、バス乗り場の目の前という抜群の立地でした。

島根の皆さんにとっても広島は、ちょっと足を伸ばせば行ける距離ですね。

ブース展示

今回は鈴木たかのりさん(@takanory)と共に参加し、ブース展示を行いました。

ブースに立つ nishimotz と takanory

PyCon JP 2025, Python Boot Camp, PyLadies Caravan などの活動を紹介し、各種ステッカーと PyCon JP 2025 のチラシも配布しました。

PyCon JP 2025 チラシなどを配布

ブースには熱心に質問してくれる方々が多く訪れました。PyCon JP が今年は広島で開催されることを知っている人もいて、また知らなかったけど興味を持った、という人もいました。

松江といえば Ruby の聖地ともいえる場所ですが、Python を使っている人も多くいらっしゃったし、運用中の Python のアップグレードで悩んでいます、とか、オススメの本はありますか? といった声も聞けました。

セミナー

鈴木たかのりさんのセミナー「エラーはともだち こわくないよ」では、講師がときどき質問を出しましたが、聴衆の反応がとてもよかったです。若い人の参加が目立ち、セミナー後にブースを訪れてくれた人もたくさんいて、学習意欲の高さを感じました。


セミナーのようす


ライトニングトークと島根の雰囲気

私はライトニングトークで PyCon JP 2025 を告知しつつ、こんな話をしました。

いま若い人が学校でならう Python は本格的な仕事の道具には見えないかも知れません。しかし、実際にエンジニアが書く Python では、どんどん新しい便利な書き方やフレームワークを取り入れています。AI も活用しています。そういうことを学ぶためにぜひコミュニティに、PyCon JP に来てください。

広島では実際に学校で Python が広まっているのですが、島根の学校では Ruby を学ぶ人が多いようです。

OSC島根で印象的だったことのひとつは、ブースに囲まれた会場の中央にロボコンのコーナーがあり、組み込み用 Ruby によるプログラミングを子どもたちが楽しんでいたことです。高専生たちの出展も技術レベルが高く、地域の技術教育の充実ぶり、指導者や運営者の熱意を感じました。

会場中央のロボコンコーナー


OSC でよく顔を合わせる方々とお話をして、「島根は懇親会からが本番」と聞きました。私は今回は懇親会には参加できなくて残念でしたが、もっと気軽に島根に足を運ぼうと思いました。

まとめ

OSC島根2025への参加を通じて、Ruby文化が根付く島根でもPythonへの関心が高いことを実感しました。広島から島根への良好なアクセスも確認できました。

次は9月26日〜28日の広島でお会いしましょう!

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