2025-04-11

PyCon JP 2025のテーマ決定!広島でPythonの「ピース」をつなげよう!

こんにちは、PyCon JP 2025 座長の西本です。
このたび、PyCon JP 2025のテーマを「あつまれPythonのピース」に決定しました。

PyCon JP 2025について

PyCon JP 2025は、2025年9月26日(金)・27日(土)に広島平和記念公園内の広島国際会議場で開催します。この場所にちなんで「ピース」という言葉を出発点に、Pythonを支える多様な“pieces”──技術、ツール、経験、そして人々──が集まり、つながり、新たな可能性が生まれる場を目指します。

前回のPyCon JP 2024の時の参加者全員の集合写真
前回のPyCon JP 2024の時の参加者全員の集合写真

Pythonというプログラミング言語は、初心者から専門家まで幅広い層に利用されています。データ分析、人工知能(AI)、ウェブ開発、教育、趣味のプロジェクトまで、さまざまな分野で活躍しており、PyCon JP 2025では、これら多様な背景を持つ人々が出会い、新しい技術やアイデアが生まれる場を提供します。

PyCon JP 2024のスプリントデイの様子
PyCon JP 2024のスプリントデイの様子

今後について

今後、トーク募集(CFP)、スポンサー募集、チケット販売などの情報を順次お伝えしていきます。ぜひ、あなたの「ピース」を PyCon JP 2025 に持ち寄ってください。

さらに、イベントを成功させるための主催メンバーも募集中です。イベント運営や広報活動、プログラム作成など、一緒にPyCon JPを盛り上げたいという情熱を持った方々のご参加をお待ちしています!

▼ 主催メンバーのお申し込みはこちら https://forms.gle/7irqYKhZVj7AY7LfA

PyCon JP 2024のスタッフ集合写真
PyCon JP 2024のスタッフ集合写真

皆様のご参加を心よりお待ちしております!


2025-03-31

オープンソースカンファレンス2025 Tokyo/Springに出展しました

みなさん、こんにちは!
OSC等のイベント出展担当の塚本です。

2/21(金)・22(土)にオープンソースカンファレンス2025 Tokyo/Springが開催されました。都合により22日のみでしたが、PyCon JP Associationとしてブース出展を行いました。

鈴木たかのりさんと一緒にブースで案内を行いました

会場は駒澤大学

今回の会場は世田谷区の駒澤大学。この会場は2020年春のOSCが行われる予定になっていたのですが、新型コロナ流行のために中止になっていた場所です。5年経過してようやく駒澤大学にやってくることができました。


PyCon JP Associationブースでは使っているPythonバージョンのアンケート、ステッカー・チラシ等の配布、Python Boot CampPyLadies Caravanの説明等を行いました。
使っているPythonのバージョンは3.12、3.13への移行が進んでいることが伺える内容でした。


私たちのブース以外にも多くの出展があり、2日間で850名の来場者ということもあり盛り上がっていました。私はセミナーを見に行くことはできなかったのですが、そちらも盛況だったのではないかと思います。

今後の予定

4月からの2025年度もOSC等への出展を行なって行きます。
ただいま出展計画を考えているところですので、お近くで行われるイベントにPyCon JP Associationとして出展していたら是非遊びに来てください!
今後もよろしくお願いします!

2025-03-25

PyCon APAC 2025 参加報告会を2025/4/4に開催します

こんにちは、PyCon APAC 2025の日本人スピーカーの1人として参加してきた齊藤です。

PyCon APAC 2025 への参加報告会

2025年3月1日から2日にかけて、フィリピンのマニラで「PyCon APAC 2025」が開催されました。日本からも多くのメンバーが参加し、Pythonについての知見を深めました。そこで、2025年4月4日(金)に日本マイクロソフトとリモートのハイブリッド形式にて、PyCon APAC 2025参加報告会を開催します。

(PyCon APAC 2025 に参加した日本メンバーの集合写真)

参加報告会の概要

参加報告会では、海外で初めて登壇したメンバーの体験談や、パネルディスカッションを通じて様々な意見交換を行います。また、最後にはピザパーティーを開催し、リラックスした雰囲気での交流を行います。


イベントプログラム

報告会は18:30に開場し、19:00にスタートします。プログラムには複数のセッションやパネルディスカッションが予定されており、参加者のリアルな体験が語られます。最後には懇親会としてピザパーティーが予定されており、21:30に閉場となります。


申し込み方法

参加報告会への申し込みは、Connpassから行えます。入場は無料で、オンサイト参加者の入場は20時までです。PythonやPyConに興味がある方は、この貴重な機会にぜひご参加ください!

