2025-12-04

PythonAsia (カンファレンス) の紹介とOnline Charity Talk H2イベントの紹介

Python Asia Organization (以下、PAO) の理事の寺田です。(PyCon JP Associaitonの理事でもあります)

本稿ではイベントの紹介や運営母体のPAOについて紹介します。

イベントの紹介

  • PythonAsia 2026 / 2026年3月21日~23日 / フィリピン・マニラ
  • PythonAsia Online Charity Talk H2 / 2026年1月31日 / オンライン

PythonAsia 2026

PythonAsiaはアジア地区で開催されるPythonのカンファレンスです。2025年まで実施していたPyCon APACからの置き換えのようなものです。(詳しくは最終節で説明します)

初回の「PythonAsia 2026」は3月21日から3日間、フィリピン・マニラで開催されます。

英語でのトークが複数トラックで2日間、開発スプリント1日間が予定されています。
公式サイト: https://2026.pythonasia.org/ 

参加方法はさまざまです。


スポンサーになったり、参加をする場合は、各国の地域で(可能な限り)現地語でのサポートを行います。日本においては、私、「寺田」が日本語でのやり取りや相談を受け付けています。 board@pythonasia.org に日本語でメールを頂ければ対応をいたします。

PythonAsia Online Charity Talk H2

2025年7月に続く2回目のオンラインイベントです。
前回の様子は、YouTubeにアーカイブが残っています「PAO Online Charity Talks H1 2025」。

2026年1月31日(土曜日)日本時間14:00から Zoomにて
公式サイト: https://pythonasia.org/events/pythonasia-online-charity-talk-h2/

オンライン開催のイベントのため、どこからでも参加が可能です。スピーカーリストは公式サイトで公開されています。

  • スポンサーになる・・スポンサー枠があります: sponsor@pythonasia.org
  • 参加する・・チケット販売開始

英語でのトークになりますが、アジアで活躍されている人を中心にし、日本からもTomoko Furuki (@komo_fr)さんとMaaya Ishidaさんの2名が登壇されます。技術的な内容が盛りだくさんの構成になっていますのでぜひともご参加ください。

Python Asia Organization

改めて、イベント運営母体のPython Asia Organization(PAO)の紹介と、過去に開催されたPyCon APACとの違いについて紹介します。

Python Asia Organizationの紹介

Python Asia Organization (PAO) は2024年10月に正式に活動を開始した非営利の団体です。

PAOは、アジア地域での Python言語の普及、東アジア・東南アジアにおける多様なコミュニティの成長を促進することを目的としています。 イベント支援やリーダー育成を通じて、持続可能かつ包摂的なアジアのPythonエコシステムの構築を目指しています。

PyCon APACとの違い

15年間続いたPyCon APACシリーズは、その名を引退させました。さまざまな理由がありますが、毎年ホスト国がゼロから運営する非効率性、知識継承の課題解消などの課題がありました。さらにPyCon APACを取りまとめる組織がなく、個人の活動に頼っていました。それらを改善するために、持続可能なアジアのPythonコミュニティを実現するため、国際法人 Python Asia Organization (PAO) が設立されました。これにより、商標管理とイベント運営への長期的な構造的サポートを提供できる環境を整えます。また、この新しいイベントシリーズを「PythonAsia」として現地コミュニティーと協力して主催することになりました。

詳しくは、Iqbal氏による下記の記事を参照してください。Iqbal氏はPAOの創設者であり代表で、これまで10年以上PyCon APACの開催を個人活動として支えてきました。今後は組織として支え続ける決断をしました。
この記事は、2025年3月に開かれた最後のPyCon APAC直後に記事が書かれています。
https://iqbalabdullah.net/ja/posts/2025/03/the-final-pycon-apac/

PAOとの関わりを増やす方法

PAO組織やコミュニティに興味がある方は、さまざまな形で関わることができます。



アジアにおける新たな取組としてPAOが立ち上がっています。組織づくりをしながら、イベント活動をしているという段階です。Pythonユーザのみなさんとなんらかの関わりが持てると幸いです。

2025-12-03

PyCon JP 2026 キックオフミーティングを開催しました

こんにちは!PyCon JP 2026の共同座長を務める佐野です。

11月終わりにPyCon JP 2026の主催メンバーとキックオフミーティングを開催しました。2026の開催に向けた最初の一歩になります!

PyCon JP 2026は、Pythonの国際カンファレンスとして開催される日本のイベントです。2025年は広島で開催され、2026年も引き続き広島にて開催となります。

この記事では、キックオフミーティングの様子と、これからどんな風にイベントを作っていくのかをお伝えします。

PyCon JP 2026 キックオフミーティングの集合写真です
PyCon JP 2026 キックオフミーティングの集合写真です

キックオフミーティングを開催しました

キックオフミーティングでは主に3つのことをやりました。

自己紹介

まずはメンバー同士の自己紹介から。主催メンバーは、過去にPyCon JPに関わったことがある方が多いですが、全員がすべてのメンバーを知っているわけではありません。どんなモチベーションで参加しているのか、PyCon JPで何を楽しみにしたいか、それぞれの想いをシェアしました。

バックグラウンドも様々で、エンジニアの方もいれば、デザイナーの方、学生の方もいます。こういった多様なメンバーが集まることで、イベントに色んな視点が入ってくるのが楽しみです。

座長として考えていたことのシェア

次に、私たち共同座長が2026年のイベントをどんな風に作っていきたいか、という想いをシェアしました。

PyCon JP 2026では、過去開催の内容を同じ形で行うのではなく、最初から主催メンバーみんなで企画を考えていくプロセスを大事にしたいと考えています。「こういうイベントにしたい」という想いを、みんなで形にしていく。そのプロセス自体を楽しみたいですし、それがイベントの質を高めることにもつながると思います。

やること/やらないことリストでディスカッション

考えをシェアしたところで「やること/やらないことリスト」をみんなで見ながらのディスカッションです。

やることやらないことリストの様子
やることやらないことリストの様子

このリストは「これがないとイベントが成り立たないよね」「これはできたらやりたい!」「これは今回はやらなくていいんじゃない?」といった内容を、2026チーム全員で記入をしているものです。

イベントには予算や人手、時間の制約があります。すべてをやろうとすると、どれも中途半端になってしまう可能性があります。同じ項目でも人によって意見が違ったりします。ある人にとっては「絶対あるべき!」ことが、別の人にとっては「そこまで重要じゃないかも」となる。そういった違いを話し合いながら、みんなで合意できる形を探っていきます。

その結果、PyCon JP 2026がどんなイベントとなるかが見えてくるのでは、と考えています。

PyCon JPを作っていくプロセスを楽しむ

今回のキックオフミーティングは、「PyCon JPをどうやって作っていくか」というプロセス自体を楽しむための最初のステップでした。みんなで「どんなイベントにしたいか」を考えるところから始めています。

