PyCon mini Hiroshima 2019 座長の西本(@nishimotz)です。
2019年10月12日に PyCon mini Hiroshima 2019 を開催しました。
公式サイト
スケジュール
台風19号の影響で、予定より遅れて10時20分の開始となりました。
登壇者の遅刻や欠席を懸念したのですが、全員にお越しいただくことができ、ほぼ予定通りの内容で18時に終了しました。
最終的に70人にご来場いただきました。懇親会の参加者は40人でした。
アンケートによると全体の2割くらいが広島県外からの参加者だったようです。
イベント翌日には、今年も何人かの方と「酒まつり」の酒蔵巡りを楽しみました。
会計報告は準備中です。後日、公式サイトにて行います。
ライブ配信は告知していませんでしたが、スタッフの個人的な機材とアカウントで実験的に配信を行いました。
午前
午後
後日、整理して公式サイトからリンクをする予定です。
ransui さんの講演「ゲームとインタプリタ -DSL作成の愉しみ-」は、PyCon JP でおなじみ「明日の仕事に役立たない」という前置きながら、エンジニアとしてのスキルをもっと高めたいと感じた1時間でした。
ゲームの本質はロジック、ロジック記述には DSL (domain-specific language) が有効、インタプリタを実装するなら LISP がお手軽、じゃあ LISP インタプリタを実装してみよう。ゲームとDSLの開発はスキルアップに最適!
主役のはずだった Python は単なる手段になってしまい、気づいたら私たちはもっと大事なことを考えさせられていました。
言語処理系の仕組み、ゲームの開発技法の歴史、などなど、途中で出てきた話題も幅広く、それらが無駄なく結末に繋がっていく構成も、満足度の高いものでした。
参加者からのアンケートで「よかった」という票が多かった(基調講演以外の)トークを、いくつかご報告します。
広島県府中市の家具メーカーが 3D CAD ソフトの Python プラグイン機能や Excel を活用して「書ける一行から書き続けて出来た事」のご紹介でした。
設計の自動化で会社の赤字を解消した、という経営面の成果、そして「Python は勉強せずに書き始めることができて簡単」という率直なご感想。
強く聴衆の印象に残るお話でした。
「アルゴレイヴ」とは「アルゴリズム+レイヴ」。「レイヴ」とはダンス音楽あるいはそのイベント。FoxDot というツールで Python から音と映像を操るライブコーディングの紹介と実演でした。
インタラクティブなデータ分析が得意な Python のポテンシャルは、音楽やアートの世界にも広がっていきそうです。
「こんな世界あるのか」「知らなかったけど面白い」など、多くの人が新鮮に感じていました。
【参考】
PyCon JP 2019 でも FoxDot のセッションがありました。
Pythonでライブをしよう!FoxDotを使った新時代のPython活用法
コードが GitHub で公開されました
講演者によるブログ
帰ってきた「野球の人」。今回は野球の選手の話ではなく球団や球場のお話で、「メジャーリーグの年間移動距離と勝率に関連性があるか」など、わかりやすい仮説を実際に検証していただきながら、統計や地理情報の分析に役立つ Python のツールも紹介していただき、さらに「シンプルに楽しく野生の研究をしよう」というメッセージも込めていただきました。
ブログでご報告いただきました
ノベルティグッズとして、チョコレート、キーホルダー、ステッカーを配布しました。
今年 PyCon JP では「地域コミュニティ交流ミートアップ」が開催され、PyCon mini を広島で4回やってきたことが、「すごいですね」「ノウハウを知りたいです」と言われるようになりました。
ウェブサイト構築については私のブログに書きましたが、アクセシビリティの配慮など、いろいろな経験ができました。
PyCon mini Hiroshima 2019 のサイト制作
東京の Python コミュニティとのつながりを広島に作りたい、という気持ちで立ち上げた活動が、東京など広島県外から講演にきてくださる皆様、企業パトロンや個人パトロンの皆様、参加者の皆様に支えられて、ちょっとずつ進歩してきました。
今回、私が会場担当として無理なく開催できるようにと考えた結果、広島市立大学の施設をお借りしました。
共催としてご協力いただいた広島市立大学の関係者の皆様、ありがとうございました。
毎月の「すごい広島 with Python」というコミュニティ活動を母体に、広島で一緒に Python イベントをやろうというスタッフが今年も集まり、イベントを開催できました。
すごい広島
地方で PyCon mini イベントを開催する楽しみの一つは、続けているうちに素晴らしいチームができること、だと感じています。
PyCon mini Hiroshima 2019 チーム
このチームの皆さんが「次にやりたいこと」と向き合いつつ、東京以外のコミュニティとの交流も、もっと広げたいと思います。
2019年10月12日に PyCon mini Hiroshima 2019 を開催しました。
公式サイト
PyCon mini Hiroshima 2019 集合写真 |
スケジュール
概要
台風19号の影響で、予定より遅れて10時20分の開始となりました。
登壇者の遅刻や欠席を懸念したのですが、全員にお越しいただくことができ、ほぼ予定通りの内容で18時に終了しました。
最終的に70人にご来場いただきました。懇親会の参加者は40人でした。
アンケートによると全体の2割くらいが広島県外からの参加者だったようです。
イベント翌日には、今年も何人かの方と「酒まつり」の酒蔵巡りを楽しみました。
会計報告は準備中です。後日、公式サイトにて行います。
ライブ配信と録画
ライブ配信は告知していませんでしたが、スタッフの個人的な機材とアカウントで実験的に配信を行いました。
午前
午後
後日、整理して公式サイトからリンクをする予定です。
基調講演
ransui さんの講演「ゲームとインタプリタ -DSL作成の愉しみ-」は、PyCon JP でおなじみ「明日の仕事に役立たない」という前置きながら、エンジニアとしてのスキルをもっと高めたいと感じた1時間でした。
ゲームの本質はロジック、ロジック記述には DSL (domain-specific language) が有効、インタプリタを実装するなら LISP がお手軽、じゃあ LISP インタプリタを実装してみよう。ゲームとDSLの開発はスキルアップに最適!
