2021-12-22

一般社団法人PyCon JP Associationの理事を募集します(2022年2月改選)

一般社団法人PyCon JP Association副代表理事の鈴木たかのりです。

理事1名の追加募集のお知らせです。当法人の理事は1年任期となっており、次の社員総会(2022年2月予定)で理事の再任または交代を行う事となります。

以下の通り追加の理事を募集します。一緒にPythonコミュニティを盛り上げたい方の立候補をお待ちしています。

理事募集

一般社団法人PyCon JP Association(以下、当法人)は、理事(2名以上6名以内)を置くことが定款で決められております。また、理事の任期は1年間とされ再任が可能となっております。2021年12月現在、5名の理事にて当法人を運営しております。

2022年2月の定時社員総会にて理事改選を行います。今回、理事1名の追加募集を行います。

理事の役割

理事は、当法人の意思を決定するための運営ミーティングに参加し、意見を述べると共に議決権を持ちます。運営ミーティングは2ヶ月から3ヶ月に一度開催しております。

運営ミーティングの主な議題は以下の様なものです。

  • 当法人の方針
  • 予算の決定
  • PyCon JPイベントの座長の決定
  • Python Boot Campなどの企画運営
  • 支援事業(各種PyConへの派遣や開催支援、チュートリアルの実施など)の内容決定
  • その他の企画についてなど新たなアイデアを提案  

過去の運営会議の議事録は以下のURLから参照できます。

募集概要

以下の通り、当法人の理事を募集したいと思います。

  • 募集期間: 2021年12月22日(水)から2022年1月31日(月)
  • 申込み時に必要な情報
    • 氏名
    • 連絡先メールアドレス
    • 所属(コミュティなど)
    • 今までのPyCon JP/APACとの関係・役割
    • 理事になり行いたいこと
    • 推薦する当法人社員又は理事(1名以上)
    • 応援者(2名以上)(氏名・ハンドル名など・所属コミュニティ)
    • その他(どんなことでも)
  • メールにて board@pycon.jp 宛てに連絡をください。

推薦人

理事に立候補するには、下記の推薦人が必要です。

  • 最低1人の当法人社員又は理事からの推薦
  • 自身のコミュニティやPython関連コミュニティから2人以上の推薦

理事の確定

以下の流れで理事を確定します。

  • 応募者なしの場合
    • 新規の理事なし
  • 応募申込者が定員を超えていない場合
    • 申込内容を既存理事全員で議論
    • 2人以上の反対の場合は、却下
    • 1人の反対の場合は、代表理事が判断
    • 反対がなければ、確定
  • 応募申込者が定員を超えている場合
    • 申込内容を既存理事全員で議論
    • 既存理事が応募申込者のいずれか1名に投票し順位を付ける。順位がつかない場合は代表理事が1名づつ除外し更に順位付けを行う。
    • 定員内に申込者を絞った後、「応募申込者が定員を超えていない場合」の手順に沿って確定又は却下を決める

理事に決定

  • 上記の確定をもとに、2022年2月の社員総会の議案にする
  • 社員総会の決議により、理事を決定する(再任理事も含めて)

2021-12-20

PyCon JP TV #11 「EuroPython 2019」を配信しました。次回 #12 は1月14日(金)テーマは「Pythonコミュニティ2021重大ニュースと2022の展望」

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。 

PyCon JP TV #11を配信したのでその報告と、次回#12の予告です。

PyCon JP TV #11

前回のPyCon JP TVは「EuroPython 2019」と題して12月3日(金)に配信しました。視聴してくくれたみなさん、リアルタイムでコメントなどいただいたみなさんありがとうございました。

見て面白かったら高評価してくれたり、チャンネル登録してくれるとうれしいです。

というわけで動画はこちらです。(インデックスも入っています)

 


また、各種関連情報へのリンクなどは、以下のPyCon JP TVのサイトで確認できます。

PythonニュースではPyCon JP 2021の動画公開、Python Boot Camp in 山口、一般社団法人PyCon JP Association運営会議 #49、PyCon Kyushu 2022 Kumamoto、PyCon US 2022のトーク募集について紹介しました。

ついにPython Boot Campが久しぶりにリアル開催できる前日でした。

メイントーク: EuroPython 2019

配信の様子(EuroPython 2019のWebサイト)

 

メイントークでは2019年7月に開催されたEuroPython 2019について紹介しました。パーソナリティーのtakanoryが初めて参加したEuroPython(ヨーロッパ全体のPythonイベント)です。現地の様子や面白かったトークの紹介、日本から参加したスピーカーのLTの様子などを紹介しました。