私自身も主催メンバーと初顔合わせでもあったので、緊張しながらでしたが、どんなふうにイベントを作っていくかを話し合うのはとても楽しかったです。まだ手探りで進めている中なので、試行錯誤しながら良いイベントにしていきたいと思ってます。

引き続き、主催メンバーで議論を進めていきます。年内のうちにイベントの方向性を決めていこうと思っています。

2025-12-02

「Python Boot Camp in 北九州」開催決定のお知らせ

初めまして、「Python Boot Camp in 北九州 」現地スタッフの日下部です。「Python Boot Camp (略称: PyCamp)」が2025年12月20日(土) 福岡県北九州市にある、九州工業大学 戸畑キャンパス内の GYMLABO(ジムラボ)にて開催に決まりました。

GYMLABO: https://www.gymlabo.kyutech.jp/

イベント内容

  • 日時: 2025年12月20日(土) 13:00 - 17:00(12:30から開場、受付開始)
  • 会場: GYMLABO(ジムラボ) ワーク1-1 (九州工業大学戸畑キャンパス内)
  • 住所: 〒804-8550 福岡県北九州市戸畑区仙水町1-1 GYMLABO
  • 参加費: 一般: ¥2,000 / 学生: ¥500

connpassで募集を開始しています。申し込みは以下のリンクからお願いします。

開催場所の紹介

九州工業大学戸畑キャンパス GYMLABO

  • 移動時間の目安: JR九工大前駅から徒歩15分ほど

2022年にオープンした大変素晴らしい交流施設です。

GYMLABO への移動方法は公共の交通機関を利用する場合JR九工大前駅まで行き、そこから徒歩15分ほどで会場へたどりつけます。自動車で参加の場合は大学の西門での受付が必要です。


九工大前駅を出て、公園の近くにある看板を看板に沿って歩いて行くと、スピナ戸畑店が見えてきて、さらに5分ほど歩くと九州工業大学の正門につきます。正門の目印は、九州工大前の信号機、セブンイレブンがあるところです。

正門をくぐると学校の地図があり。60番のジムラボを目指してさらに歩く。銀杏並木がとっても素敵な道路です。


5分ほど歩くと右手に西門が見えてきます。自動車で来る場合は西門からしか入場ができません。さらに西門から3分ほど歩くと左手に駐車場が見え駐車スペースは20台ほどあり、駐車場のすぐそばにジムラボの会場が見えてきます。

Python Boot Campとは?

Python Boot Campは、多くの皆さんにPythonを知ってもらいたいという意図で、全国各地で初心者向けのチュートリアルを行っています。

講師

今回の講師は 筒井隆次(Ryuji Tsutsui)さんです。

懇親会

イベント終了後は懇親会も予定していますので交流を深めたい方はぜひ!場所はJR小倉駅近くの「浜焼き・さしみ・肉 酒房 万太郎」を予定しています。


オープンソースカンファレンス(OSC) 2025 Fukuokaで出展・発表してきました

 鈴木たかのり@PyCon JP Association代表理事です。

2025年11月22日(土)に開催されたオープンソースカンファレンス2025 FukuokaにPyCon JP Associationとしてブース出展と発表をしたので、その報告をします。

左はブースを手伝ってくれた鮫島さん

初めての福岡、初めてのOSC Fukuoka

私は福岡に行くのは初めてでした。会場は九州産業大学です。初めて訪れる大学ですが、博多駅から少し移動したところに広大なキャンパスがありました。

ブースで話していた感じでは、参加者でPythonをがっつり使っている人は結構少ない印象でした。学生の参加者の方も、ネットワーク系とかの方が多くて、ツールとしてPythonは使うけど、という方が多めでした。

今回のブース出展では、Python Boot Camp in 北九州が来月(12月20日(土))に開催されるため、その宣伝も行いました。現地スタッフの鮫島さんがチラシを持ってきてブースを手伝ってくれたのでありがたかったです。

また、今回うれしかった出会いとして「以前、福岡で開催されたPython Boot Campに参加して、PyCon JPにも参加した。PyCon JP 2026(広島)にもできれば参加したい」という方に会えたことです。「日程があえば、ぜひ次回のPython Boot CampにTAとして参加して欲しい!!」ということも伝えておきました。

ランチは、せっかく福岡に来たので、少し歩いたところにある豚骨ラーメンのお店(麺屋 すみ岡)に行きました。あっさりめでおいしかったです。

豚骨ラーメン

トーク:エラーはともだち こわくないよ

トークは 「エラーはともだち こわくないよ」と題して、Pythonのエラー、例外にどういうものがあるか、どのように例外処理をするかという話をしました。

トークの後半では最近のPythonでエラーメッセージがわかりやすくなっているということについて紹介しました。 

トーク会場

スライドは以下で公開しています。興味のある方はぜひご参照ください。発表は録画されているそうなので、後日OSPN.jpのyoutubeチャンネルで公開予定です。

おまけ:Python Meetup Fukuoka #5

PyCon JPの活動ではないですが、OSC Fukuokaの前日にたまたまやっていたPython Meetup Fukuoka 5に参加してきたので簡単に報告します。

このイベントについては、PyCon JP 2025のポスターセッションで主催のZhanさんが 発表していたのを見て知っていました。スピーカーとしてSteering CouncilメンバーのDonghee Na氏が韓国から来てくれるという、超豪華なイベントです。

Donghee氏がわざわざ日本に来てくれるなら会いに行かねば!!ということで前乗りして参加してきました。私の他にも3名ほど東京から参加した人がいたようです。なんと台湾からこのイベントのために来たという猛者まで!!

Donghee Na氏

最初のトークはPythonの開発全般の話、2つ目のトークはよりディープなPythonの実装についてのものでした。2つ目のトークのトピックは以下の4点でしたが、Cの実装だったりバイトコードの話だったりが中心で、めちゃくちゃ難しかったです。

トークの最後にはCPython 3.15になにが入るかという話があり、以下が紹介されていました。

終了後は会場での懇親会のあと居酒屋での二次会に行きました。Donghee氏とPythonコア実装などについてのディープなトークが展開されており、英語ということもありかなりついていくのが難しかったです...

Donghee氏と二次会メンバー(の半分)

終わりに

木曜に前乗りして3泊4日間の初めての福岡は、Python(とクラフトビールと福岡フード)で充実した旅でした。また福岡行きたいですね!!他の地域も。

BEERKICHIにて

 

 

2025-12-01

PyCon mini Shizuoka 2026 を開催します!

みなさん、こんにちは!
静岡県の Python コミュニティでスタッフをしている塚本です。

早速ですが、PyCon mini Shizuoka 2026 の開催が決定しました!!



