2015年11月22日(日曜)に広島市で PyCon mini Hiroshima を開催しました。
参加者はセッション42人、懇親会18人でした。
広島地域のIT系勉強会として大きな規模ではありませんが、皆様に楽しんでいただき、また広島県外からも多数ご参加いただくことができました。
石本敦夫さんからは「時間をかけてひとつの技術に深く取り組むこと」の大切さを、ご自身が Python に関わってこられた経験を踏まえて話していただきました。
ニュートンの「巨人の肩に乗る」という言葉になぞらえて、Python は「深く学んでいくテーマ」にふさわしい技術だ、というメッセージが込められたタイトルでした。
Python をこれから勉強してみたい人にとっては、大切なメッセージだったと思います。また、すでに Python を活用している人にとっては、日頃の活動を振り返るきっかけになったのではないでしょうか。
参加者はセッション42人、懇親会18人でした。
広島地域のIT系勉強会として大きな規模ではありませんが、皆様に楽しんでいただき、また広島県外からも多数ご参加いただくことができました。
基調講演:石本敦夫さん「Pythonの肩にのる」
石本敦夫さんからは「時間をかけてひとつの技術に深く取り組むこと」の大切さを、ご自身が Python に関わってこられた経験を踏まえて話していただきました。
ニュートンの「巨人の肩に乗る」という言葉になぞらえて、Python は「深く学んでいくテーマ」にふさわしい技術だ、というメッセージが込められたタイトルでした。
Python は幅広く使える言語。高みに登っていくのが容易。巨人の肩に乗る(ニュートン) #pyconhiro
— にしもつ (@24motz) 2015, 11月 22
Python をこれから勉強してみたい人にとっては、大切なメッセージだったと思います。また、すでに Python を活用している人にとっては、日頃の活動を振り返るきっかけになったのではないでしょうか。
Pythonの肩に乗る from Atsuo Ishimoto
インフラや機械学習など、新しい技術やサービスの API やツールが Python に対応していることが多い、といった最近の状況を反映してか、日本でもこの3年くらいで python.jp へのアクセス数が2倍になったとのことです。
石本さんには今回、広島の観光や料理なども楽しんでいただけたご様子でした。
インフラや機械学習など、新しい技術やサービスの API やツールが Python に対応していることが多い、といった最近の状況を反映してか、日本でもこの3年くらいで python.jp へのアクセス数が2倍になったとのことです。
石本さんには今回、広島の観光や料理なども楽しんでいただけたご様子でした。
ステッカーとプレゼント
ロゴができたのでステッカーを作りましょう、という話になり、制作したステッカーを参加者にお配りしました。
一般社団法人 PyCon JP への寄付(キラキラのステッカーを受け取る権利つき)にも多くの参加者にご協力いただきました。
PyCon mini Hiroshima ステッカーかわゆい #pyconhiro pic.twitter.com/KfNFaVggeH
— Masataka Arai (@massa142) 2015, 11月 22
ステッカー頂きました ありがとうございます #pyconhiro https://t.co/7UQVqTgOlK
— tkt (@takatayoshitake) 2015, 11月 22
参加者へのプレゼントに使ってください、ということで:
株式会社 オライリー・ジャパン 様から
株式会社 技術評論社 様から
をご提供いただきました。あらためてお礼を申し上げます。
イベントのクロージングでじゃんけん大会を行いました。
プレゼントを獲得できた皆さんの(嬉しそうな顔の)写真です。
(回答数 14)
今回のイベントは満足できましたか?
大変満足 11
満足 3
参加者のお住まい
広島県 8
広島県以外 6
来年 PyCon mini Hiroshima が開催されたら参加しますか
参加する 9
参加しない 0
わからない 5
回答数が多くはないのですが、「来年もやってほしい」という声はあちこちで伺いました。それについてはのちほど……。
講演者のスライドは connpass にまとまっています。
Togetter をいつの間にか作っていただいています。
参加者のブログ記事:
株式会社 オライリー・ジャパン 様から
- 「Python 文法詳解」
- 「ハイパフォーマンスPython」
- 「サイバーセキュリティプログラミング」以上各1冊
- ノベルティグッズ
株式会社 技術評論社 様から
- 「Pythonライブラリ厳選レシピ」3冊
をご提供いただきました。あらためてお礼を申し上げます。
イベントのクロージングでじゃんけん大会を行いました。
プレゼントを獲得できた皆さんの(嬉しそうな顔の)写真です。
アンケート
イベント終了後、参加者にアンケートをお願いしました。(回答数 14)
今回のイベントは満足できましたか?
大変満足 11
満足 3
参加者のお住まい
広島県 8
広島県以外 6
来年 PyCon mini Hiroshima が開催されたら参加しますか
参加する 9
参加しない 0
わからない 5
回答数が多くはないのですが、「来年もやってほしい」という声はあちこちで伺いました。それについてはのちほど……。
感想や報告記事など
おかげさまで「豪華な講演者」「発表のレベルが高かった」などのご評価をいただきました。講演者のスライドは connpass にまとまっています。
Togetter をいつの間にか作っていただいています。
参加者のブログ記事:
PyCon の肩に乗る
今回はあえて企業スポンサーなどをお受けしなかったのですが、PyCon のためなら全国どこにでも駆けつけて協力するよ、というようなお話もありました。
一般社団法人 PyCon JP のご協力をいただいて PyCon mini として開催したことで「PyCon の輪」を広島に広げることができ、本当によかったと思っています。
参加者の集合写真:
参加者の集合写真:
実行委員(佐々木、西本、曽根、石橋):
誰にでも参加していただけるイベントの今後
PyCon mini Hiroshima は「誰にでも参加していただけるイベント」を目標に準備をしてきました。
スクリーンリーダーでの操作に配慮しながらPyCon mini Hiroshimaのページを作ったところ、「スクレイピングと Python 」のセッションでこのサイトが何度もデモの素材にされて、「アクセシブルなページはスクレイピングしてもらいやすい」ということを再認識できました。
西本のセッションではコンセプトの説明を兼ねて「スライド共有サービスがテキストを抽出できれば、スライドが視覚障害者にも読めるようになる」ことを実演しました。
聴覚に障害をお持ちのかたの参加を想定して「発表30分」「講演者の交替は最低5分」という余裕のあるタイムテーブルで準備をした結果、講演者も質問者も落ち着いて参加していただけたと思います。
会場に足を運ぶことのバリアが大きい、という人もいらっしゃいます。そんな人にも届いてほしいと願いつつ、インターネット配信も(直前まで告知していませんでしたが)実施しました。
アクセシブルであることは、カンファレンスの「たくさんの人になにかを伝える」という効果をより大きくすることに繋がるはずです。つまり「誰にでも参加していただける」というテーマは、イベントのクオリティを高める、ひとつの方法だろうと思っています。
どのような試みができるかは分かりませんが、同じ気持ちを持ちながら、来年も広島で PyCon mini を開催したいと考えております。
今後ともよろしくお願いします。
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