2025-03-24

PyCon mini Shizuoka 2024 continueを開催しました

みなさん、こんにちは!
PyCon mini Shizuokaスタッフの塚本です。
2月8日(土)、静岡市にて『PyCon mini Shizuoka 2024 continue』が開催されました。

公式サイト

発表資料

コロナや台風を乗り越えようやく現地開催できました!

初の現地開催

2020年より始まったPyCon mini Shizuokaですが、現地開催は今回が初となります。
コロナ禍ではオンライン化、昨年8月の開催予定時には台風の襲来により泣く泣く延期しました。
そしてついに今回、念願だった現地開催が実現したというわけです。

会場は『ペガサート』内の『静岡市コ・クリエーションスペース(コクリ)』及び『B-nest』をお借りしました。別施設ではあるのですが同じ建物・同じフロアで隣接しており、使い勝手は申し分なかったです。メイン会場をコクリ、サブ会場をB-nestとして2トラックのセッションを行いました。

メイン会場の静岡市コ・クリエーションスペース
アウトドア用品を使った遊び心のある会場です

キーノート+パネルディスカッション

オープニング後は清水川貴之さんによるキーノートスピーチ。
レトロゲームエンジン『pyxel』を使った”ゲームができるスライド”には驚かされました!

清水川さんにキーノートを依頼したのは2年半前でした
手元でスライドを開くとゲームに参加できる仕組み
かつて断念したゲーム作りが「今だったら作れるかも」と思い、作ってみたという話には非常に共感しました。楽しみながらゲームを作れたとのことで、やはりプログラミングのベースにあるのは”楽しさ”なんだなぁと改めて思いました。
ちなみにスライドに含まれるゲームのひとつは前日夜まで動いていなかったそうです(笑)

キーノートに続いて、静岡のPythonコミュニティ関係者と清水川さんを交えたパネルディスカッションを行いました。わたし塚本も参加し、静岡県でのPythonコミュニティ運営のきっかけや心掛けていることなどを話しました。質疑応答はシステムトラブルにより挙手制となりましたが、モデレーターの佐野さんが臨機応変に対応してくれました。

Unagi.pyとPython駿河のスタッフ代表として参加しました

トークセッション

お昼休憩を挟み、午後からはトークセッションを2会場に分かれて行います。事前に募集して採択したトーク9本は多種多様なテーマで、どれを聞くか迷われた方も多かったのではないでしょうか。



これらのトークは昨年8月に行う予定だった時に採択したものがベースとなっております。スピーカーのみなさんのご協力のおかげで振替開催が実現できました!

ライトニングトーク

今回、新しい試みとしてconnpassのサブイベント機能を活用しました。
イベント開催直前にリリースされたこの機能を使い、ライトニングトーク参加者を募集してみました。登録者を本イベント参加者に限定できるため、connpassを使って募集できるというわけです。予想以上に早く枠が埋まり驚きましたが、良い使い方ができたのではないかと思っています。

最後に集合写真を撮影して本編は終了しました。
スタッフを含め参加者は総勢52名となりました。
静岡県内外から多くの方に集まっていただき、ありがとうございました!

懇親会

本編のあとは懇親会が行われました。
会場はペガサートから程近い「GROW STOCK」さん。
クラフトビール飲み放題で大いに盛り上がりました。

2次会は静岡駅南の「海ぼうず」さんで、参加者はなんと16名!
土曜日の夜にそれだけの人数が入れたのは驚きでしたね。


スタッフ振り返り会

3/1(土)にスタッフによる振り返り会を実施しました。
Fun Done Learn(ファンダンラーン)という手法で、「楽しかったこと」「やりきったこと」「学びがあったこと」を付箋に書き出してホワイトボードに貼り付けていくというものです。
ポジティブな意見が出やすい手法だったと思いますので、今後も続けていきたいです。
振り返り会の様子

まとめと今後について

開催検討から5年、ようやくPyCon mini Shizuokaを現地開催という形で実現できました。参加者、スピーカー、スタッフのみなさんのおかげで大変感謝しております。

まだ具体的な計画はありませんが、来年も同じくらいの時期に『PyCon mini Shizuoka』の開催を検討中ですので、その際にはぜひご参加ください! 

また、PyCon mini Shizuokaではイベント運営を行うスタッフを募集中です。
コアスタッフとして参加してみたいという方は以下のフォームよりご応募ください!
PyCon mini Shizuoka コアスタッフ参加申し込みフォーム

みなさん、ありがとうございました!!

