運営スタッフの中には以下のような担当があります。
担当の種類だけでは分からないと思うので、「その担当の存在意義」、そして「具体的な仕事内容の概要」を付け加えて紹介します。
- 座長・副座長
- PyCon JP運営の最高責任者として全体を取り仕切り、より良いPyCon JP開催を実現させることを目的とする。
- 「こんなPyConにしたい!」というビジョンを掲げて方針を明確にする
- 各事柄に関する最終的な決定を行う
- PyCon JP 開催に向けて必要なタスクを洗い出し、各担当に割り振りながらタスク消化するなど、運営が滞らないよう行動する
- (例)運営全体の進捗管理・スタッフミーティングの進行
- 会計
- 会計全般を担当し、PyCon JPの継続的な運営を可能にするために財政面の安定を構築する。
- その年の予算案を作成し、お金の使い道の方針を相談しながら決める
- 運営に必要なお金が入っている口座の管理
- 広報
- PyCon JPの情報を各所に周知し、PyCon JPをより充実したイベントにするために活動する。
- Webサイトの情報更新
- 他メディアへの情報掲載依頼や情報作成、指揮など
- イベントのLT等での飛び込み営業
- プログラム
- PyCon JPの参加者・発表者共に「参加して良かった」と思ってもらえるようにプログラムを計画・実現する。
- CfPによる講演者の募集
- 講演プログラムの作成
- チュートリアルやハンズオンセッションの計画、担当者との調整を行う
- 会場
- PyCon JP運営において会場の不備が無いよう取り計らい、PyCon JP参加者・発表者双方にとって居心地の良い場を提供する。
- 開催会場の選定と確定
- 会場の下見を行い、部屋割りを考える
- 当日の設営や後片付けの指揮を行う
- 受付
- 会場担当と協力して、PyCon JP当日の参加者が気持ちよく受付できるように行動する。
- 当日の受付
- 受付フロー作成
- 名簿の作成・管理
- 事務局
- PyCon JP開催にあたり必要なものを用意し、イベントを充実させるよう行動する。
- ボールペンや模造紙、名札入れなど必要なものを購入し、用意する
- パンフレットや当日の資料など印刷物の準備と印刷業者とのやりとり
- 来場者カウント、アンケート集計など
- 渉外
- ゲストの窓口となり、PyCon JPに参加するゲストが不自由しないよう取りはからう。
- キーノートスピーカーなどのゲストとの連絡・交渉
- ゲストの当日のホテルや移動手段などを考え、滞在前後のおもてなし、サポートを行う
- スポンサー
- スポンサーを募り、運営の財政面を安定させるだけでなく、Pythonコミュニティと企業との繋がりを良好なものにする役割を担う。
- スポンサーの募集要項の作成
- スポンサーへの依頼・交渉を含め、スポンサーとの窓口となって連絡を担当する
- スポンサーから渡されたロゴの掲載調整など
- ランチ・コーヒーブレイク
- PyCon JP参加者の利便性を図ると共に、参加者同士の交流を促す仕組みを作る。
- 当日必要になるお弁当の手配、コーヒーブレイクの業者の選定
- 当日の設営と後片付け
- パーティ
- PyCon JP参加者同士が繋がりを持って楽しめる場を企画し、参加者同士の交流を活発にして「次も参加したい」と思ってもらえるようにする。
- 公式の懇親会の準備
- パーティ会場の手配、料金調整、飲み物交渉など
- Sprint
- Sprintの参加者全員が「参加してよかった」と思える場を提供する。
- Sprintの会場設営
- Sprintの運営・指揮
いかがでしょうか?
上に書いたことだけが各担当が行う仕事の全てではありませんが、だいたいの仕事内容はカバーできていると思います。
PyCon JP 2011の運営スタッフの記事がこちらにありますので、あわせてご覧ください。
PyCon JP 2011の運営スタッフの記事がこちらにありますので、あわせてご覧ください。
もうちょっと細かく知りたいということがありましたら、コメントに書き込んでもらえれば担当者に答えてもらうようにしますので、知りたいことがある方は書き込んでもらえればと思います。
上記の仕事内容を見てPyCon JP 運営スタッフに興味が出てきたという方はこちらのメーリングリストに参加の上、その旨を投稿して頂ければ幸いです。
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