見てみた感想やご意見があれば、ぜひTwitter(ハッシュタグ #pyconjptv)やお便りコーナーなどでフィードバックをもらえるとうれしいです。

PyCon JP TV #12 予告

次回PyCon JP TV #12は来年2022年1月14日(金) 20:00から配信予定です。いつもより開始時間が30分遅いのでご注意ください。

メイントークは「Pythonコミュニティ2021重大ニュースと2022の展望」と題して、日本のさまざまなPythonコミュニティの2021/2022の情報を紹介しつつ、そこをネタにトークしようと思っています。

別途、各コミュニティから情報のタレコミ募集をするので、ご協力をお願いします(ぺこり


 

今年も一年なんとか月一回配信ができました。来年も引きつづきPyCon JP TVをよろしくお願いします。

2021-12-14

CfP採択のお知らせ - PyCon Kyushu 2022 Kumamoto

  PyCon Kyushu 2022 Kumamoto の座長の清田です。


先日、CfPの採択を実施し、トークが決定しました!!!

初学者から中級向け、ジェネラルなトークから専門的な内容まで、Pythonという言語の可能性だったり、世界観がよくわかるトーク(講演)となっています!

発表者も、地元熊本や九州界隈、さらに、全国から他方で活躍している現役のエンジニアが集合するイベントになりそうです!

楽しみですね☆

是非、いろいろな方に参加してもらいたいので、
熊本に来なはりまっせ!(熊本弁で、熊本にきてね!という意味)

トークは、下記のページより確認できます!

合わせて、チケットの販売も開始したので、是非、参加登録お願いします!


以下、今回採択されたCfPのスピーカーとタイトルとスピーカー関するリンクの一覧です。
トークの順番は、当日のプログラム(RoomB-RoomD)順です。


静的コード解析から見出す一人前Pythonistaへの道
Yuki Takino
新卒で地元製本工場に入社。 システム営業としてBtoC事業の開発やカスタマーに従事し 時には自ら身体を貼りマスコットキャラクターとして活動することで、業界に今まで無かった風を吹かせ話題を作ることに成功したが、 運営が進むにつれ保守開発がメインとなってきてしまっていたことから、新しい技術を習得するために転職を決意。 2016年6月から地元SIerで働き始め、プロに囲まれた切磋琢磨の環境で自分が所詮井の中の蛙であった事を悟り、修行に入る。 学生時代から「多機能君」と呼ばれていた幅広さを、広く浅くな器用貧乏で終わらせず業務レベルに持っていき名を残すために奮闘している。


async await の向こう側
Atsushi Odagiri 
著書:パーフェクトPython


Cloud DataFlow / Pythonで 大規模データ処理
Masato Nakamura
I am a developer in Japan. I use Python and Scala/Java at work. A recent hobby is to rewrite Python 2 code to Python 3.


Introduction to Structural Pattern Matching
Takanori Suzuki
Takanori(@takanory)はPyCon JP Associationの副代表理事です。 また、BeProud Inc.の役員/Python Climberです。 2014年-2016年のPyCon JP座長でした。 Python Boot Campで、日本中のPython初心者にプログラミングを教えています。 Python書籍.を執筆、翻訳、監修しています。 趣味はトランペットとボルダリング、好きなのはフェレット、ビールとレゴ。


PythonでgRPC入門 web chatを実装してみるハンズオン
Nishida
nishida / 西田 吉克(にしだ よしかつ) 島根県松江市出身。 松江高専卒業後、山口大学工学部に編入し、現在4年生。 高専時代はNHK高専ロボコンに参加しハードウェア設計/加工、チームリーダーを担当。 大学編入後、複数のベンチャー企業で学生エンジニアとしてインターン/アルバイト等に従事し、Webフロントエンド、サーバーサイド問わず実装している。 2020年3月に、東京都のOSSを利用した山口県版コロナサイトを立ち上げ、2021年4月にCode for Yamaguchiを設立。 現在は、起業準備中で様々なビジネスコンテストやピッチに参加している。


Python環境の今 2022
Manabu TERADA
Manabu is the founder and CEO of CMS Communications Inc., a Tokyo-based professional Plone and Python development company.Manabu has contributed east Asian language functions to Plone. He has been Board chair of PyCon Japan and is a core member of the Japan Plone Users Group. He was Guest Associate Professor of Hitotsubashi University in 2011, and he became a PSF Contributing member in September 2017.
https://twitter.com/terapyon