開催概要

日時:2026年2月21日(土) 10:00〜18:00
会場:静岡市コ・クリエーションスペース / B-nest
参加費:無料(有料枠あり)

https://shizuoka.pycon.jp/2026

前回の開催に引き続き、会場は 静岡市コ・クリエーションスペース および B-nest です。
静岡駅から徒歩10分程度の大変アクセスの良い会場です。
参加費についてですが、一般参加は無料です!(パトロンも募集しています!)

キーノートスピーカー

今回のキーノートスピーカーは Atsushi Odagiri(aodag) さんにお願いしました。
静岡県出身で、Python はバージョン1.5から使い始めたという Pythonista です。
ぜひ会場まで aodag さんのお話を聞きにいらしてください!

Atsushi Odagiri(aodag)

Python使って四半世紀弱、もはや手足がPython。
株式会社オープンコレクター所属。
大学時代にHow To Become A HackerをきっかけにPythonを使い始め、それがオープンソース等のコミュニティー活動を始めるきっかけとなった。
名古屋で働きながらコミュニティ活動後、2010年に転職とともに東京に移動。
株式会社ビープラウドを経て2016年株式会社オープンコレクターに転職。
さわやかもいいけど久しぶりに五味八珍で餃子食べたい。

著書/訳書:
『パーフェクトPython[改訂2版](2020 技術評論社)』

プロポーザル募集中です

PyCon mini Shizuoka 2026 は現在、トークのプロポーザルを募集中です。
こんなサービスを作った
新しいライブラリを試してみた
開発していて気づきがあったこと
...などなど、発表したいことがある方はぜひ応募してください!

https://shizuoka.pycon.jp/2026/cfp

スポンサーブース出展も募集中です

前回に引き続き、スポンサーによるブース出展を募集します。
企業による出展だけでなく、個人活動の成果発表というようなブースも大歓迎です!
スポンサー特典として、一般のトークとは別にスポンサートークの時間を設けております。
詳しくは以下の募集要項をご覧ください。

https://docs.google.com/document/d/1e_J2xx3Ma7w5IoaAmgm9P1tc95QRXWYzOgV7TQPdO-U/edit?tab=t.36h07f8xwp2d

参加登録が始まりました

イベントへの登録は connpass にて実施しています。
以下のページより参加登録してください!

https://pycon-shizu.connpass.com/event/372943/

それではみなさん、静岡でお会いしましょう!!

PyCon JP TV #58「地域コミュニティ座談会」を配信しました。次回 #59は2025年12月5日(金)配信、テーマは「生成AIを使ったコーディングのライブデモ: Streamlitでフロント実装編」

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。 

PyCon JP TV #58「地域コミュニティ座談会」を配信したのでその報告と、次回#59「生成AIを使ったコーディングのライブデモ: Streamlitでフロント実装」の予告です。

PyCon JP TVの配信予定Googleカレンダーはこちらです。配信日を忘れないようにカレンダーへの登録をお願いします。

PyCon JP TV #58: 地域コミュニティ座談会

2025年11月のPyCon JP TVでは「地域コミュニティ座談会」と題して11月7日(金)に配信しました。視聴してくれたみなさん、コメントいただいたみなさん、ありがとうございました。

そして、今回はじめて現地参加枠を作って現地で参加して盛り上げてくれたみなさん、ありがとうございました。

面白かったら高評価してくれたり、チャンネル登録してくれるとうれしいです。
動画はこちらです。


各種関連情報へのリンクなどは、以下のPyCon JP TVのWebページで確認できます。
Pythonニュースでは以下についてとりあげました。

メイントーク: 地域コミュニティ座談会

メイントークでは、Python地域コミュニティに関連している3名のゲストをお迎えし、コミュニティに関する質問に座談会形式で回答しました。

ゲストの塚本さん(静岡)、りょうさん(愛知)、濱砂さん(宮崎)
 

お互いの質問やYouTubeでのチャットでの質問に回答しながら、それぞれの特色やなぜ地域コミュニティを運営しているのかといった内容について語り合いました。

ゲストで参加してくれた3名の、それぞれの視点から色々な話が聞けたかなと思います。

PyCon JP TV #59 予告: 生成AIを使ったコーディングのライブデモ: Streamlitでフロント実装編

次回のPyCon JP TV #59は2025年12月5日(金)に19:30から配信予定です。

メイントークのテーマは「生成AIを使ったコーディングのライブデモ: Streamlitでフロント実装編会」です。生成AIを作成して経費申請アプリを作成するところをライブで行います。

ただ、30分で全てを作りきるのは難しいので、今回はStreamlitを使用してフロント部分のみを実装し、入力フォームが作成できるところまでを目指します。

それでは、次回のPyCon JP TVでお会いしましょう。お便りもお待ちしています。「こんな内容を扱ってほしい」「パーソナリティーへの質問など」お気軽にご意見お寄せください!!

 

 

2025-11-15

PyCon JP 2025 参加者アンケートの結果を報告します

PyCon JP 2025 主催メンバーの鶴丸です。

一般社団法人 PyCon JP Association は、PyCon JP 2025 を 9月26日(金)〜28日(日)に広島国際会議場(広島市)で催行いたしました。

来年以降の開催の参考とするために、アンケートを行いました。このブログでは、アンケートの結果を報告いたします。なお、147 件の回答をいただきました。ありがとうございました。

参加者について

Q1. 年齢

最も多かったのは 36-45歳 で 32.9%、次いで 26-35 歳で 32.2% でした。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q1. 年齢 / Age。回答数: 146 件の回答。 

Q2. お住まいの国・都道府県

国内からは関東圏を中心にお越しいただきました。次いで広島県の皆様にお越しいただきました。

国外からは台湾、スペインなど、様々な国からお越しいただきました。

 フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q2. お住まいの国 / Living Country。回答数: 145 件の回答。

Q4. 職業

最も多かったのは、ソフトウェア・インフラエンジニア(ウェブ、バックエンド、クラウドなど)でした。

  

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q4. 職業 / Occupation。回答数: 147 件の回答。 

Q5. PyCon JP 2025 を知ったきっかけ

多かった回答は「友人や同僚」「PyCon JP スタッフから」「X (Twitter)」「他のイベント」でした。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q5. PyCon JP 2025を知ったきっかけやPyCon JP 2025の記事を見たメディアはなんですか?(複数選択) / How did you learn about PyCon JP 2025 (multiple choice)?。回答数: 143 件の回答。 

Q6-1. 主に利用している Python のバージョン

最も多かったのは Python 3.13 でした。一方で、Python 2 系のユーザや、バージョンを気にしたことのないユーザもいらっしゃいました。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q6. 主に利用しているPythonのバージョンを教えてください。 / Which version of Python do you use(multiple choice)?。回答数: 146 件の回答。 

