いまのPythonを映す、2つのキーノート
2025年9月、広島で開催される PyCon JP 2025。
26日と27日のそれぞれのカンファレンス最終セッションを飾るのは、Pythonコミュニティに大きな影響を与えてきた二人のキーノートスピーカーです。
9/27 Sat 17:55-18:00: 大塚あみ 氏(エンジニア・研究者・作家、「#100日チャレンジ」著者)
それぞれが「Pythonのいま」を体現する存在として選ばれました。
Sebastián Ramírez 氏:FastAPIとオープンソースの哲学
世界中の開発者が愛用する次世代Webフレームワーク FastAPI の作者、Sebastián Ramírez 氏。
彼の講演「Behind the scenes of FastAPI and friends for developers and builders」では、FastAPIの成長と OpenAI や CERN などによる採用事例 が紹介されるだけでなく、その背景にある「シンプルさ」「ユーザー体験の重視」「問題解決を最優先にする姿勢」といった開発哲学が語られます。
さらに、オープンソース運営を通じて得られた知見──
- 読みやすく役立つドキュメントの書き方
- 複雑性を避ける工夫
- 健全なコミュニティ文化の守り方
- 持続可能な開発のあり方
大塚あみ 氏:生成AI時代の学び方・働き方を切り拓く
もう一人のキーノートは、生成AIとともに成長を続ける 大塚あみ 氏。
大学生時代に取り組んだ「100日間で100本のゲームやツールをつくる」という挑戦は、彼女を一躍注目の存在に押し上げました。
しかし、大塚さんの物語はそこで終わりではありません。今なお進化を続ける中で、彼女が示しているのは「生成AI時代に、私たちはどう学び、どう働くのか」という問いへのリアルな答えです。
今回のトーク「プログラミングの未来を駆ける! 〜2年間の挑戦が見せてくれた、プログラミングのこれから〜」では、
- 生成AIと共に学ぶ新しいスタイル
- 技術変化の中でキャリアや働き方をどう柔軟に変えていくか
- これからの時代を力強く生き抜くためのヒント
といった視点が語られる予定です。
大塚さんはその先駆者として、自らの経験から未来の学び方・働き方を共有してくれるでしょう。
参加者一人ひとりが、自分の歩みを見つめ直し、次の一歩を踏み出すための大きな刺激を受けられるはずです。
広島で見つける、自分の「Pythonのピース」
PyCon JP 2025 のテーマは 「あつまれPythonのピース」。
- 新しいOSSの哲学に触れる人
- AI世代の挑戦に刺激を受ける人
- 初めてPythonに触れる人
- すでにPythonを深く使いこなしている人
すべての参加者が、自分の「Pythonのピース」を見つけ、持ち帰ることができるはずです。
そして、あなた自身の「Pythonの未来」を描いてみませんか?
👉 PyCon JP 2025 開催概要
- 日程: 2025年9月26日(金)・27日(土)(28日はスプリント)
- 会場: 広島国際会議場
チケット販売中!
PyCon JP 2025 の参加チケットは現在販売中です。
スプリント(9/28)にも参加しませんか?
カンファレンスの翌日には、広島国際会議場で スプリント を開催します。
開発者同士が直接集まり、短時間で一気にプロジェクトを進める貴重な機会です。
初心者から経験豊富な方まで歓迎しますので、ぜひご参加ください!

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