主役のはずだった Python は単なる手段になってしまい、気づいたら私たちはもっと大事なことを考えさせられていました。
言語処理系の仕組み、ゲームの開発技法の歴史、などなど、途中で出てきた話題も幅広く、それらが無駄なく結末に繋がっていく構成も、満足度の高いものでした。
セッションの一部をご紹介
参加者からのアンケートで「よかった」という票が多かった(基調講演以外の)トークを、いくつかご報告します。
ノンプログラマーでも作れる3D図面自動設計
広島県府中市の家具メーカーが 3D CAD ソフトの Python プラグイン機能や Excel を活用して「書ける一行から書き続けて出来た事」のご紹介でした。
設計の自動化で会社の赤字を解消した、という経営面の成果、そして「Python は勉強せずに書き始めることができて簡単」という率直なご感想。
強く聴衆の印象に残るお話でした。
Pythonでアルゴレイヴの世界に足を踏み入れる
「アルゴレイヴ」とは「アルゴリズム+レイヴ」。「レイヴ」とはダンス音楽あるいはそのイベント。FoxDot というツールで Python から音と映像を操るライブコーディングの紹介と実演でした。
インタラクティブなデータ分析が得意な Python のポテンシャルは、音楽やアートの世界にも広がっていきそうです。
「こんな世界あるのか」「知らなかったけど面白い」など、多くの人が新鮮に感じていました。
【参考】
PyCon JP 2019 でも FoxDot のセッションがありました。
Pythonでライブをしよう!FoxDotを使った新時代のPython活用法
コードが GitHub で公開されました
講演者によるブログ
2020年スポーツの旅 - Pythonではじめるデータ分析×GISプログラミング⚾
帰ってきた「野球の人」。今回は野球の選手の話ではなく球団や球場のお話で、「メジャーリーグの年間移動距離と勝率に関連性があるか」など、わかりやすい仮説を実際に検証していただきながら、統計や地理情報の分析に役立つ Python のツールも紹介していただき、さらに「シンプルに楽しく野生の研究をしよう」というメッセージも込めていただきました。
ブログでご報告いただきました
ノベルティグッズ
ノベルティグッズとして、チョコレート、キーホルダー、ステッカーを配布しました。
チョコレート
PyCon mini Hiroshima 2019 のノベルティ紹介です。まずはPythonと当イベントロゴのチロルチョコから #PyConHiro pic.twitter.com/JExqJ6WSrX— PyCon mini Hiroshima (@PyConHiro) October 12, 2019
キーホルダー
PyCon mini Hiroshima 2019 のノベルティその② イベントロゴのキーホルダーです。 #PyConHiro pic.twitter.com/4M4mECG6BI— PyCon mini Hiroshima (@PyConHiro) October 12, 2019
ステッカーと付箋
PyCon mini Hiroshima 2019 のノベルティその③ イベントステッカーとPythonの公式ロゴステッカー、企業パトロンのDreamArts様からCelloステッカーをいただきました! #PyConHiro pic.twitter.com/M9Xh2kSLZM— PyCon mini Hiroshima (@PyConHiro) October 12, 2019
PyCon mini Hiroshima 2019のノベルティその④ 企業パトロンのガイアックス様からユーザーストーリー付箋をいただきました。— PyCon mini Hiroshima (@PyConHiro) October 12, 2019
現場での見積もりにぜひ活かしてみてください! #PyConHiro pic.twitter.com/3GNgSFH9gg
広島で4回開催してみて
今年 PyCon JP では「地域コミュニティ交流ミートアップ」が開催され、PyCon mini を広島で4回やってきたことが、「すごいですね」「ノウハウを知りたいです」と言われるようになりました。
ウェブサイト構築については私のブログに書きましたが、アクセシビリティの配慮など、いろいろな経験ができました。
PyCon mini Hiroshima 2019 のサイト制作
東京の Python コミュニティとのつながりを広島に作りたい、という気持ちで立ち上げた活動が、東京など広島県外から講演にきてくださる皆様、企業パトロンや個人パトロンの皆様、参加者の皆様に支えられて、ちょっとずつ進歩してきました。
今回、私が会場担当として無理なく開催できるようにと考えた結果、広島市立大学の施設をお借りしました。
共催としてご協力いただいた広島市立大学の関係者の皆様、ありがとうございました。
毎月の「すごい広島 with Python」というコミュニティ活動を母体に、広島で一緒に Python イベントをやろうというスタッフが今年も集まり、イベントを開催できました。
すごい広島
地方で PyCon mini イベントを開催する楽しみの一つは、続けているうちに素晴らしいチームができること、だと感じています。
PyCon mini Hiroshima 2019 チーム
このチームの皆さんが「次にやりたいこと」と向き合いつつ、東京以外のコミュニティとの交流も、もっと広げたいと思います。
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