クールなデータアプリが作れるWebフレームワーク Dash と Streamlit をもっと理解しよう
malo 21st(田中丸 祐治)
malo21st / 田中丸 祐治(たなかまる ゆうじ) 佐賀県 伊万里市 出身。 去年7月にサラリーマン生活を早期リタイアして、フリーランスのエンジニアをやってます。 スタートアップや小規模事業者の方のお手伝いができたらと地元佐賀で日々精進してますので、お気軽にご相談んください。


CPythonのソースを読んでみよう
Akira Nonaka
XOXZO Engineer A Flying Python programmer A weekend Rugby player


print("Hello World")を実行する- Pythonコードからスタック型仮想マシンまで -
ローランド リチャード
2014年慶應義塾大学SFC環境情報学部を卒業。卒業論文にブロックチェーンとP2Pネットワークを用いたデータの半永久的保存方法を考案する。 ソフトバンクでブロックチェーン事業に従事し、現在は暗号資産交換所のOKCoinJapanに勤務。


FHIR on Python
山ノ内 祥訓
熊本の某SIerで医療情報システムの導入及び開発を10年ぐらいやっていました。 現在は熊本大学病院で臨床研究データに関する設計及び開発と運用をやりつつ、医療情報学分野の研究を行っています。


「視線」を科学する。- MediaPipeを用いた視線計測の手法について -
廣津留 慶人
私は大学で古典統計学を勉強し、就職後は企業にて機械学習手法を取り入れたシステムの開発経験があるエンジニアです。 古来統計学ではR言語が主流として扱われていましたが、機械学習分野の発展とともにPython言語派閥へと日々軸足を移しています。 日常業務ではC#やJavascriptなどを用いてシステム開発をおこなっていますが、将来的にはPythonを侵食させていければと思っています。
https://twitter.com/kou841


文に立ち返ってPython再入門
nikkie
In 2016, started a career as a software engineer
In 2017 Autumn, started Python as a hobby
from 2019, engaged in Natural Language Processing at Uzabase, inc. Tokyo, Japan
PyCon JP 2019, 2020 staff
translate Django Girls Tutorial into Japanese

Presentation in past conference
2019/05 Django Congress 2019 (45min) Django Girls Blogのネクストステップ (YouTube)
2019/09 PyCon JP 2019 (15min) Anaconda環境運用TIPS (YouTube)
2020/02 PyCon mini Shizuoka (30min) Djangoで始めるWeb開発の世界


それでは、みなさん熊本の地でお会いしましょう!

2021-11-30

PyCon JP TV #10 「PyCon JP 2021振り返り」を配信しました。次回 #11 は12月3日(金)テーマはEuroPython 2019

 

鈴木たかのり@PyCon JP Associationです。 

PyCon JP TV #10

前回のPyCon JP TVは「PyCon JP 2021 振り返り」と題して11月5日(金)に配信しました。視聴してくくれたみなさん、リアルタイムでコメントなどいただいたみなさんありがとうございました。

見て面白かったら高評価してくれたり、チャンネル登録してくれるとうれしいです。

というわけで動画はこちらです。(インデックスも入っています)


 

また、各種関連情報へのリンクなどは、以下のPyCon JP TVのサイトで確認できます。

PythonニュースではPython 3.10.0がリリースされたこと、PyCon mini Shizuokaのトーク確定、PyCon APAC 2021の開催、Python Boot Camp in 山口の開催、PyCon Kyushu 2020 Kumamotoのトーク募集について紹介しました。

いろいろリアルなイベントが開催できるようになってきて、うれしいです。

配信の様子(写真は1日目のキーノート)
 

メイントーク: PyCon JP 2021振り返り

メイントークでは配信日の3週間前に開催されたばかりの、PyCon JP 2021について紹介しました。このイベントはオンラインとオンサイトのハイブリッドで開催されており、パーソナリティーの2人もオンサイト参加してきました。現地開催やオンライン開催様子や裏側、現地の参加者インタビューの動画などをお届けしました。

見てみた感想やご意見があれば、ぜひTwitter(ハッシュタグ #pyconjp)やお便りコーナーなどでフィードバックをもらえるとうれしいです。

PyCon JP TV #11 予告

次回PyCon JP TV #11は12月3日(金) 19:30から配信予定です。

メイントークは「EuroPython 2019」です。あまり日本に情報が入ってこないEuroPython(Euro PyConではありません)。2019年7月8日-14日にスイスのバーゼルで開催されたEruoPythonの様子をお伝えしたいと思います。

