地震後、街はひとまず機能し始めていますが、見渡すと倒壊した建物が無残な姿で残っています。ブルーシート屋根もまだまだ多く、復興までの道のりの長さを感じています。
そんな中、熊本地震から約5ヶ月後ですが、何とかPython Boot Campを開催することができました!
開催するきっかけとなったのは、PyCon JPのPython Boot Campプログラムです。
やると決めてから、人が集まるか不安でしたが、誰かが手を上げないと進まないなという思いで、応募をしました。
まず、応募から開催までについてです。
PyCon JPのPython Boot Campプロジェクトメーンバーがある程度様式(フォーマット)を準備していたので、その様式に従って現地スタッフとして準備を進めました。
開催まで行うと良いことが綺麗に整理されていて、GoogleのSpreadsheetでその管理を行い進行しました。
最初に現地スタッフが行うことは、会場を押さえ日程を確定することです。その後、PyCon JP関連各種イベントで使っているConnpassにイベントの登録を行います。Connpassのイベント登録は、ひな型が用意されていて、それが使えるのでとても助かりました。
ひな型で、作成したイベントが以下になります。
Python Boot Camp in 熊本 Connpass
その後、PyCon JPのブログやSNSのアカウントや関係者のシェアーや口コミで、イベントのお知らせを行い、参加者を募りました。
フリーのイベントにするとキャンセル率も高くなり、参加人数の把握が大変になるという考えから、有料イベントとして開催しました。
イベントのページにもあるように、一般、学生、TA、現地スタッフ枠を作り、募りました。熊本では、最終的に、一般 3、学生 5、TA 2、現地スタッフ 1と、チューター1の合計12名で開催することになりました。
開催前に一度だけ、onlineミーティングを1時間程度行いました。ミーティングの内容は、課題の洗い出しと予定と進捗の確認と共有でした。
--- そして、当日。
熊本未来会議室の大会議室で開催しました。
当日は、11:00にTAとチュータと現地スタッフで顔合わせ行い、当日の進め方などの確認を行いました。
チュータの寺田さん(中)とTAの本山さん(左)と森下さん(右)
進め方として確認したことは、Connpassで聞いたアンンケートをベースに、初めて、少しやったことがある、時々やったことがある島を作ろう、だったり、1日の流れ確認をしました。
打ち合わせは、30程度で済ませ、11:30から簡単な昼食(ラーメンを食べました!)をとり、12:00から会議室を借りていたので、12:00-12:45の間にテーブルやプロジェクターやホワイトボーどのセッティングを行いました。
ホワイトボードに当日の流れと、Wifiの情報やPyCon JP Fellowのことなどのお知らせを書いておきました。
12:45ごろから参加者がぼちぼち集まってきました。時間通り集まったので、13:00きっかりにスタートしました。スタート前の間には、Pythonの実行環境が予定と違うとチュートリアルの進行が遅れることが予想されたので、13:00スタート前に、Pythonの実行環境の確認を行いました。
--- Boot Camp 開始です!
まず、私から当日の流れの説明を行い、チューターとTAの方に簡単な自己紹介をお願いしました。そして、参加者にも名前と所属などの簡単な自己紹介をしてもらいました。
準備されているチュートリアルのテキストをベースに、解説と実演と演習を織り交ぜながら、Pythonの基礎について学習しました。寺田さんの説明もとてもわかりやすかったです。
途中、区切りの良いところで、短い休憩を1回と長めの休憩を1回とりました。
長めの休憩の時は、簡単なスナックを用意し、糖分の補給に努めました。
(頭使いますからね。。。)
今回のチュートリアルの構成は、前半はPythonの基礎、後半は応用演習を行いました。
--- そして、17:00に終了。あっという間の5時間でした。
終了後は、17:30から懇親会を行いました。
いろいろな分野の方とPyConJPの話や各々の話や熊本でのコミュニティーどうする?などいろいろな話をして盛り上がりました。
幸か不幸か、一般社団法人のPyCon JPの代表理事の熱々の寺田さんをチューターとして迎え入れることができ、また、その向かいにTAで活躍して頂いた、熱々の森下さんその横に本山さんが座ったこともあり、(ちなみに、森下さんは、今年のPyCon JP 2016に熊本から参加するとのことです)PyCon JP mini話も盛り上がりました。
懇親会も二次会と盛り上がりました!
(酔っ払っていたので、写真を撮るの忘れちゃいました。。。。)
--- まとめ
私自身、普段は東京にいることが多く、現地にいないので、会場下見ができていないけど大丈夫かななど、不安なこともありましたが、PyCon JP Boot Campスタッフの方、寺田さん、TAの本山さんと森下さんなどに支えてもらい無事、Python Boot Camp in 熊本を終えることができました。
感謝感謝です。
引き続き、熊本のPythonコミュニティーの活動が活発になっていけるような関わりを私自身模索していきたいと強く思いました。そして、他の都道府県でも、是非、Python Boot Campを開催してもらいたなと思いました。
最後に、PyCon JP 2016に参加される方、森下さんをPyCon JPのイベントで見かけたら、是非、声をかけてください!
以上、清田でした。