PyCon JP Association 運営会議 #73を開催しました

鈴木たかのり@一般社団法人PyCon JP Association代表理事です。

PyCon JP Associationは2、3カ月に1回理事が集まって運営会議を行っています。

2024年3月21日(金)に開催した第73回運営会議について報告します。また次回運営会議についてもお知らせします。

第73回運営会議

第73回の運営会議では、主に2025年度の予算について議論しました。今年は初めて東京以外でPyCon JPが開催されることもあり、地域連携への予算を多めに確保する形となりました。有効に予算を使っていきたいと思います。

また、PyCon JP 2025の状況についても確認しました。

議事録は以下を参照してください。

運営会議に参加したみなさん

次回運営会議 

次回運営会議は2025年6月2日(月)に開催します。運営に興味のある方は、以下のconnpassページから登録してぜひ気軽に参加してください。

2025-03-18

PyCon JP TV #50「PyCon APAC 2025報告会」を配信しました。次回 #51は2025年4月11日(金)配信、テーマは「国際法人Python Asia Organization設立の裏話」

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。 

PyCon JP TV #50「PyCon APAC 2025報告会」を配信したのでその報告と、次回#51「国際法人Python Asia Organization設立の裏話」の予告です。

PyCon JP TVの配信予定Googleカレンダーはこちらです。配信日を忘れないようにカレンダーへの登録をお願いします。

PyCon JP TV #50: PyCon APAC 2025報告会

2025年3月のPyCon JP TVでは「PyCon APAC 2025報告会」と題して2025年3月7日(金)に配信しました。視聴してくれたみなさん、コメントいただいたみなさん、ありがとうございました。

面白かったら高評価してくれたり、チャンネル登録してくれるとうれしいです。
動画はこちらです。


各種関連情報へのリンクなどは、以下のPyCon JP TVのWebページで確認できます。
Pythonニュースでは以下についてとりあげました。
  • 海外Pythonイベント
    • PyCon US 2025 2025年5月14日-22日、ピッツバーグ
    • EuroPython 2025 2025年7月14日-20日、チェコ、プラハ
    • PyCon Taiwan、9月開催予定、プロポーザル募集中
    • PyCon Singapore、6月開催予定、プロポーザル募集中
    • SciPy Conference、プロポーザル募集中
    • PyCon Korea、8月15日-17日
  • その他ニュース
    • Where is PSF?
    • Announcing Python Software Foundation Fellow Members for Q4 2024! 🎉
    • PSF Distinguished Service Award Granted to Ewa Jodlowska

メイントーク: PyCon APAC 2025報告会

メイントークでは、2025年3月1日〜3日にフィリピンのマリら近郊で開催されたPyCon APAC 2025の様子を報告しました。写真を中心にパーソナリティーが体験した現地の様子やトークの内容を紹介しました。

イベントの雰囲気が伝わっていたら嬉しいです。

PyCon JP TV #51 予告: 国際法人Python Asia Organization設立の裏話

次回のPyCon JP TV #51は、2025年4月11日(金)に19:30から配信予定です。いつもと違う第二金曜なのでご注意ください。

メイントークのテーマは「国際法人Python Asia Organization設立の裏話」です。アジア地域のPythonやPyConを盛り上げるために、Python Asia Organization(PAO:パオ)という組織が立ち上がりました。

その設立メンバーの一人でもあるパーソナリティの寺田さんから、設立の目的、国際法人設立までの裏話などをたっぷり語ってもらいます。

それでは、次回のPyCon JP TVでお会いしましょう。お便りもお待ちしています。

「こんな内容を扱ってほしい」「パーソナリティーへの質問など」お気軽にご意見お寄せください!!


 

2025-03-11

PyCon JP Associationの社員総会と運営会議 #72を開催しました

鈴木たかのり@一般社団法人PyCon JP Association代表理事です。

PyCon JP Associationは2、3カ月に1回理事が集まって運営会議を行っています。

2024年2月25日(火)に開催した社員総会と、第72回運営会議について報告します。また次回運営会議についてもお知らせします。

社員総会、第72回運営会議

2月は年に一回の社員総会(一般社団法人の定款として定められています)を実施し、後半が運営会議でした。社員と理事が集まって会議を行いました。

議事録は以下を参照してください。

運営会議に参加したみなさん(リモート参加者もいます)

社員総会

社員総会では新たに社員として鈴木たかのり、清水川、吉田の3名が加わり、社員が6名となりました。

2024年度の事業報告と会計報告が行われ、社員の承認されました。2025年度の理事は2024年度と同じ6名が承認されました。

というわけで今年も一年よろしくお願いします。

第72回運営会議

運営会議では時間もそこまでないのでPyCon JP 2025の準備状況や、その他事業の状況について確認する程度で終わりました。

2025年度の予算の策定は次回の運営会議で実施予定です。

次回運営会議 

次回運営会議は2025年3月21日(金)に開催します。一般社団法人PyCon JP Associationの社員が集まって実施する会議です。運営に興味のある方は、以下のconnpassページから登録してぜひ気軽に参加してください。

