鈴木たかのり@一般社団法人PyCon JP Association副代表理事です。
一般社団法人PyCon JP
Associationは毎年開催されるPyCon
JPのイベントの中で、イベント参加者を対象にした公開ミーティングを開催しています。このミーティングは一般社団法人PyCon JP
Associationの活動を広く知ってもらい、意見をもらうことを目的としています。
2021年10月15日(金)、16日(土)に開催されたPyCon JP 2021の中でオンサイトとオンラインのハイブリッドでミーティングを開催した。以下に議事録など資料へのリンクや、簡単に内容や当日の様子について紹介します。
イベント概要、資料とミーティングの主な議題
- 日時: 2021年10月15日(金) 17:00-18:00
- 会場: オンサイトとZoomのハイブリッド
- 参加者:
- PyCon JP理事(5): 寺田学、鈴木たかのり、清水川貴之、吉田俊輔、オブリスト・ヨナス
- 参加者(約20名)
- 資料:
主な議題として以下のような内容について話しました。
- 理事あいさつ
- PyCon JP Associationの紹介
- 2020年の活動報告及び会計報告
- 2021年の実施状況及び予算
- 今後の計画とPyCon JP 2022について
- PyCon JP 2022 について
- PyCon JP Associationの運営全般
- その他
当日の様子
当日はステージ上には理事4名と、リモートで理事の清水川さんが参加。またオンサイト会場の参加者のみなさんと、Zoom上でも参加できるようにしてハイブリッドで開催しました。なにがどういう設定になっているのか全然私は理解していませんが、PyCon JP 2021配信スタッフの努力によりスムーズにハイブリッドの会議が実現できていました。すごい。
参加してくれたみなさん、意見、質問をくれたみなさん、ありがとうございました。
オンサイトでのミーティング参加者のみなさん |
- 2019年のクロージングであったPythonの商標問題はどうなったのか?(イクバル)
- 商標問題については、PyCon JP Associationは情報提供(日本でのPython書籍のリストなど)を行ったが、PSFが主体となって活動している。客観的な事実としては、商標は無効になったのではないかと考えられる。(寺田
- シンガポールなど新しい人が入らずに活動が減っているPythonコミュニティがある。どうするとうまく継続できると思うか?(イクバル)
- 日本が特別強い体制を持っているかというと、そうでもない認識。座長募集は毎回苦労しているし、スタッフも入れ替わったり戻ってきたりと様々。(寺田)
- 今年はスタッフが半分くらい入れ替わった。ぜひスタッフに参加してもらえれば。(吉田)
- PyCon JP 2022座長について、片寄さんが立候補してくれている。(寺田)
- PyCon JPには2016から参加している。スタッフの1人として運営側に入れればと思い座長に立候補した。海外PyConに参加したり、一昨年はPyLadiesバンコクの立ち上げに関わったりなどした。今までの経験もいかして、世界連携、インターナショナルなこともやりたいし日本のイベントも盛り上げたいということで立候補した。(片寄)
- イベントは座長が作るものではなくスタッフと一緒に作っていくものだと思うので、片寄さんと現役スタッフと話をして決めていきたいと思っている。(寺田)
- 2022の座長にどのようなイベントにするかをお任せするということか?(西本)
- うまくハイブリッド開催するのに大変苦労されたと思うが、日本各地からの参加の可能性が生まれたと思っている。コロナが収束したらまたオンサイトのみになると思うと少し残念なところもあある。そういった判断も座長に委ねるということですよね(西本)
- 2021については、ハイブリッド開催の相談をもらって、そこに対するアドバイスや意見は言いました。一番大事なのは、座長やスタッフが「やりたい」という気持ち。(たかのり)
- ハイブリッド開催によって「リモートスタッフ」という考え方もできた(寺田)
- 託児所を設置して欲しい(fugaco)
- 2019までは託児所を設置していた。コロナの状況が落ち着いたら、必ずや復活させたい(natsu
- 全国各地のPyCon JPをやってほしい。トラック1本まるまる「〇〇県」といったイメージで、各地域はオフライン開催でそれを束ねる感じ。(natsu)
- 面白いアイデアですね(たかのり)
- 組込でよくMicroPythonを使っている。以前のPyCon JPにあったオープンスペースみたいなところでESP32のような基板も用意して教えたりみたいなことができたら嬉しい。お金的にそういう資材を買うのはあり得るのか?(Takumi Sueda)
- PyCon JP Associationとして資材の購入をサポートする可能性はある(寺田)
PyCon JP Association運営会議
PyCon JP Associationでは日本のPython界隈が盛り上がるための意見を求めています。PyCon JP Associationがどんなことをやっているのか興味がある方は、ぜひ運営会議にも参加してみてください。
次回は12月16日(木)に開催予定です。以下のリンクからオブザーバー枠で参加登録してください。2、3カ月ごとに開催しています。
過去の運営会議の議事録は全て公開しています。
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