Q6-2. Python の利用分野

個人的なツール開発や、Web 開発、機械学習などに利用する方が多かったです。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q6. 普段、どの分野でPythonを使っていますか? / What do you use Python for (multiple choice)?。回答数: 141 件の回答。 

Q7. Python 以外で普段利用しているプログラミング言語

「JavaScript / TypeScript」「Shell Script」「Java」などを利用するユーザが多かったです。

 フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q7. Python以外で普段利用しているプログラミング言語を教えてください。 / Which programming language do you use other than Python? (multiple choice)。回答数: 123 件の回答。

Q8. Python で利用するフレームワークやライブラリ

  • Webフレームワーク
  • FastAPI, Django, Flask
  • 機械学習・深層学習
  • Scikit-learn, TensorFlow, PyTorch
  • データ分析・数値計算
  • NumPy, Pandas

Q27. プログラミングをするとき、生成AIを利用しているか

常用的にコード生成しているユーザが多かったです。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q27. プログラミングをするとき、生成 AI を利用していますか? / Do you use generative AI when programming?。回答数: 144 件の回答。 

Q28. コーディング経験年数

非常に多様な経験値のユーザが参加してくださいました。

 フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q28. よろしければ、あなたのコーディングの経験年数を教えてください。/ How many years of coding experience you have?。回答数: 145 件の回答。

Q29. Python の利用年数

ここ10〜15年間で Python の利用者が増加したことがうかがえます。

 フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q29. よろしければ、あなたの Python の利用年数を教えてください。/ How many years you have been using Python?。回答数: 144 件の回答。

イベントについて

Q9-10. チケットの価格設定

約9割の皆様に、適正な価格であるという評価をいただきました。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q9. 本イベントは有料で開催されましたが、値段は適切だったと思いますか?以下より選択してください。 / What do you think about the participation fee of PyCon JP?。回答数: 146 件の回答。 

Q12-15. 企画について

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q12. 企画について質問です。以下の事柄に対して、満足しましたか?。回答数: 。 

基調講演について

基調講演について、1日目は FastAPI のデベロッパ、セバスチャン・ラミレスさんにお越しいただきました。PyCon JP 全体のハイライトとして高く評価を受けており、「感動した」「重みがあった」「非常に刺激的だった」との声が多く、技術だけでなく人間的なメッセージに共感した参加者が多くありました。特に、Pythonコミュニティにおける姿勢や、継続することの大切さを伝えるメッセージが印象的だったと述べる声もありました。

2日目は、著書「#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった」の著者である、大塚あみ様に自身の経験と将来の展望を講演いただきました。特に、学生や若い方からいただいた感想として「大塚さんのお話をうけて、自分も何か挑戦しよう」と感じたなどの前向きな感想をいただきました。

一方で、来年への期待として、Python に関する高い専門性を持つスピーカーの講演を希望する声もありました。

来年のキーノート登壇者の招聘の参考にさせていただきます。

トーク・ポスターセッションについて

トークやポスターセッションについては、内容の多様性や、技術・分野の幅広さを評価する声がありました。ただし「何がどこで行われているのか分かりにくかった」「全体の見通しが不透明」という意見もありました。

オープンスペース

良い取り組みであった、という意見も頂戴いたしました。ただ、人が集まりにくく(周知がなく)、もうひと工夫が欲しかった、動きにくかったという意見もございました。

スポンサーブース

色んな話を聞けてよかったという声をいただきました。それぞれのブースが求人中心の出展なのか、商品紹介の出展なのか、そして、どんな分野の業種の出展なのかもう少し具体的に紹介があると行きやすいとのご意見がありました。

また、ウェブアプリ版のスタンプラリーについてトラブルが発生し、紙媒体に当日変更しましたが、こちらについて周知徹底が足りず、スタンプラリーに参加できなかった参加者もいるとお聞きしております。ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。

Q16-17 Web サイトについて

サイトのデザインが美しく、参加を決める大きな要因になったという声が多かったです。一方で、タイムテーブルやスピーカー情報などの公開が遅く、情報が分散していて探しにくいとの指摘もいただきました。スポンサー情報・スプリント案内の改善提案もありました。

また、イベントについて決定が遅れた部分が多くあり、Web サイトへの情報公開が開催間近になってしまった場合もありました。

Q18. パーティについて

親会は料理の質・量ともに高評価で、ご当地グルメや補充の行き届いた食事に満足する声が多くありました。参加者同士の交流も活発で、パックマンルールにより初参加者も話しやすかったとの意見がありました。一方で、会場の狭さや混雑を指摘する声や、イベント中の企画(抽選やクイズ)を求める意見もありました。

Q23. Wi-Fi について

広島国際会議場が提供するフリー Wi-Fi を提供いたしましたが、特にスポンサーブース周辺で接続性が悪く、厳しい声をいただきました。

Q24. 今後も PyCon JP に参加したいか

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: Q24. 今後も、日本で開催されるPyConに参加したいと思いますか? / Do you plan to attend future PyCons in Japan?
。回答数: 147 件の回答。 

参加したい、という声を多くいただきました。

会場について

Q25. 開催地の検討について

今回の広島開催は非常に好評で、「地方開催だから参加できた」「観光も楽しめた」などの声が多く寄せられました。一方で、2年連続同一地域は新鮮味に欠けるとの意見もあり、「地方と東京の交互開催」や「全国持ち回り開催」を望む声が目立ちました。会場の利便性や雰囲気は概ね高評価で、「沖縄」「福岡」「北海道」など、次回以降の開催地候補も多様に挙がりました。

その他

その他にも、以下のような意見をいただきました。

  • お弁当やノベルティ、スポンサーブースのおやつが豪華で嬉しかった
  • 懇親会やランチでの広島の特産品や名物料理のチョイスがよかった
  • 午前中の参加者が少なく、発表が寂しかったのが残念でした
  • タイムテーブルを決める際に、スピーカーに候補日時を事前調査した方が良い
  • 尖ったセッションももっと欲しい

ここに書ききれなかった内容もたくさんございました。今回いただいた意見をもとに PyCon JP 2026 では、より快適で参加しやすく、学びと交流の両面で充実したイベントを目指します。多くのご意見を真摯に受け止め、次回以降の運営に活かしてまいります。皆さまのご参加とご協力に、心より感謝申し上げます。

2025-11-07

オープンソースカンファレンス 2025 FukuokaにPyCon JP Associationが出展・発表します

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。

2025年11月22日(土)に福岡県福岡市で開催されるオープンソースカンファレンス 2025 Fukuokaに、PyCon JP Associationとしてブース出展とセミナー発表をするので、そのお知らせです。