では、今週金曜日のPyCon JP TVでお会いしましょう〜

PyCon JP 2021 Web担当振り返り[実装 デプロイ]

 PyCon JP 2021スタッフの中村です。

今回はPyCon JP 2021のWebサイトとその周辺についてお伝えします。

PyCon JP 2021のWebサイトについて


PyCon JPではカンファレンスの情報発信のため、毎年公式Webサイトを制作して公開しています。
PyCon JP 2021ではティザーサイトと本番サイトの2つを公開しました。





これらのサイトはボランティアスタッフ内から立候補したWeb担当(昨年はシステムチーム)がモック作成、デザイン作成、実装、デプロイまでを全て行っていました。
この記事ではこれらのサイトの実装、デプロイ周りについてご紹介します。

フロントエンド実装について

フロントエンドの主な技術スタックは昨年同様以下の通りです。

  • Nuxt.js(axios, i18n, content)
  • Tailwind CSS
ソースはGitHub上のpublicなリポジトリで管理していました。

PyCon JP 2021のウェブサイトはSSRを使用せず、デプロイ時に静的サイトとして生成してから公開しています。
以下のコンテンツはデプロイ時に外部のAPIから必要な情報を全て取得してnuxt/contentを使って静的サイトに埋め込んで公開しています。

  • トップページのNews欄
  • タイムテーブルのセッション情報

デプロイについて

デプロイ周りの主な技術スタックは以下の通りです。
昨年は開発環境はsurge, 本番環境はAWS Amplifyを使用していましたが今年は本番環境、ステージング環境、開発環境の3環境全てでAWS Amplifyを使用していました。
3つの環境へはそれぞれGitHub上のmaster, staging, developブランチへのマージをトリガーとしてGitHub Actionsを用いて自動でAWS Amplifyのデプロイ処理が実行されるようになっています。

今年のWeb担当スタッフは最初から最後まで一度もオンサイトで集まることはなく、完全にリモートでの作業でしたが、開発環境のデプロイが自動化されていたことで「修正したので確認お願いします」といったやりとりが非常にスムーズに行えていたと思います。

デプロイ時には静的ファイルに埋め込むためのデータを取得するため、トップページのNews欄はPyCon JP Blog(このブログ)のRSS、タイムテーブルのセッション情報はsessionzeのAPIからそれぞれ情報を取得しています。
sessionzeのAPIから取得した情報をタイムテーブルの表示に使いやすいフォーマットにするためにはやや複雑なデータの加工が必要であったため、このデータの加工にはPythonを用いています。

この仕様はデプロイ時にのみ外部からデータを取得するため、どれだけサイトのアクセス数が増加しても外部のAPIが呼ばれる回数は増加しないメリットはありますが、その反面デプロイしない限りサイトのコンテンツが更新されないというデメリットもあります。
そこで、あらかじめ本番環境のAWS Amplifyにはデプロイ用のwebhookを用意し、Amazon EventBridgeからAWS Lambdaの関数を毎日決まった時刻に呼び出すようにセットし、このLambda関数がAWS Amplifyのデプロイ用webhookにリクエストを送信することで本番環境を定期的に更新するようにしていました。


昨年度までと比べるとコンテンツを絞った内容になりましたが、カンファレンスの情報発信という役割を果たすことができるWebサイトをリリースし、安定して運用できました。

2021-11-25

「Python Charity Talks in Japan 2021.09」寄付金の送金が完了しました

こんにちは。「Python Charity Talks in Japan 2021.09」スタッフの稲森です。

先日9月11日に行われた「Python Charity Talks in Japan 2021.09」の寄付金の送金が完了しました!

寄付金額の内訳は以下のとおりです。
  • 送金金額: 450,000円
  • 現地送金額: $3,914.41

 

 

みなさんのおかげでPSFに大きな貢献をすることができました。
2021年11月24日現在でPyConJP Associationは6番目にランクインされています。これもひとえにPyConJP Associationの活動に参加・支援して下さっている皆様のおかげです。
大変ありがとうございました!

PSFの活動内容は以下のサイト・Twitterで告知しています。ぜひチェックして、今後もPSFに注目してください!

また、「Python Charity Talks in Japan 2021.09」で発表して下さった全国のPythonコミュニティの方々にも改めて御礼申し上げます。