2025-03-04

PyCon JP TV #49「SciPyData JapanとPyCon mini Shizuoka報告会」を配信しました。次回 #50は2025年3月7日(金)配信、テーマは「PyCon APAC 2025報告会」

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。 

PyCon JP TV #49「SciPyData JapanとPyCon mini Shizuoka報告会」を配信したのでその報告と、次回#50「PyCon APAC 2025報告会」の予告です。

PyCon JP TVの配信予定Googleカレンダーはこちらです。配信日を忘れないようにカレンダーへの登録をお願いします。

PyCon JP TV #49: SciPyData JapanとPyCon mini Shizuoka報告会

2025年2月のPyCon JP TVでは「SciPyData JapanとPyCon mini Shizuoka報告会」と題して2025年2月14日(金)に配信しました。視聴してくれたみなさん、コメントいただいたみなさん、ありがとうございました。

面白かったら高評価してくれたり、チャンネル登録してくれるとうれしいです。
動画はこちらです。


各種関連情報へのリンクなどは、以下のPyCon JP TVのWebページで確認できます。
Pythonニュースでは以下についてとりあげました。
  • PyCon JP関連ニュース
    • PyCon JP 2025 主催メンバー募集 
    • PyCon JP 遠方支援を支える技術
  • Python国内イベント関連ニュース
    • DjangoCongress JP 2025の発表内容とYouTube Liveでの配信が決定
    • オープンソースカンファレンス2025 Tokyo/SpringでPyCon JP Associationがブース展示
    • Python Boot Camp in 鹿児島3rdの開催レポート
  • 海外Pythonイベント
    • PyCon APAC 2025 2025年3月1日、2日、フィリピン
    • PyCon US 2025 2025年5月14日-22日、ピッツバーグ
    • EuroPython 2025 2025年7月14日-20日、チェコ、プラハ
  • その他ニュース
    • PSF Newsletter: Awards, Grants, & PyCon US 2025!
    • Python 3.14.0 alpha 5がリリース

メイントーク: SciPyData JapanとPyCon mini Shizuoka報告会

メイントークでは、2025年1月25日と2月8日に開催された2つのPython関連イベントの様子を報告しました。写真を中心にパーソナリティーがそれぞれ参加したトークの内容や開場の雰囲気を紹介しました。また、主催者インタビューの動画も配信しました。

イベントの雰囲気や、主催者の思いが伝わっていたら嬉しいです。

PyCon JP TV #50 予告: PyCon APAC 2025報告会

次回のPyCon JP TV #50は、2025年3月7日(金)に19:30から配信予定です。

メイントークのテーマは「PyCon APAC 2025報告会」です。2025年3月1日〜3日にフィリピンのマニラ近郊で開催された、APAC地域のPythonの様子をレポートします。フィリピンでは2019年以来、6年ぶりのPyCon APACとなります。

パーソナリティ2名がスピーカーとして現地参加しました(このブログもフィリピンで書いています)。現地の生の様子をお届けできればと思います。

それでは、次回のPyCon JP TVでお会いしましょう。お便りもお待ちしています。

「こんな内容を扱ってほしい」「パーソナリティーへの質問など」お気軽にご意見お寄せください!!


 

2025-02-14

「オープンソースカンファレンス2025 Tokyo/Spring」でPyCon JP Associationのブース展示を行います

みなさん、こんにちは!
OSC等のイベント出展スタッフの塚本です。

2月21〜22日に開催される「オープンソースカンファレンス2025 Tokyo/Spring」にPyCon JP Associationのブース展示を行います。
場所は駒澤大学 駒沢キャンパスで、入場料金は無料です。
都合によりブース出展は22日(土)のみとなります。

ブースの様子(OSC2024春)

PyCon JPPython Boot CampPyLadies Caravanなどのイベント紹介やステッカー等の配布を行いますので、興味のある方はブースにお越しください。

駒澤大学での初開催となる今回はブース出展やセミナーが多数予定されています。
様々な展示やセミナーを楽しめる2日間になることと思いますので、みなさんのご来場をお待ちしています!


開催概要


日時

2月21日(金) 10:00-18:00(展示は11:00-17:00)
2月22日(土) 10:00-17:30(展示は10:00-16:00)

会場

駒澤大学 駒沢キャンパス 種月館 [受付は2F]
https://www.komazawa-u.ac.jp/access/ (駒沢大学駅から徒歩10分)

参加登録

DjangoCongress JP 2025の発表内容とYouTube Liveでの配信が決定

こんにちは。一般社団法人PyCon JP Association運営メンバーのPeacockです。

今回は後援イベントのDjangoCongress JP 2025についてオンライン配信のお知らせです。

 

2025-01-22

「Python Boot Camp in 鹿児島3rd」を開催しました!