Seaside-momochi-2

 PyCon JP Associationとしての出展は2019年以来のようです。当時は寺田さんが出展していたようです。

私は初めてのOSC(オープンソースカンファレンス) Fukuokaであり、福岡に行くこと自体も初めてです。当日は私がブースにいて夕方に発表もするので、ぜひPythonやPyConに興味のある方は来ていただければと思います。

イベント概要

イベント概要は以下の通りです。

セミナー発表の詳細は以下の通りです。主に初心者の方に向けて、Pythonのエラーとの付き合い方を話します。

前日(11月21日)には偶然にもPythonのイベント「Python Meetup Fukuoka #5」が開催されるので、参加予定です。Python Steering CouncilのメンバーであるDonghee氏が登壇されるとのことで、こちらも非常に楽しみにしています。

ではいずれかのイベントで福岡で会いましょう〜〜 

2025-11-04

PyCon JP Association 運営会議 #76を開催しました

鈴木たかのり@一般社団法人PyCon JP Association代表理事です。

PyCon JP Associationは2、3カ月に1回理事が集まって運営会議を行っています。

2025年10月21日(火)に開催した第75回運営会議について報告します。また次回運営会議についてもお知らせします。 

第76回運営会議

 

運営会議参加メンバー(Zoomでのリモート参加者もいます)

運営会議では、開催が終わったPyCon JP 2025の報告や、PyCon JP 2026の座長についての他、各種イベントの状況報告などが行われました。

議事録は以下を参照してください。

次回運営会議 

次回運営会議は2025年12月8日(月)に開催します。運営に興味のある方は、以下のconnpassページから登録してぜひ気軽に参加してください。

PyCon JP 2026 座長発表

一般社団法人PyCon JP Association 副代表理事の吉田です

PyCon JP 2026の座長、日程と会場が決まりましたのでお知らせします。
PyCon JP 2026は2名の共同座長、佐野浩士さんと鈴木たかのりさんによって開催します。

日程、会場、そして共同座長2名からのコメント、また主催メンバーの募集について、以下に記載します。

日程と会場 

PyCon JP 2026は2025と同じ広島で開催します。時期は少し早くなり8月後半です。ぜひスケジュールの確保をお願いします。

共同座長のプロフィールとコメント


佐野浩士、鈴木たかのり

佐野浩士

プロフィール:株式会社佐野設計事務所 代表取締役、静岡のPythonコミュニティ PyCon mini Shizuokaのコアスタッフ、Python駿河のスタッフ。他活動としてStartup Weekendオーガナイザー、個人プロジェクト「lab.sbsb」で3Dプリンター向けWEBサービスの開発など。

コメント:PyCon JPは10年ほど前に初めて参加し、その後スピーカーや主催メンバーも経験させてもらいました。PyCon mini ShizuokaもPyCon JP 2019のときに立ち上がった経緯もあり、このカンファレンスは想い出深いです。
PyCon JP 2026は、技術者との交流の場として大きな軸を持ちながらも、Pythonをこれから学んでみようと思う、未経験や初学者の方も来られる場所にもなればと思ってます。現在は共同座長、これからの主催メンバーと一緒に2026を考えていく段階です。運営側も楽しみながら活動できる環境作りを考えていきます。一緒に取り組んでくれる方をお待ちしてます。どうぞよろしくお願いします!

鈴木たかのり

プロフィール:一般社団法人PyCon JP Association代表理事、PyCon JPでは2011年1月のPyCon mini JPからスタッフとして活動。PyCon JP 2024共同座長。 他の主な活動は、Pythonボルダリング部(#kabepy) 部長、Python mini Hack-a-thon(#pyhack) 主催など。

コメント:これから共同座長2名や主催メンバーとなるみなさんと擦り合わせるところですが、全体としてはやることを減らしてイベントをコンパクト化したいと考えています。その半面、参加者に、より楽しんでもらえるような新たなチャレンジも盛り込みたいと考えています。
参加者が「また参加したい」「登壇したい」と思えるイベント、新しい人、機会と出会えるイベントとしたいと考えています。よろしくお願いしますー。

主催メンバー募集

PyCon JP 2026を一緒に作り上げる主催メンバーを募集します。まずは、イベントの方向性やチーム運営の方法を一緒に考えてくれる方を募集します。参加希望の方は以下のフォームから申し込みをお願いします。その後Slackへの招待してコミュニケーションを開始し、ある程度人数が集まった段階でキックオフミーティング(オンライン)を開催予定です。


2025-10-22

今年も東京で開催!「SciPyDataJapan 2026」

 科学技術とデータの未来をつなぐ、Pythonコミュニティによる新たなカンファレンス


2026年1月24日、東京都・御茶ノ水にて「SciPyDataJapan 2026」が開催されます。このカンファレンスは、科学技術計算に特化した「SciPy Conference」とデータサイエンスをテーマとする「PyDataカンファレンス」を融合させた、日本初の試みです。主催は、NumFOCUSおよび国内Pythonコミュニティで、幅広い分野のエキスパートが一堂に会する場となります。


カンファレンスの特徴

  1. 科学とデータの融合
    分析、モデリング、シミュレーションなど科学技術計算分野と、データサイエンスや機械学習に関するセッションが同時開催されます。参加者は、両分野の最新トピックを体験できます。


  1. 初心者からエキスパートまで楽しめる内容
    Python初心者向けのセッションから、専門家向けの高度な技術トークまで、幅広い層に対応したプログラムを用意しています。


  1. コミュニティ主導のイベント
    国内外のPythonユーザーが集まり、知識の共有だけでなく、交流を深める絶好の機会です。


イベント概要

  • 日時: 2026年01月24日(土曜日) 13:0
    0 ~ 18:30(受付開始:12:00)

  • 場所: 燈株式会社/Akari Inc. 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地御茶ノ水ソラシティ21階
    ※ランチは会場で提供しない予定です(昼食は各自で事前にとることになります)。

  • 主催: Pythonコミュニティ有志

  • スポンサー: NumFOCUS、燈株式会社/Akari Inc.

  • 参加費: 無料


参加登録について

参加登録が開始されています。参加費は無料です。公式ウェブサイトからお申し込みください。

サポートとスポンサー

「SciPyDataJapan 2026」は、オープンソースの持続可能な発展を支えるNumFOCUSのサポートを受け、国内のPythonコミュニティと協力して実施されます。また、スポンサー企業の募集もしております。公式ウェブサイトをご覧ください。

お問い合わせ

「SciPyDataJapan 2026」についてのお問い合わせや、スポンサーシップに関する情報は、公式ウェブサイトをご覧ください。


Pythonによる科学技術とデータサイエンスの融合にご興味のある方々のご参加を心よりお待ちしております!




