2016年11月12日(土曜)に PyCon mini Hiroshima 2016 を開催します!
会場は広島市の中心にある「広島市立大学サテライトキャンパス」(広島市役所前)、開始は午前10時、終了は午後5時の予定です。
テーマ「広島とPython」
昨年はじめて広島で開催したPythonのカンファレンス PyCon mini Hiroshima ですが、第2回は「広島で Python がどう使われているのか」 「広島で Python 技術者にどんなチャンスがあるのか」といった話題を集めました。プログラマーだけでなく、地域にフォーカスしたビジネスや事業に興味を持つ方にも役立つ内容と思います。
まず「人間の言葉を理解するコンピュータ」の研究に取り組む広島市立大学「言語音声メディア工学研究室」を中核とした観光振興プロジェクトをご紹介いただきます。そしてテーマに沿った講演セッションで、研究、教育、データの分析と可視化、スクレイピングなど Python の得意技を盛り込みつつ、「広島カープ」「しまなみ海道のサイクリング」など地域に根ざしたPythonの利用事例をご紹介します。
広島のソフトウェア技術者コミュニティは、最近のPythonの動向をどのように捉えているでしょうか?すごい広島、LT駆動開発などで、広島のIT勉強会を牽引している火村智彦さんには「Pythonとプログラミング」というスペシャルトークをお願いしました。他のプログラミング言語とPythonを比較したいとのことですが、Python を褒めるばかりの内容にはならない感じがします。どんなお話になるのでしょうか。
ライトニングトーク = IoTLT広島Vol.4
もうひとつ、実行委員長である西本がいま興味を持っているテーマは、いわゆる Internet of Things (IoT) 分野での Python の活用です。
全国的な広がりとなってきた「IoT縛りの勉強会 IoTLT」の広島版が今年の春から活動を始めています。
そこで今回は PyCon mini Hiroshima のライトニングトーク (LT) セッションの時間を IoTLT広島 の特別版として丸ごと使っていただき、Python ファンと IoT コミュニティ、電子工作ファンが広島で交流していただけることを目指しました。
このLTセッションは1件の持ち時間は約5分で、現在、発表者を募集中です。
本来は「IoT縛り」というルールなので、今回は「LTの中にIoTに関しての話題を5秒以上盛り込めばOK」としていただき、Python についても発表しやすいように配慮されています。
是非ともお楽しみいただければと思います。
そして、この IoTLT セッションの前座で、西本はマイコン向け軽量版 Python = MicroPython と低価格 WiFi モジュール ESP8266 の話をさせていただく予定です。
運営している人たち
PyCon mini Hiroshima 2016 は今年も広島在住の西本が実行委員長として、そして去年の第1回開催を支えた実行委員に加えて、IoTLT広島、広島市立大学の関係者によって準備を進めています。非営利のプロジェクトとして、参加費無料での開催となります。将来、広島の地域 PyCon が参加費やスポンサー企業によって運営されることを目指して、今年も内容のクオリティを維持しつつ、皆様に楽しんでいただけるイベントを目標にしています。
一般社団法人 PyCon JP の皆様には今年も告知等でご支援をいただき、感謝しております。
誰にでも参加していただけるイベントを目指して
スクリーンリーダー(視覚障害者が利用する画面読み上げソフト)NVDA のコミュニティを広島で模索したことから PyCon mini Hiroshima は始まりました。この経緯を踏まえて、また「IT勉強会」は本来「情報のアクセシビリティ」実践・実験の場にふさわしいはず、という考えから、今年も PyCon mini Hiroshima は「参加者の多様性を尊重し、誰にでも参加していただけるイベント」を目指しています。
参加申込またはメールアドレス hiroshima@pycon.jp にてご要望を伺っておりますので、お気軽にご相談ください。
なお、去年の第1回の記録はこちらにまとめましたのでご利用ください。
それでは、皆様と PyCon mini Hiroshima 2016 でご一緒できることを楽しみにしております。
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