2017-08-01

一般社団法人PyCon JP って何やってるの? 運営会議の様子紹介

一般社団法人 PyCon JP って何やってるの?PyCon JPのカンファレンスと違うの?ということで、一般社団法人(一社)がやっていることを紹介したいと思います。
定期的に開催している運営ミーティングの様子を通して、だれがこのミーティングに参加しているのか、普段どんな活動をしているのか、見てみましょう。

今日は、運営会議の開始前に資材整理をやりました。
資材は、電源タップ、養生テープ、模造紙、バナーを自立させるスタンドなどなど、様々なものがあります。これらは、必要に応じて PyCon JP 2017 や、PyCon mini <地域>、といったイベントで使います。毎年行われているPyCon JPイベントの都度、必要最小限で資材を購入して来ましたが、一社設立から4年でかなりの量になってきました。


こういった資材管理も一社PyCon JPの作業の一つです。イベント毎にメンバーが集まって解散していくイベントチーム(と呼んでます)とは異なり、年を超えて維持していく必要があることをやるのが、一社PyCon JPの役割の一つです。

維持していくことの中には、前年までに協賛いただいたスポンサーさんからの収入なども含まれます。つまりお金ですね。一社設立前は、だれかの銀行口座を間借りしてそこに、翌年まで繰り越したいイベント用のお金を預かってもらっていました。PyCon JPを始めた初期の頃(2011年頃)ならともかく、現在では数百万円のお金を毎年繰り越しています(決算報告 を見るとお金の動きが公開されていますよ)。個人に持たせるには大きなお金ですね。これが法人であれば口座を持って繰り越しが出来ます。これで、だれか個人にお金の責任を持たせずに済みますが、法人として決算したりといった会計業務が必要になります(会計担当の清水川がやってます)。

一社の運営は、理事6人で行っています。それぞれがやれることをやっていくスタイルです。運営会議は理事が2ヶ月くらいに一度集まって、それぞれの作業などの進み具合を確認したり、意見交換したり、方針を決めたりします。PyCon JP 2017 の運営はイベント運営チームに一任して干渉しない方針ですが、年次イベントを毎年無事に開催することが一社のミッションでもあるので、万一に備えての現状の共有は行いました。また、来年の会場候補については一社の担当ということで意見交換を行いました。他にも色々ありますが、Python Boot Camp の次の開催地について、地域PyConや地域イベントへの支援、PyCon APACへの支援、PyCon APAC 2018の開催地の話、などの情報共有を行いました。

運営会議#20 の様子(理事6名(リモート2名), ゲスト1名)

運営会議の議事録は一社のサイト(www.pycon.jp)で公開されています。
また、運営会議への参加は、理事でなくてもだれでもできるオブザーバー枠を用意しています。今回の運営会議#21 も公開イベントとして https://pyconjp-staff.connpass.com/event/59450/ で募集していました(残念ながら今回はオブザーバー 0人でした)。


次回の運営会議 #22 は、PyCon JP 2017 のイベント会場内で開催します!イベント内のオープンスペースを間借りして開催するので、興味のある方はぜひ参加してみてください!この「オープンスペースで運営会議開催」はここ何年か毎年やっていますが、イベントの一般参加者やスピーカー、海外PyConの座長などが参加することもあり、色々な議論や提案が行われています。「日本から海外PyConへツアーを組んで行こう企画」もこの場で意見交換などがあって実現されていたりします。ぜひ参加して、ご意見、提案など、意見交換しましょう!この会の参加も自由です。タイムテーブルを見て、直接現地に来て下さい。

PyCon JP 2015 のオープンスペースで開催した運営会議の様子

書いた人: 一般社団法人 PyCon JP 理事(会計担当) 清水川

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