こんにちは、「Python Boot Camp in 鹿児島3rd」現地スタッフの飯伏です。

2025年01月11日(土)に鹿児島県鹿児島市の現場サポートサテライトオフィス+Monsoにて「Python Boot Camp in 鹿児島3rd」を開催しました。

Python Boot Campは 一般社団法人 PyCon JP Association がPythonの普及を目指して全国各地で開催する初心者向けのチュートリアルで、鹿児島市では三回目の開催です。


一般3名、学生3名、計6名の参加者、講師1名、ティーチングアシスタント(TA)2名、現地スタッフ2名の総勢11名での開催となりました。


参加者のみなさん、Pythonの”P"ポーズ
参加者のみなさん、Pythonの”P"ポーズ

イベント準備

10時ごろに会場に集まって簡単な自己紹介から座席配置、案内板の準備などの後。

すこし早めの昼食がてら講師の筒井さん、TA、現地スタッフでづけ丼屋桜勘にてランチミーティングを開催しました。


殺人的な量の漬け丼大盛り
殺人的な量の漬け丼大盛り

たっぷりの量とあまりのおいしさに危うくイベント前に脱落者が出るところでした。


イベント

13時からイベントスタートです。


講師、スタッフ、参加者の皆さんそれぞれに自己紹介。

鹿児島が多めでしたが、宮崎、福岡、横浜など多彩な顔ぶれでした。


前半はPython Boot Camp テキストに沿ってPythonの基礎を学びます。

ポイントポイントを押さえながら、Tipsも交えつつ講義が進められます。

講義の様子
講義の様子


コレクション解説でひと山越えたところでおやつタイム。

鹿児島銘菓のかるかん、かすたどんに甘いもの、しょっぱいもの、取り揃えました。

みなさんほっと一息つけたようで、スタッフとしても準備したかいがありました。

甘いのしょっぱいの様々なおかし
甘いのしょっぱいの様々なおかし


後半はファイル操作、環境構築(venv)、スクレイピングまで

参加者の皆さんの様子をうかがいながら、適宜講師とTAがフォローしながら丁寧に進めていきます。

進み具合をみながらTAがサポート
進み具合をみながらTAがサポート


最後にWebスクレイピング。

なじみのない方には少し難しめだったようですが、みなさん無事完走できました!!

懇親会

懇親会は駅近くのさつま居酒屋えご家で開催しました。
さつま居酒屋えご家
さつま居酒屋えご家

かごしま郷土料理を肴にPythonや開発、コミュニティのお話で盛り上がりました。
鶏の刺し身、鳥刺し
鶏の刺し身、鳥刺し


イベントを終えて

たくさんの方にご参加いただき、たいへんありがとうございました

BootCampをきっかけに次のステップに進んでいっていただけると嬉しいです!


みんなで鹿児島のPythonを盛り上げていきましょう!!


Togetterまとめ

当日の様子は以下のTogetterにもまとめております。こちらもぜひご覧ください。

Python Boot Camp in 鹿児島 3rd まとめ


Python Boot Camp 開催地スタッフ募集

PyCon JP では日本各地での初心者向け Python チュートリアルイベント

「Python Boot Camp ( #pycamp ) 」を開催しています!!

現地で Python Boot Camp の開催をサポートをしてくださるスタッフの方を募集しています。

ご興味のある方は下記のフォームよりご連絡ください。


現地スタッフ申し込みフォーム

Python Boot Camp(初心者向けPythonチュートリアル)

Python Boot Camp 全国ツアーお問い合わせフォーム

PyCon JP TV #48「Pythonistaに聞く2024重大ニュースと2025の展望」を配信しました。次回 #49は2025年2月14日(金)配信、テーマは「SciPyData JapanとPyCon mini Shizuoka報告会」

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。 

PyCon JP TV #48「Pythonistaに聞く2024重大ニュースと2025の展望」を配信したのでその報告と、次回#49「SciPyData JapanとPyCon mini Shizuoka報告会」の予告です。

PyCon JP TVの配信予定Googleカレンダーはこちらです。配信日を忘れないようにカレンダーへの登録をお願いします。次回は2月14日(金)なのでお間違えなく!!