2025-10-20

OSC2025 Kyotoにブース出展した話

 PyCon JP 2025 主催メンバーの 板清(@Huyu2239)です。


2025年8月3日(日)、京都府京都市で開催された Open Source Conference 2025 Kyoto(OSC京都)に、一般社団法人PyCon JP Associationとしてブース出展してきました。投稿が遅くなってしまいましたが、今回はこのイベントについてお話しします。

ブース展示

今回は塚本 佳康(@yoshi_corleone)さんと共にブース出展を行いました。

ブースに立つyoshiとHuyu
ブースに立つyoshiとHuyu

PyCon JP 2025, Python Boot Camp, PyLadies Caravan などの活動を紹介し、各種ステッカーとPyCon JP 2025のチラシを頒布。ブースには予想以上に多くの方が足を止めてくださり、Pythonについて熱く語り合う時間となりました。 

特に印象的だったのは、来場者の知識の深さです。スレッド処理や新しいバージョンで実装された機能など、普段あまり深く考えていなかった話題について質問を受け、改めて自身の浅学さを実感する場面が多々ありました。一方で、「Pythonを始めたばかりで、コミュニティに参加したい」という初学者の方もいらっしゃり、幅広い層との交流ができたことも大きな収穫です。

PyCon JP 2025が広島で開催されることをご存知の方もいらっしゃいましたが、キーノート登壇者の情報はまだ広まっていない様子でした。お二方の経歴や講演テーマをご紹介すると、「それは聞きたい!」「広島まで行く価値がありますね」と、多くの方に興味を持っていただけました。

LT会 

塚本さんのLT「カンファレンス開催してみた」では、開催しようとしたイベントにコロナ禍が直撃したエピソードが語られました。会場からは共感の声や笑いが起こり、OSCコミュニティの温かさを肌で感じる瞬間でした。

懇親会

懇親会は京都駅周辺のホテルにて、約70名の参加者とともに開催されました。普段は初対面の方との会話が得意ではない私ですが、お酒を片手にリラックスした雰囲気の中、さまざまなバックグラウンドを持つ方々と談笑できました。

セッションでは聞けない開発現場の苦労話、OSS活動の裏側、地方でのコミュニティ運営の工夫など、貴重な情報交換の場となりました。技術交流において、このようなインフォーマルな場が持つ価値の大きさを実感した時間です。

まとめ

OSC京都2025への参加を通じて、技術イベントがもたらす価値を改めて認識しました。多様な参加者との対話、最新技術動向への触れ合い、そしてコミュニティの温かさ。これらは日常の業務や独学だけでは決して得られない、かけがえのない体験です。

そして、このような素晴らしいイベントが2025年11月22日(土)に福岡で開催されます。(Open Source Conference 2025 Fukuoka Pythonユーザーはもちろん、オープンソースに興味のあるすべての方にとって、新たな出会いと学びの場となるでしょう。ぜひ多くの方にご参加いただき、一緒に技術コミュニティの輪を広げていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

2025-10-14

PyCon JP TV #57「PyCon JP 2025振り返り」を配信しました。次回 #58は2025年11月7日(金)配信、テーマは「地域コミュニティ座談会」

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。 

PyCon JP TV #57「PyCon JP 2025振り返り」を配信したのでその報告と、次回#58「地域コミュニティ座談会」の予告です。

次回は初の「公開生放送」!
次回PyCon JP TVでは、PyCon mini 東海 2025の非公式前夜祭として、初めての「公開生放送」を行います。時間が18時からと少し早いですが、ぜひ現地参加して一緒に盛り上げてください!!以下のconnpassから参加登録をお願いします。19:00以降は同会場で配信を続けながらピザとビールで懇親会をします。 

PyCon JP TVの配信予定Googleカレンダーはこちらです。配信日を忘れないようにカレンダーへの登録をお願いします。

PyCon JP TV #57: PyCon JP 2025振り返り

2025年10月のPyCon JP TVでは「PyCon JP 2025振り返り」と題して10月3日(金)に配信しました。視聴してくれたみなさん、コメントいただいたみなさん、ありがとうございました。

面白かったら高評価してくれたり、チャンネル登録してくれるとうれしいです。
動画はこちらです。


各種関連情報へのリンクなどは、以下のPyCon JP TVのWebページで確認できます。
Pythonニュースでは以下についてとりあげました。

メイントーク: PyCon JP 2025振り返り

メイントークでは、2025年9月26日〜28日に広島で開催されたPyCon JP 2025の様子を、写真を交えて振り返りました。

カンファレンス前日の準備から、28日の開発スプリントまで、現地の様子がイメージできたでしょうか?

PyCon JP TV #58 予告: 地域コミュニティ座談会

次回のPyCon JP TV #58は2025年11月7日(金)に18:00から配信予定です(いつもより早いのでご注意ください)。

メイントークのテーマは「地域コミュニティ座談会」です。PyCon mini 東海 2025の非公式前夜祭として、愛知、静岡、宮崎の各地域コミュニティを運営している方をゲストにお迎えして公開生放送で行います。

それでは、次回のPyCon JP TVでお会いしましょう。お便りもお待ちしています。「こんな内容を扱ってほしい」「パーソナリティーへの質問など」お気軽にご意見お寄せください!!

 

2025-10-03

PyCon JP 2025での寄付の報告

鈴木たかのり@PyCon JP Association代表理事です。

ブログ「PyCon JP 2025のPyCon JP Associationブースで寄付を受け付けます」でお知らせした通り、先日開催されたPyCon JP 2025の会期中に、PyCon JP Associationブースで寄付を受け付けていたので、その報告です。ブースで500円以上の寄付をした方は特性キラキラステッカーを受け取る権利があります。

というわけで、寄付総額は

寄付金額
54名の方から合計42,000円の寄付をいただきました!!

寄付していただいたみなさんありがとうございます!!!

今回からSquareを利用してクレジットカード決済のみ対応としましたが、ブースから席を離れるときに現金の扱いを気にしなくてよくなったので、非常に運用がやりやすくなりました。

寄付金は遠方参加者の支援を中心に使わせていただきます。

「寄付しない?」とスプリントの各テーブルを回る寺田理事

寄付受付については以下のページも参照してください。

PyCon JP Association Meeting 2025を開催しました

 一般社団法人 PyCon JP Association 理事の清水川です。


PyCon JP 2025のランチタイムに開催した「PyCon JP Association 公開ミーティング」について、当日の様子を報告します。

一般社団法人PyCon JP Associationは毎年開催されるPyCon JPのイベントの中で、イベント参加者を対象にした公開ミーティングを開催しています。このミーティングは一般社団法人PyCon JP Associationの活動を広く知ってもらい、質問、アイディア、意見を交換することを目的としています。


イベント概要

  • 日時: 2025年9月27日(土)
  • 会場: PyCon JP 2025 広島国際会議場
  • PyCon JP Association 理事: 6名 (代表理事: 鈴木たかのり)

