こんにちは。広報チームの小川です。PyCon JP 2024では、多様な背景を持つPythonユーザーの皆さんから、知見や経験を共有していただける登壇者を募集しています。
「PyCon JPで登壇してみたい!」と思っている方の中には、「具体的にどんな感じで、どうしたらよいのかわからない」という不安を抱えている方もいるかもしれません。そこで、このブログでは、トークやポスターでの参加提案を気軽に出していただけるよう、過去に3回登壇した私自身の経験も交えながら、発表応募のポイントをご紹介します。
過去の採択動向
登壇応募に必要なCfP
CfPはCall for Proposals(募集提案)、カンファレンスなどで発表者などを募集する際に、其の発表内容を応募する際の用語です。発表者を決める会議では、CfPに書かれた内容をもとに、レビュアーの皆さんが参加者に魅力的なカンファレンスになるよう、どの内容を採択するか議論されます。
ちなみに2024年のプロポーザルのガイドラインは次のようになっています。
発表テーマに厳密なルールはありません。Pythonistaにとって面白い内容だと思えば応募してください。必ずしもPythonに関する内容である必要はありません。
レビュー基準に関しては以下の基準で行います。応募の参考にして下さい。
1. 関連性: Pythonコミュニティに関連する内容か? 2. 明確性: トークの内容が明確に書かれているか? 3. 専門性: 内容が自身の経験や専門的な内容に基づいて書かれているか? 4. 実用性: 面白い内容あるいは役に立つ内容か?
CfPはPretalxというアプリケーションから提出していただけます。
プロポーザル提出の内容は次のようになっています。
投稿タイトル
投稿のタイプ(トーク or ポスター?)
トラック(投稿の種類)
ライブラリの話?
Python自身の話?
Pythonを用いたプラクティス?
概要(800文字以内)
詳細(300文字以上)
備考
追加公演者
この題材を選んだ理由やきっかけ(公開される)
オーディエンスが持って帰れる具体的な知識やノウハウ(公開される)
オーディエンスに求める前提知識(公開される)
オーディエンスの経験レベル
発表の言語
発表の資料
同意事項
Tシャツサイズ
Pretalxのアカウント作成
自己紹介ページの作成
イベント当日のご都合
トークの提案投稿!!!!!
CfP作成のちょっとしたコツ
結構たくさん書かないといけません。これをノーヒントで書くのは大変です。
そこで私が初めての時やったのは、前年トークされた方の概要などを見て学ぶことです。トークだとタイムテーブルにプロポーザルの1部が掲載されています。それをたくさん読み込み、どんなことを書いている人が通っているのかを研究しましょう!何か見えてくるはずです!
例えば、2023年のサイトに行ってトークをクリックすると
あと、プロポーザルを作る際は、どんな人に聞いてほしいかを頭に想定しながらが良いと思います。自分の話したいことを書くわけですが、自分の思うがまま書くと、これ面白くなさそうだなっていう仕上がりになったりします。CfPの項目に「オーディエンスが持って帰れる具体的な知識やノウハウ」というのがありますが、ここを意識すると良いものになるのではないでしょうか?
提案の提出期限は6月1日20時59分です。ちょっと余裕をもって5月26日くらいに仕上げるのがいいかもですね!
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