PyCon JP TV #48: Pythonistaに聞く2024重大ニュースと2025の展望

2025年初回のPyCon JP TVは「Pythonistaに聞く2024重大ニュースと2025の展望」と題して2025年1月10日(金)に配信しました。視聴してくれたみなさん、コメントいただいたみなさん、事前アンケートに協力してくれたみなさん、ありがとうございました。

面白かったら高評価してくれたり、チャンネル登録してくれるとうれしいです。
動画はこちらです。


各種関連情報へのリンクなどは、以下のPyCon JP TVのWebページで確認できます。
Pythonニュースでは以下についてとりあげました。
  • PyCon JP関連ニュース
    • PyCon JP 2025 主催メンバー募集 
    • PyCon JP 遠方支援を支える技術
  • Python国内イベント関連ニュース
    • 1月11日(土) 「Python Boot Camp in 鹿児島3rd」 開催
    • 1月25日(土) SciPyDataJapan2025
    • 2月8日(土) PyCon mini Shizuoka 2024 continue
    • 2月22日(土) DjangoCongress JP 2025
    • PyCon mini 東海 2024の開催報告
  • 海外Pythonイベント関連ニュース
    • 3月1日、2日 PyCon APAC 2025 フィリピン・マニラ
    • 5月14日-22日 PyCon US 2025 ペンシルベニア州・ピッツバーグ
    • 7月14日-20日 EuroPython 2025 、チェコ・プラハ

メイントーク: Pythonistaに聞く2024重大ニュースと2025の展望

メイントークでは、事前アンケートの内容を元に、Pythonistaが考える2024年の重大ニュースと2025年の展望について語りました。それぞれなにが1位に選ばれたのでしょうか。また展望や目標について、2026年になったら答え合わせをしたいなと思います。

PyCon JP TV #49 予告: SciPyData JapanとPyCon mini Shizuoka報告会

次回のPyCon JP TV #49は、2025年2月14日(金)に19:30から配信予定です。2月第一週ではないのでご注意ください。

メイントークのテーマは「SciPyData JapanとPyCon mini Shizuoka報告会」です。1月25日と2月8日に開催される2つのPythonコミュニティイベントの様子をレポートします。SciPyData Japanは初開催のイベント、どんな内容になるのか楽しみです。PyCon mini Shizuokaは2024年に開催予定でしたが台風のために延期となり、今回の開催となりました。静岡では初のリアル開催でのPyCon miniとなり、こちらも楽しみです。

それぞれパーソナリティが現地参加予定です。現地の生の様子をお届けできればと思います。

それでは、次回のPyCon JP TVでお会いしましょう。お便りもお待ちしています。

「こんな内容を扱ってほしい」「パーソナリティーへの質問など」お気軽にご意見お寄せください!!


 

2025-01-20

PyCon JP Association 運営会議 #71を開催しました

鈴木たかのり@一般社団法人PyCon JP Association代表理事です。

PyCon JP Associationは2、3カ月に1回理事が集まって運営会議を行っています。
2025年1月16日(木)に開催した第71回運営会議について報告します。また次回の年1回の定期総会+運営会議についてもお知らせします。

第71回運営会議

運営会議に参加したみなさん
 

第71回の運営会議では、主に以下の議題について報告、議論しました。議事録は以下を参照してください。

  • PyCon JPイベント関連
    • PyCon JP 2024の残件
    • PyCon JP 2025の状況
    • PyCon JPの開催の最低要件について
  • 会計関連
    • 2025年予算
    • 2025年遠方支援にむけて
  • 各種事業
    • Python Boot Campの状況の共有
    • OSC等の出展の予定
    • PyLadies Caravanの今後の予定
    • PyCon JP TVの状況報告
  • コミュニティ支援
    • PyCon mini 東海の支援報告
    • PyCon mini Shizuokaの支援について
    • 地域コミュニティ支援でインベントキャンセル時の費用補填について予算
    • SciPyDataJapan2025 広報支援
  • 海外コミュニティ連携
    • APAC関連
    • PyCon APAC 2025参加について
  • その他
    • PyCon JP共有インフラについて
    • 法務担当的立場
    • 法人や理事がビジョンを持つか?
    • 情報セキュリティ指針や情報レベルの定義

今月の運営会議ではデータをどのように管理するか、セキュリティ系の話が出ていました。また、PyCon JP 2025の準備が徐々に始まりつつあるなと感じました。

次回は定期社員総会と第72回 運営会議

次回は2025年2月25日(火)に年に1回の定期社員総会と運営会議を開催します。一般社団法人PyCon JP Associationの社員が集まって実施する会議です。総会と運営会議に興味のある方は、以下のconnpassページから登録して、ぜひ気軽に参加してください。