資料


当日は以下の議題について、報告と議論が行われました。
  • 理事あいさつ
  • PyCon JP Associationの紹介
  • 2024年の活動報告及び会計報告
  • 2025年の実施状況及び予算
  • 今後の計画とPyCon JP 2026について
  • PyCon JP Associationの運営全般
  • その他
  • 質疑応答


当日の様子

ミーティングはランチタイムに開催され、参加者の皆さんはリラックスした雰囲気の中でご参加いただけたんじゃないかと思います。参加してくれたみなさん、意見、質問をくれたみなさん、ありがとうございました。

ミーティングの様子

報告の詳細は、当日のスライド PyCon JP Association meeting 2025 をご参照ください。

報告の中でお伝えしたように、 PyCon JP 2026の座長を募集中 です。興味のある方は、募集期間は過ぎていますがフォームからお申し込み下さい。

質疑応答

質疑応答はSlidoを使って行い、参加者から多くの質問をいただきました。
以下、質問と回答を抜粋で掲載します。

イベントの開催地について

  • Q. なぜ広島で開催したのですか?
    • A. 詳しくは運営会議の議事録を見て欲しいが、もともと東京以外で開催したいと考えていた。Pythonのコミュニティがある地域じゃないと開催は難しいと思い、いくつかの地域のコミュニティメンバーにヒアリングを行い、やる気があった地域でかつ場所が確保できたため、広島で開催することとなった。(takanory

法人の運営、財務について

  • Q. 理事が認識している課題はなんですか?
    • A. PyCon JPの年次イベントについてですが、座長以下毎年の主催メンバーの多くが変わるため、外部とのやりとりなど安定的な対応が必要な部分が継続的に課題となります。特に今年は広島開催で多くの主催メンバーが変わりました。(yoshida
    • 理事があまり入れ替わっていないので、どうやって新しい理事に入ってもらうか(Jonas
  • Q. 一社の net assets (純資産) が年々増えているようですが、支出を増やすことは考えていますか? またどれくらいの net assets の水準をキープしたいなどの目標はありますか?
    • A. 資産を貯め続けても仕方が無いので、Pythonコミュニティーの発展に役立つことに還元して行きたいと思っています。とはいえ活動を動かす人手も足りていないので、運営メンバーを募集しています。一方で、ここ数年のイベント規模1回分を支えられるほどの資産は無いので、どこまで活動に使って良いのかという悩みがあります。(shimizukawa
  • Q. What is the typical time commitment for operating and board members? (運営メンバーや理事の典型的なコミットメント時間はどのくらいですか?)
    • A. 時期によるが月に数時間程度ではないか?PyCon JPの主催メンバーだと多いと週に10時間とか使うこともある(terada
  • Q. PSF補助金を分割したとのことですが、これまでの補助金はどこに含まれていますか
    • A. 元々、スポンサー収入に含まれていました。海外からの補助金は消費税の扱いがちがうので決算で名目を変更しています。これに合わせています(shimizukawa
  • Q. 若者への代替わりを積極的に推進するために、具体的に考えていることはありますか?
    • A. 若者に限ったことではないと思うが、代替わりは考えていきたい(takanory
    • A. 寺田は今期で退任することを決めている。若い人・新しい人に理事になってもらいたいと思っている。なお、退任するが関係性は保ち、PAOに活動の中心を移す予定(terada
  • Q. どこにむかっていきたいですか?
    • A. 昨年も意見が出た内容だと思う。理事内でいろいろとディスカッションしたが、新たなミッション・目標の設定は難しいという事になり、各理事ごとに今期の向かっていく方向を決めている(terada
    • A. まだ理事になって2期目だが、法務やPyLadies Caravanなどを中心に動こう考えていてそれなりに目標に向かって動けていると思う(maaya

法人の活動内容について

  • Q. Python Asiaとのコラボレーションに関する話を聞きたい
    • A. イベントへの積極参加は考えている (takanory
    • A. 他には決まっていないが、PAO側からも積極的な依頼をしていきたい (terada
  • Q. PythonBootCampが2025で1回なのは、開催希望が単純にないからですか?それとも別の理由でしょうか?
    • A. 単純に申し込みが1か所のみだったためです(ryu22e)
    • A. なにか別なイベントとかを考えた方がいいのかなーとか妄想しています(takanory

上記のようにたくさんの質問がよせられ、活発な意見交換ができました。改めて、ミーティングに参加してくださったみなさん、ご意見・ご質問をくださったみなさん、ありがとうございました。

運営メンバー募集中

PyCon JP Associationでは、継続的に 運営メンバーを募集 しています。Python Boot Campの運営、広報、法務、セキュリティ、イベント運営など、コミュニティを共に成長させていくための様々な役割があります。Pythonの専門家ではなくても、例えば情報管理や人事、事務、会計など、組織を運営していくにはむしろプログラミング以外の分野の助けが必要です。あるいは、そういった技能を組織運営に参加することで身に付けられるかもしれません。自身の得意な技能を使って日本のPythonコミュニティを支え、発展させていくためにできることはいろいろあります。ぜひ、運営メンバーとして一緒にやっていきましょう。

PyCon JP Associationには、日本のPythonコミュニティを盛り上げるため、アイディアを出してくれる方や、さまざまな活動を推進してくれる方が必要です。PyCon JP Associationがどんなことをやっているのか興味がある方は、2〜3ヶ月ごとに開催している運営会議に、ぜひ参加してみてください。

次回は2025年10月21日(火)に開催予定です。以下のリンクから、まずはオブザーバーとしてご参加ください。
過去の運営会議の議事録は全て公開しています。

2025-09-29

PyCon JP TV #56「PyCon JP 2025の楽しみ方」を配信しました。次回 #57は2025年10月3日(金)配信、テーマは「PyCon JP 2025振り返り」

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。 

PyCon JP TV #56「PyCon JP 2025の楽しみ方」を配信したのでその報告と、次回#57「PyCon JP 2025振り返り」の予告です。

PyCon JP TVの配信予定Googleカレンダーはこちらです。配信日を忘れないようにカレンダーへの登録をお願いします。

PyCon JP TV #56: PyCon JP 2025の楽しみ方

2025年9月のPyCon JP TVでは「PyCon JP 2025の楽しみ方」と題して9月5日(金)に配信しました。視聴してくれたみなさん、コメントいただいたみなさん、ありがとうございました。

面白かったら高評価してくれたり、チャンネル登録してくれるとうれしいです。
動画はこちらです。


各種関連情報へのリンクなどは、以下のPyCon JP TVのWebページで確認できます。
Pythonニュースでは以下についてとりあげました。

メイントーク: PyCon JP 2025の楽しみ方

メイントークでは、2025年9月末に開催予定のPyCon JP 2025の楽しみ方を、パーソナリティ2人の視点でお伝えしました。

初めて広島(東京以外)で開催されるPyCon JP 2025です。会場の様子やタイムテーブルなど、現地でイベントをより楽しむための情報はお伝えできたでしょうか?