2025-01-13

PyCon JP 2024 共同座長振り返り

吉田です。

本blogではPyCon JPでは初の試みであった、共同座長という仕組みを実施してみて、得られた知見について、振り返り共有します。

今後このような形で運営する方や大規模イベントの運営をする方に参考になればと思います。

共同座長にした背景

PyCon JP Associationは毎年開催される年次イベントとしてのPyCon JPについて、イベントを代表する座長を決定して、イベントの開催を任せています。

PyCon JPの座長とは何かの詳細については、2024年で書かれた以下の資料をご覧ください。

PyCon JPイベントの座長と当法人との関係

PyCon JP 2024は鈴木たかのりさんと私、吉田俊輔、寺田学さんの3名で共同座長(Co-Chair)として運営しました。

共同座長のたかのり、吉田、寺田

この3人はそれぞれ過去のPyCon JPでの座長の経験もあり、現在は一般社団法人PyCon JP Associationの理事でもあります。

一般社団法人PyCon JP Associationは、毎年開催されるPyCon JPのイベントを代表する 座長 を任命し、それによりPyCon JPを主催しています。

経緯としては、PyCon JP 2024については例年通り座長を公募しましたが、PyCon APAC 2023開催までに応募者がなく、どのように進めていくかということが一般社団法人PyCon JP Associationの会議などで検討されました。

理事の総意としてPyCon JP 2024については、開催は必ずしたいと考え、どのようにするのがいいかさまざまな観点から検討しました。

その中でPyCon JP 2024については共同座長という形で理事でもあるPyCon JPの座長経験者の3人による体制で実施することで同意し、形となりました。

今回の記事の目的

PyCon JPとして、共同座長での開催を行ったことは初めてで有り、振り返り結果を残しておくことは今後のPyCon JPおよび共同座長と類似した形態でカンファレンスを開催される方々への参考になると思います。そのため、PyCon JP 2024を準備開催する中で得た経験について、共同座長での振り返りを行いました。こちらについて、抜粋して本blogで共有します。

共同座長での開催の良い点、改善点、コスト、感想

良い点

    • 3人いて相互に相談、分担できるのはよかった
    • 忙しいときに役割分担も適宜できたのでよかった
    • 何かを決めるときの心理的な安心感があった
      • 一人での座長と違い、孤独感がなく安心してできた
    • 3人なので、ほかの2名の意見が参考になり、意外と対立しなかった
      • 3人いるから「他の2名が良いならOK」のようになる

    改善できそうな点

    • 共同座長の協議はリアルタイムに行っていたが、それが主催メンバーから見えず、意思決定が遅いと思われてしまうことがあった。
      • 共同座長の意見をタイムリーに主催メンバーに出していくのが難しかった

    共同座長で必要だったコスト
    • 共同座長での合意形成や意見交換し、民主的に決定するコストがそれなりに掛かった
    • slackでの随時のコミュニケーションに加えて、開催まで数ヶ月および開催後(の現在も)毎週決めた曜日にランチミーティングを共同座長3人で、定期的に実施した。お互いにスケジュールや食事、仕事への影響がそれなりにあったが、これは必要なコストだったと思う。

    今回のチーム体制と共同座長、全体的な体制とコミュニケーションについての振り返り

    今回PyCon JP 2024では主催メンバーを6チーム(参加者管理、会場、プログラム、広報、スポンサー、会計)で編成し、共同座長はそれぞれ2チームの担当を持つ形にしました。それについての振り返りです。

    チーム編成・チーム分け

    • (よかった)チームで運営できる体制、共同座長が担当を持つというのは良かったと思うし、当日にリーダ中心に動ける場面も多く良かった。6というチーム数はそれなりに良かったと思っている。
    • (改善できそう)チーム分けについては、もう少し考え直してもよいかと思う。
    • (どちらとも)チーム間の連携、線を引く難しさと、間の抜けをどうカバーするかは、改善の余地もあるが、チームを分けることの難しさでもある

    チーム作り、メンバー募集、オンボーディング

    • (よかった)コストはかかるが、全員とのオンボーディングをやったのは良かったと思っている
    • (改善できそう)オンボーディング後のチームでの受け入れ、特に非日本語話者へのケアや受け入れ前の説明などがあっても良かったかも
    • (どちらとも)主催メンバーという言葉は定着しきれなかったが、「スタッフ」よりは良いかなと思っている

    コミュニケーション

    • (よかった)Slack / Jiraのコミュケーションで時間を共有せずに進められることも多くなっていった。特にメール管理に初採用したJira Service Managementはとても良かった
    • (よかった)当日のレシーバーでの情報共有はよかった
    • (改善できそう)全体ミーティングは当初開催していなかったが、途中から月次で開始した。全体ミーティングはお互いのチームの状況を把握し、調整するために必要だった

    チームってどうだったのか?