PyCon JP TV #57 予告: PyCon JP 2025振り返り

次回のPyCon JP TV #56は2025年10月3日(金)に19:30から配信予定です。

メイントークのテーマは「PyCon JP 2025振り返り」です。広島で開催されるPyCon JP 2025の現地の様子を、写真を交えて振り返ります。

それでは、次回のPyCon JP TVでお会いしましょう。お便りもお待ちしています。「こんな内容を扱ってほしい」「パーソナリティーへの質問など」お気軽にご意見お寄せください!!

 

2025-09-28

PyCon JP 2025 LTへのたくさんの応募、ありがとうございました! Thank you for all the Lightning Talk submissions for PyCon JP 2025!

English follows Japanese.

PyCon JP 2025 プログラムチームの nikkie です。  
カンファレンス 2 日間、本当にお疲れさまでした。この記事はスプリントデーに書いています。

たくさんの応募に感謝

今年のライトニングトークには、本当にたくさんの応募をいただきました。スタッフ一同、心より感謝しています。

  • Day 1: 22 本
  • Day 2: 36 本

厳正なる抽選の結果、
Day 1は7名の方に、Day 2はスポンサー LT 2名を含む8名の方にご登壇いただきました。  

会場を大いに盛り上げてくださった皆さま、本当にありがとうございました!

厳しい採択率でした

LT はプロポーザル採択と同じか、それ以上に狭き門となりました。
採択されなかった方も、ぜひブログや勉強会などでアウトプットしていただけると嬉しいです。
多くの方の知見や経験が共有されることを願っています。

次回に向けて

PyCon JP 2025 は幕を閉じましたが、2026 に向けて公式ブログでの発信は続きます。  
ぜひ公式 X アカウントとあわせてフォローし、次回にご期待ください。


2025-09-26

PyCon mini 東海 2025のチケットを発売開始!

 皆様、こんにちは。

名古屋はだんだんと季節が秋めいてきました。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。


このブログを執筆しているPyCon mini 東海 2025の座長りょうは、本日からのPyCon JP 2025が控えていること・会場が広島ということもあり、朝晩の涼しさもあり、なんだか浮き足立っているような、ワクワクのような、ちょっとそわそわした感じです。

PyCon JPに参加される方とはPyCon JP 2025の方でもお会いできれば嬉しいです。

なお、PyCon mini 東海 2025としてはポスター発表に、私は2日目のD&I(Diversity & Inclusion)パネルディスカッション (Panel Discussion)に登壇させていただきます。ずっとドキドキですが、会場にいらっしゃる方は暖かく応援していただけると嬉しいです。(ぜひ、声もかけてくれると嬉しいです。オレンジ色のTシャツを着ています。)

と、PyCon JP 2025での私たちの出番の宣伝ばかりのようになってしまいましたが、

今回ブログを書いていますのはPyCon mini 東海 2025のチケットを発売開始したためです。

今年は昨年よりチケット代を少しお値下げをさせていただきました!!!!!!

PyCon mini 東海 2025 connpass

PyCon mini 東海 2025 懇親会 connpass


今年のPyCon mini 東海 2025 でも厳選に厳選を重ねたトーク7本・ハンズオンワークショップ3本を採択させていただきました。
タイムテーブルはこちら


今年のキーノートは 村橋究理基さんです。


お写真!

プロフィールは以下のとおりです。
愛知県一宮市(旧尾西市)出身。1990年生まれ。 愛知県立津島高校を卒業後、2010年に北海道大学に入学。 理学部地球科学科、 大学院理学院 宇宙理学専攻と進学し、 数値シミュレーションを用いた火星気象に関する研究に取り組んでいたが、 博士課程に7年半も在籍し、トータルで14年近くの学生生活を過ごす。 オーバードクターしつつベンチャー企業などに勤め、 業務の中で地球の気象データや地図データの処理などのためにPythonを活用。 博士の学位取得後2024年3月より松江工業高等専門学校 情報工学科の助教に着任。 着任直後からオープンソースカンファレンス島根の実行委員長を務めるなど、 ITエンジニアコミュニティに積極的に参加している。Twitter (@mkuriki_) がたまにバズる。



開催概要は以下のとおりです。

会場:中日ホール&カンファレンス(昨年できたばかりのとっても綺麗な会場です)
        名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル6F(地下鉄栄駅直結、名古屋駅より約5分、アクセスもバッチリ!)

日時:2025年11月8日(土)


去年の様子


また、スポンサー企業様の募集期間も延長いたしました。
私共のカンファレンスを支援してもよいと仰ってくださる企業様がいらっしゃれば、ぜひ、お待ちしております。
スポンサー応募フォーム


そして、遠方よりいらっしゃる皆様に大切なお知らせです。

PyCon mini 東海2025 は今年も複数の大型イベントとぶつかってしまったため、愛知県が全体的に+岐阜もホテル等の宿泊施設の費用が値上がりしているとのことです。
お早めに宿泊施設を押さえていただくことをお勧めいたします。


では、本日からのPyCon JP 2025、そして11月8日のPyCon mini 東海 2025で皆さんにお会いできるのを心待ちにしています。




#PyConJP2025 & ルーム別ハッシュタグのご案内

PyCon JP 2025では、参加者のみなさんと一緒にSNSで盛り上がるために、カンファレンス全体のハッシュタグとルーム別のハッシュタグを用意しています。

セッションの感想や学びをシェアして、一緒にイベントを盛り上げましょう!

カンファレンス全体のハッシュタグ

#PyConJP2025

こちらはイベント全体に関するツイートにぜひご利用ください。会場の雰囲気や広島での体験など、自由に共有してください。

ルーム別ハッシュタグ

公式Webサイトの会場マップにも、ルームハッシュが記載されています。

フェニックスホール: #pyconjp_1
ダリア1: #pyconjp_2
ダリア2: #pyconjp_3
ラン: #pyconjp_4

また、公式アカウント @pyconjapan でも、各トーク開始前に上記ハッシュタグ付きでツイートします。ルームごとに投稿が集まることで、トークの内容でリアルタイムに盛り上がる「タイムライン」ができあがります。

どう使えばいい?

  • 聞いていて印象に残った言葉やスライドを共有
  • セッション中の気づきを投稿する
  • 他の参加者のツイートを見つけて交流する

カンファレンスの空気を、会場にいる人もオンラインの人も一緒に楽しめるように、みんなでハッシュタグを活用して、PyCon JP 2025を盛り上げていきましょう!✨