    • (よかった)自走できるチームやチームリーダができ、チーム内で解決できる場面はよかった
    • (改善できそう)リーダーやサブリーダの役割が不明瞭で、連携方法やチーム間の壁があったとおもう
    • (どちらとも)リーダーやチームを共同座長や経験者が補助できる良い仕組みが作れないかな。

    以上振り返り内容の抜粋です。

    今後について

    共同座長含め、主催メンバーはPyCon JP 2024の開催後も残タスクについて、振り返り会や全体作業日を開催し、着実に実施してきました。

    まだ若干のタスクが残っていますが、着実にすすめて、PyCon JP 2024の全てのタスクをCloseして行きます。

    このblogが今後の大規模イベントの開催者の方への参考となれば幸いです。

    2025-01-02

    PyCon mini 東海 2024を開催しました!

    この記事の中の各種リンク

    皆様、あけましておめでとうございます。

     PyCon mini 東海 2024で座長を務めましたりょうです。

     

    「PyCon mini 東海 2024を開催しました!」というタイトルをつけましたが、開催から早1ヶ月半が経ってしまいました・・・。

     

    初めての開催で、スタートから右も左もわからず、事後処理まで想像もしていなかったたくさんのことがありました。 (結果、張り詰めていた緊張の糸が切れたせいか私が体調を崩して、ブログはこんなに遅くなってしまいました。何やらインフルエンザなども流行っているようですので、皆様もお気をつけて!)

     

    さて、言い訳はこのくらいにして、PyCon mini 東海 2024を振り返っていきたいと思います。 文が多いと疲れると思うので写真でサクサクいきます! まずはオープニングです!

    お次はキーノートスピーカーの小田切 篤 (@aodag)さん。ご自身のこれまでのPythonとの関わりについてお話ししてくださいました。

    ここからはスピーカー7名のみなさん(発表順)です。発表の概要や発表資料はPyCon mini 東海 2024のWebページに載っています。興味のある方はご覧ください。

     1人目は鈴木たかのりさん。
    2人目はKazuya Takei (attakei)さん。
    3人目は清水川 貴之さん。
    4人目はmisoji engineerさん。
    5人目は高橋 かずひとさん。
    6人目は筒井 隆次さん。
    7人目は川瀬 弘嗣さん。
    お次はハンズオンワークショップの講師の3名です。 

     1人目はちひろさん。
    2人目はnikkieさん。
    3人目は丹野 良介さん。
    皆さん、ご発表ありがとうございました!

    その他の会場内外の色々は以下でご紹介します!

    まずはなんと言ってもお弁当!美味しかったというお声をたくさんいただきました!!


    それから、Silver + Coffee スポンサーのワンダーソフト様が提供してくださったコーヒーでしょうか。こちらも美味しい、良かったとの声が聞かれました。



    さらに、Gold スポンサーである株式会社ビープラウド様、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会様、加えて鈴木たかのり様から景品をご提供いただきクロージングにて抽選会を行なうことができました。







    開催にあたっては、上記のスポンサー様はもちろん特別スポンサーの一般社団法人PyCon JP Association様、Python Software Foundation様、全てのスポンサー様から多大な助力をいただきました。改めて感謝申し上げます。

    また、クロージングでは8月に台風の影響で残念ながら中止になってしまったイベントPyCon mini Shizuoka 2024の振替イベントについても紹介されました。PyCon mini Shizuoka 2024 continueというイベントで2月8日に行われるそうです。





    さぁ、いよいよほとんど最後です。
    懇親会です!お店の借りたスペースが満員ギリギリになるまで人が入るほど多くの参加者の方に集まっていただきました。


    なんと、さらに急遽座長の思いつきで2次会を決めたのですが(みんなが楽しそうだったので)、まぁまぁの人数がついてきてくれて、完璧な店選択はできなかったのですが、私としましてはみんなまだ話したいと思える会だったのかなと勝手に嬉しく思いました。





    さて、いよいよ本当に締めくくりにしますが、PyCon mini 東海 2024をやると決めてから、準備は想定していた以上に長く大変な道のりでした。しかしながらスタッフのみんな、スポンサーの皆様、参加してくれた皆様、会場関係の皆様など色々な方の協力があって初めて成功したと言える会だったのではないかと思います。
    終わった後の感想として、大変だったを楽しかったが上書きするくらいにはやって良かったなぁと思っています。

    今回、その他多くのイベントが同日開催でホテル等取りにくいなどご不便をおかけした面もあるかと思いますが、
    ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。



    ※こちらに載せきれなかった写真はこちらで公開されています。素敵な写真がたくさんですので、ぜひご覧ください。